次の表は、アンインストールの前に必要なタスクを示しています。タスクによっては、ご使用の環境に適用されない場合もあります。
左の列には作業の実行順序が、右の列にはその他の有用情報や手順の参照先が、それぞれ記載されています。
表 8–1 アンインストール前のチェックリスト
作業の説明 |
便利な情報または参照先 |
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1. アンインストールする各コンポーネントの要求や動作を確認します。 | |
2. 設定によって生じるコンポーネント間の依存関係を調べ、データのバックアップ、依存コンポーネントの設定変更による依存関係の解消、適切な順序でのコンポーネントのアンインストールなど、適切な対応をとる必要があります。 | |
3. 製品レジストリファイルのコピーを作成します。このバックアップコピーは、アンインストールが失敗した場合にシステムを復旧するのに役立ちます。 |
Solaris OS の場合: /var/sadm/install/productregistry Linux の場合: /var/opt/sun/install/productregistry |
4. 以後のインストールでデータの再利用を考えている場合は、アンインストールするコンポーネントの設定データまたはユーザーデータをバックアップまたはアーカイブします。 | |
5. 設定ディレクトリをホストする Directory Server インスタンスが稼働していることを確認します。注: ほとんどの場合、Web コンテナと Directory Server は稼働させておきますが、その他のサーバーはアンインストール前にシャットダウンします。 |
アンインストールするコンポーネントの設定をアンインストーラが正しく解除するには、この Directory Server インスタンスが稼働している必要があります。 |
6. 必要に応じて、管理サーバー、Directory Server、Access Manager の管理者アクセス情報を収集します。 | |
7. Access Manager をアンインストールする場合、アンインストール前にスキーマを削除します。 |
次の LDIF ファイルを使ってスキーマを削除します。 /etc/opt/SUNWam/config/ds_remote_schema_uninstall.ldif |
8. 独自のシステムにインストールされている Messaging Server をアンインストールする前に、管理サーバーの設定を解除します。 |
管理サーバーの設定解除方法: cd /usr/sbin/mpsadmserver unconfigure |