PC カード周辺装置はホットプラグに対応しており、ソフトウェアによって自動的に構成されます。このため、PCカードデバイスは、ブートプロセス中や Solaris オペレーティング環境の実行後いつでも挿入することができます。
目的 |
作業内容 |
2 つのソケットを持つアダプタを使用するのに必要な IRQ (割り込み要求) があるかどうかを調べる |
デバイスの 2 つのソケットを両方使用するには、3 つの IRQ が必要です。アダプタ用に 1 つ、ソケットに挿入するデバイス用にそれぞれ 1 つです。 |
リソースの使用状況を調べられるよう、フロッピーディスクドライブに Device Configuration Assistant (構成用補助) フロッピーディスクを挿入して、システムを起動します。
「Device Tasks」メニューから「View/Edit Devices」を選択して、デバイス一覧を表示し、使用中の IRQ 数を確認します。
0 から 15 までの 16 個の IRQ があり、そのうちのいくつかはすでに割り当てが決まっています。たとえば、IRQ3 は 2 つ目のシリアルポート (COM2) 用に予約されています。
システムに COM2 ポートがあっても使用していない場合は、ポートを削除して、その IRQ を PC カード用に解放します。
「Boot Solaris」メニューに進み、システムのブートに使用するデバイスを選択します。
CD-ROM からブートまたはインストールする場合は、「CD」を選択します。
使用マシンが netinstall クライアントとして登録されていて、ネットワークを使用してブートまたはインストールする場合は、「NET」を選択します。
マシン内蔵のハードディスクからブートする場合は、「DISK」を選択します。
Solarisソフトウェアをブートして、インストールします。