ユーザーのホームディレクトリの .cshrc ファイルは、ユーザーが C シェル (csh) を起動したときに C シェルの初期化に使われます。C シェルがログインシェルとして起動されたときにも .cshrc ファイルは .login に先立って実行されます (詳細は、csh(1) を参照してください)。
set path=(/usr/xpg4/bin /usr/SUNWale/bin /usr/bin /usr/ucb .) if ($?prompt) setterm -x JapanEUC |
この例では、はじめの行でシェル変数 path に コマンド検索パスの設定だけを行なっています。この設定内容は、インストール時のパス設定、ソフトウェア製品の追加などに応じて変更が必要な場合があります。
次の行では、ロケールの設定を変えた後に C シェルが起動し直される場合などのため、"setterm -x JapanEUC" を実行しています。行の最初の if 文は、C シェルが端末以外の装置を標準入力として起動された場合に、stty が実行されてエラーメッセージが表示されるのを防ぐためのものですが、完全な解決策ではありません。