電源管理システム ユーザーマニュアル

システムの保存停止

保存停止・復元再開の所要時間は、通常 1 分以内です。保存停止機能は以下の方法によって起動することができます。

キーボード操作によってシステムを保存停止する
  1. 電源制御キーを押します。

    電源制御キーの位置は、図 3-6および図 3-7 を参照してください。

    図 3-6 電源制御キーの位置 - Sun タイプ 5 キーボード

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    図 3-7 電源制御キーの位置 - Sun コンパクト 1 キーボード

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    電源制御キーを押すと、図 3-8 で示すように、確認のためのウィンドウが表示されます。

    図 3-8 電源制御キーを押した場合の確認ウィンドウ

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  2. 確認ウィンドウで「保存停止」ボタンを選択します。

    「保存停止」を選択するとシステムの状態がディスクに保存されるため、後で現在のシステム環境に戻すことができます。

    「停止」を選択すると、ディスクの同期がとられニュートラル状態になり、オペレーティングシステムが停止します。この操作は shutdown (1M) コマンドを実行することと同じで、猶予期間なしにシステムの状態を状態 5 に変更します。

  3. システムの電源が切断されるのを待ちます。

  4. すべての外部装置の電源を切断します。

    外部装置には、ディスクドライブ、プリンタ、その他のシリアルまたはパラレルの周辺装置が含まれます。詳細は、それぞれの外部装置のマニュアルを参照してください。

キーボードショートカットによってシステムを即時に保存停止する
  1. Shift キーと電源制御キーを押します。

    電源制御キーの位置は、図 3-6または図 3-7 を参照してください。

  2. システムの電源が切断されるのを待ちます。

    この方法では、確認ウィンドウは表示されません。

  3. すべての外部装置の電源を切断します。

    外部装置には、外部ディスクドライブ、プリンタ、その他のシリアルまたはパラレルの周辺装置が含まれます。詳細は、それぞれの外部装置のマニュアルを参照してください。

スタンバイスイッチを使用して保存停止する

Sun Ultra 5 や Sun Ultra 10 など、一部のシステムにはシステム前面にスタンバイスイッチがあります。

  1. ウィンドウ環境でスタンバイスイッチを押します。

    ウィンドウ環境以外では、スタンバイスイッチを押すと、システムは即時に停止します。ウィンドウ環境では、以下のようなウィンドウが表示されます。

    図 3-9 スタンバイスイッチを押した場合の確認ウィンドウ

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  2. 確認ウィンドウで「保存停止」を選択します。

    「保存停止」を選択すると、システムの状態がディスクに保存されるため、後で現在のシステム環境に戻すことができます。

    「停止」を選択すると、ディスクの同期がとられニュートラル状態になり、オペレーティングシステムが停止します。この操作は shutdown(1M) コマンドを実行することと同じで、猶予期間なしにシステムを状態 5 に変更します。

    スタンバイスイッチを押した場合に表示されるウィンドウでは、「停止」がデフォルトのボタンです。電源制御キーを押した場合に表示される同様のウィンドウでは、「保存停止」がデフォルトのボタンです。

  3. システムの電源が切断されるのを待ちます。

  4. すべての外部装置の電源を切断します。

    外部装置には、外部ディスクドライブ、プリンタ、その他のシリアルまたはパラレルの周辺装置が含まれます。詳細は、それぞれの外部装置のマニュアルを参照してください。

CDE でシステムを保存停止する
  1. カーソルをワークスペースに置き、メニューボタンを押します。

    ワークスペースのメニューが表示されます。

  2. ワークスペースメニューで「システムの保存停止」を選択します。

  3. メニューオプションの「保存停止」を選択します。

    図 3-8 のような保存停止の確認ウィンドウが表示されます。

  4. 確認ウィンドウで「保存停止」を選択します。

  5. システムの電源が切断されるのを待ちます。

  6. すべての外部装置の電源を切断します。

    外部装置には、ディスクドライブ、プリンタ、その他のシリアルまたはパラレルの周辺装置が含まれます。詳細は、外部装置のマニュアルを参照してください。

OpenWindows でシステムを保存停止する
  1. カーソルをワークスペースに置き、メニューボタンを押します。

    ワークスペースメニューが表示されます。

  2. メニューボタンで「ユーティリティ」を選択します。

  3. メニューから「保存停止」を選択します。

    図 3-8 のような保存停止の確認ウィンドウが表示されます。

  4. 確認ウィンドウで「保存停止」を選択します。

  5. システムの電源が切断されるのを待ちます。

  6. すべての外部装置の電源を切断します。

    外部装置には、ディスクドライブ、プリンタ、その他のシリアルまたはパラレルの周辺装置が含まれます。詳細は、外部装置のマニュアルを参照してください。

sys-suspend コマンドによってシステムを保存停止する

注 -

OpenWindows や CDE などのウィンドウシステムを実行していなくても、sys-suspend シェルコマンドは機能します。また、スーパーユーザーとしてログインする必要もありません。


  1. プロンプトで以下のように入力します。


    example% /usr/openwin/bin/sys-suspend
    

    図 3-8 で示す保存停止の確認のためのポップアップウィンドウが表示されます。ウィンドウシステムを使用していない場合は、確認のためのポップアップウィンドウが表示されずにコマンドが実行されます。

  2. 「保存停止」をクリックします。

  3. システムの電源が切断されるのを待ちます。

  4. すべての外部装置の電源を切断します。

    外部装置には、ディスクドライブ、プリンタ、その他のシリアルまたはパラレルの周辺装置が含まれます。詳細は、それぞれの外部装置のマニュアルを参照してください。