OS プロビジョニングプラグインをバージョン2.0 からバージョン3.0 へアップグレードするには、次の手順に従います。
『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 インストールガイド』の第 10 章「Sun N1 Service Provisioning System 5.2 へのアップグレード」で説明されている手順に従って、N1 SPS ソフトウェアをバージョン 5.2 にアップグレードします。
com.sun.n1osp_2.0_3.0.jar ファイルを入手し、インポートします。
OS プロビジョニングプラグインをインストールする方法については、「OS プロビジョニングプラグインのインストール」を参照してください。
OS プロビジョニング (制御) サーバーをアップグレードします。
OS プロビジョニングプラグイン3.0 ソフトウェアを使用して、既存のすべての OS プロビジョニングサーバーを再度作成する必要があります。「OS プロビジョニングサーバーの作成」を参照してください。
環境内のすべての OS イメージサーバーをアップグレードします。
OS プロビジョニングプラグイン3.0 ソフトウェアを使用して、既存のすべての OS イメージサーバーを再度作成する必要があります。
JET Solaris イメージサーバーの再作成方法については、「JET Solaris イメージサーバーを作成する」を参照してください。
Red Hat Linux イメージサーバーの作成方法については、「RedHat Linux イメージサーバーの作成」を参照してください。
JET SUSE Linux イメージサーバーの作成方法については、「SUSE Linux イメージサーバーの作成」を参照してください。
Windows イメージサーバーの作成方法については、「Windows サーバーの設定」を参照してください。
ブートおよびインストールサーバーの再作成では、以前に installPath 変数に使用したのと同じ値を使用する必要があります。以前の installPath 変数値が有効でなくなっている場合は、有効な installPath 変数値を使用して、ブートおよびインストールサーバーを新規に作成する必要があります。
既存のすべての OS プロファイル内の遠隔エージェントの変数を変更します。
プロファイルの product_version_spsra 変数は、現在の N1 SPS RA ソフトウェアのバージョンを反映している必要があります。既存のプロファイルをエディタで開き、product_version_spsra 変数の値を 5.2 に変更します。この変数の詳細については、 「Solaris リモートエージェントのコンポーネント変数」を参照してください。
Solaris OS の OS プロビジョニングプラグインパッケージのインストールに失敗した場合は、いったんパッケージを削除して、インストールをやり直してください。
OS プロビジョニングプラグイン 3.0 で新しい変数を使用する場合は、N1 SPS 環境内にターゲットホストを再作成する必要があります。ターゲットホストの作成方法の詳細は、第 9 章「OS プロビジョニング用ターゲットホスト」を参照してください。
既存のターゲットホストの定義をそのまま使用する場合は、OS プロビジョニングプラグイン 3.0 を使用して、それらのホストに引き続きプロビジョニングすることができます。