Sun Java Enterprise System 2005Q4 インストールリファレンス

Directory Server: Directory Server 設定情報

この Directory Server インスタンスの設定データは、この Directory Server インスタンス、または別のホスト上の既存の Directory Server インスタンスに格納できます。このインスタンスに設定データを格納する場合は、次の表の最初の質問に対してだけ情報を指定します。別のインスタンスに設定データを格納する場合は、次の表に示されるすべての情報を指定します。

表 1–25 Directory Server のインストール時に必要となる設定用 Directory Server に関する設定情報

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

このサーバーに設定データを保存します。 このサーバーの設定データを Directory Server の次のインスタンスに保存します。

USE_EXISTING_CONFIG_DIR

Java ES インストーラがこの Directory Server の設定データを格納する場所 (この Directory Server インスタンスまたは別のインスタンス) を制御するオプション。 

状態ファイルで次のいずれかの値を指定します。 

  • 0: (ゼロ) この Directory Server インスタンスを使用します。これがデフォルト値です。

  • 1: 別のインスタンスを使用します。

別のインスタンスに設定データを格納する場合は、この表のほかの情報も指定する必要があります。このインスタンスに設定データを格納する場合は、ほかの項目を指定する必要はありません。 

Directory Server ホスト 

CONFIG_DIR_HOST

ホスト名、または設定ディレクトリが存在するホストを解決する値を指定します。設定ディレクトリには、管理ドメインに所属する全サーバーの設定データが保存されます。 

Directory Server ポート 

CONFIG_DIR_PORT

LDAP 操作で設定ディレクトリへのバインド時に使用するポート。 

デフォルト値は 389 です。

ディレクトリマネージャー DN 

CONFIG_DIR_ADM_USER

Directory Server への無制限のアクセス権を持つユーザーの DN。 

デフォルト値は cn=Directory Manager です。

ディレクトリマネージャーパスワード 

CONFIG_DIR_ADM_PASSWD

ディレクトリマネージャーのパスワードを指定します。