Solaris 7 ご使用にあたって (Intel 版)

日本語ロケール・日本語入力に関する注意事項とバグ情報

PCK/UTF-8 ロケールに関する注意事項

ja_JP.PCK および ja_JP.UTF-8 ロケールは、ja (EUC) ロケールとほぼ同等な機能をサポートしていますが、OpenWindows 環境 (XView、OLIT) をサポートしていないなどのいくつかの制限事項があります。

Wnn6 の同時接続クライアント数

今回のリリースで提供される Wnn6 は、最大 3 つまでのクライアント (httuum など、Wnn6 のかな漢字変換サーバーである jserver に直接接続するプログラム) の同時接続をサポートします。

追加のクライアントライセンスは、別途購入することができます。詳細は、本製品のご購入先にお問い合わせください。

ATOK8 を Solaris CDE 上で使う際、カーソルキーを使用すると入力が反映されないことがある

ATOK8 を Solaris CDE 上で使う際、独立したカーソルキー (->、<-、↑、↓) を使用すると、カーソルキー入力の一部が脱落して ATOK8 の変換操作に反映されないことがあります。

回避方法 1 : テンキー上のカーソルキーを使用してください。

回避方法 2 : テキストエディタなどで、dtwmrc ($HOME/.dt/dtwmrc) の 198 行目以下に記述されている Key Bindings Description の Root のカーソルキーに関する エントリを、次のように "#" でコメントアウトして、ワークスペースマネージャ (dtwm) を再起動するか、ログインし直してください。


#    Down     root      f.circle_down
#    Up       root      f.circle_up
#    Right    root      f.next_workspace
#    Left     root      f.prev_workspace

注 -

この設定をした場合、独立したカーソルキーで上記の dtwm の機能は利用できなくなります。


Wnn6/Htt で学習をしないように設定している場合、Wnn6/Htt が正常に起動しないことがある (バグ ID: 4175003)

ユーザーが Wnn6/Htt で学習をしないように設定し、その後ユーザーの学習辞書などが削除された場合 (たとえばシステムの再インストールを行なった場合)、Wnn6/Htt が正常に起動せず、日本語入力を行えなくなることがあります。

回避方法 : Wnn6 設定ユーティリティで学習に関する設定を初期状態に戻してログインし直すか、Wnn6/Htt を再起動してください。その後、必要であれば学習に関する設定を行なってください。