Solaris 7 デバイスの構成 (Intel 版)

PC カードデバイス

PC カード周辺装置はホットプラグに対応しており、ソフトウェアによって自動的に構成されます。このため、PCカードデバイスは、ブートプロセス中や Solaris オペレーティング環境の実行後いつでも挿入することができます。

目的

作業内容

2 つのソケットを持つアダプタを使用するのに必要な IRQ (割り込み要求) があるかどうかを調べる 

デバイスの 2 つのソケットを両方使用するには、3 つの IRQ が必要です。アダプタ用に 1 つ、ソケットに挿入するデバイス用にそれぞれ 1 つです。 

手順例 - IRQ の割り当て

  1. リソースの使用状況を調べられるよう、フロッピーディスクドライブに Device Configuration Assistant (構成用補助) フロッピーディスクを挿入して、システムを起動します。

  2. 「Device Tasks」メニューから「View/Edit Devices」を選択して、デバイス一覧を表示し、使用中の IRQ 数を確認します。

    0 から 15 までの 16 個の IRQ があり、そのうちのいくつかはすでに割り当てが決まっています。たとえば、IRQ3 は 2 つ目のシリアルポート (COM2) 用に予約されています。

  3. システムに COM2 ポートがあっても使用していない場合は、ポートを削除して、その IRQ を PC カード用に解放します。

    1. IRQ3 を使用しているシリアルポートデバイスを選択し、「Delete Device」を選択します。

    2. 「Continue」を選択して、「Device Tasks」メニューに戻ります。

    3. 構成情報を保存します。

  4. 「Boot Solaris」メニューに進み、システムのブートに使用するデバイスを選択します。

    • CD-ROM からブートまたはインストールする場合は、「CD」を選択します。

    • 使用マシンが netinstall クライアントとして登録されていて、ネットワークを使用してブートまたはインストールする場合は、「NET」を選択します。

    • マシン内蔵のハードディスクからブートする場合は、「DISK」を選択します。

  5. Solarisソフトウェアをブートして、インストールします。