DeskSet などの XView のアプリケーションから、いろいろな種類の日本語フォントを指定して使用できます。たとえば、大きさ 24 のゴシック体ボールドのフォントを使用するには、次のように指定します。
sun% shelltool -Wt gotb-24 |
got はゴシック、b はボールド、数字は大きさをそれぞれ表します。また、明朝は min、ミディアムは m を表わすので、組み合わせて使用できます。特に指定がない場合には、デフォルトのフォントとして gotm-14 が使用されます。
次に、XView アプリケーション起動時にコマンドオプションとして指定できるフォントをまとめます。
表 10-1 XView のコマンドオプションフォント
gotb-12、14、16、20、24 |
gotm-12、14、16、20、24 |
minb-12、14、16、20、24 |
minm-12、14、16、20、24 |
minm-12、14、16、20、24 |
OLIT ツールキットを使用したアプリケーションを起動すると、デフォルトフォントとして各 EUC コードセットに対して次のフォントが使用されます。
表 10-2 OLIT のデフォルトフォント 1
コードセット 0 |
-sun-gothic-medium-r-normal--16-140-75-75-c-70-jisx0201.1976-0 |
コードセット 1 |
-sun-gothic-medium-r-normal--16-140-75-75-c-140-jisx0208.1983-0 |
コードセット 2 |
-sun-gothic-medium-r-normal--16-140-75-75-c-70-jisx0201.1976-0 |
デフォルトフォントを変更するには、olDefaultFont や他の適切なフォントリソースに対して XLFD フォント名を直接指定してください。次に、リソースファイル内で、olDefaultFont にフォント名を設定する例を示します。
この設定により、各 EUC コードセットに対して次のフォントが使用されます。
表 10-3 OLIT のデフォルトフォント 2
コードセット 0 |
-sun-gothic-bold-r-normal--26-240-75-75-c-120-jisx0201.1976-0 |
コードセット 1 |
-sun-gothic-bold-r-normal--26-240-75-75-c-240-jisx0208.1983-0 |
コードセット 2 |
-sun-gothic-bold-r-normal--26-240-75-75-c-120-jisx0201.1976-0 |
OLIT のアプリケーション起動時にフォントを指定する場合は、フォント名として XLFD 名を使用します。次の例を参考にしてください。