Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 管理ガイド

高可用性の配備での自動再起動

可用性が高い配備での自動再起動には、次の configutil パラメータを設定する必要があります。

表 4–5 HA 自動再起動パラメータ

パラメータ 

説明/HA 値 

local.watcher.enable

watcher の有効化です。On (デフォルトは On) 

local.autorestart

autorestart の有効化です。On 

local.autorestart.timeout

再試行失敗のタイムアウトです。ここに指定した時間内でサーバーに 3 回以上障害が発生すると、システムはサーバーの再起動を試行しなくなります。HA システムでこれが発生すると、Messaging Server がシャットダウンし、別のシステムへのフェイルオーバーが行われます。値 (秒単位で指定) は、msprobe の間隔 (local.schedule.msprobe) よりも長い時間に設定する必要があります。

local.schedule.msprobe

msprobe の実行スケジュールです。crontab 形式でスケジュールを示す文字列です (表 18–10 を参照)。デフォルトは 600 秒です。