Solaris 7 ご使用にあたって (Intel 版)

Solaris 外字ツール (sdtudctool) に関するバグ情報

ja_JP.PCK および ja_JP.UTF-8 ロケールで jpostprint を利用してユーザー定義文字を印刷すると、印刷未登録文字を表す □ が印刷されてしまう (バグ ID:4177471)

回避方法 : 次のいずれかの手順にしたがってください。

ユーザー定義文字を読み込み、その一覧表を印刷した後に別のフォントファイルを読み込むと、コアダンプすることがある (バグ ID:4176705)

回避方法 : ユーザー定義文字の一覧表を印刷後に他のフォントファイルを読み込む場合は、sdtudctool を再起動してください。

インストールされているフォントを指定しても、参照表に表示できないフォントがある (バグ ID:4162315)

回避方法 : いったんフォントサイズを 14 に変更して表示してから、希望のサイズに変更してください。

アウトラインモードの編集で参照画面からコピーなどを行うと、ビットマップイメージが太くなる (バグ ID:4176763)

回避方法 : ありません。

24 ビットカラーを利用している環境では、参照画面上にイメージが正しく表示されない (バグ ID:4171690)

回避方法 : 8 ビットカラーを使用してください。

Solaris 2.6 で作成したユーザー定義文字ファイルが存在する場合、Solaris 7 で Solaris 外字ツールを起動できない (バグ ID:4178971)

Solaris 2.6 で作成したユーザー定義文字ファイルが存在する場合、Solaris 7 で Solaris 外字ツール sdtudctool を起動すると次のメッセージが表示され、「了解」ボタンをクリックすると外字ツールが終了してしまいます。


Can't migrate, because the number of bitmap or outline font files are invalid.

回避方法 : 以下の手順を実行してください。

  1. 既存のユーザー定義文字保存ディレクトリを、別ディレクトリに待避します。


    % cd ‾/.Xlocale/ja/fonts
    % mv UDC UDC-
    
  2. ログアウトし、再びログインします。

  3. Solaris 外字ツールを起動します。


    % sdtudctool
    
  4. ダミーのユーザー定義文字を 1 文字登録して保存し、外字ツールを終了します。

  5. 待避したディレクトリにある既存のユーザー定義文字フォントファイルを、新たにできたユーザー定義文字フォントファイルのディレクトリへコピーします。


    % cd ‾/.Xlocale/ja/fonts/UDC/Bitmaps
    % cp ../../UDC-/Bitmaps/*.pcf .
    % cd ‾/.Xlocale/ja/fonts/UDC/Type1
    % cp ../../UDC-/Type1/*.pfa .
    

ja 以外の日本語ロケールでユーザー定義文字を辞書に登録できない (バグ ID:4178952)

本来は sdtudctool の「ファイル」メニューから「辞書登録ツール...」を選択すると、sdtudc_register(1) が起動されてユーザー定義文字を辞書に登録することができますが、ja 以外の日本語ロケールではこの操作を行なっても辞書登録が正しく行われません。

回避方法 : ja ロケールで sdtudctool を起動して、辞書登録を行なってください。

コード体系が PCK の場合、一覧表の 11 ページ以降のコードポイントが正しくない (バグ ID:4178964)

一覧表の「表示」メニューの「コード」を PCK に切り換えた場合、11 ページ以降のコードポイントが正しく表示されません。

  一覧表での表示 正しいコードポイント
 11 ページの最初のコードポイント0xf0400xf540
 20 ページの最後のコードポイント0xf4fc0xf9fc