次の作業に、HP ProLiant シリーズシステムなどの HP ILO ホストを定義する方法を示します。
N1 SPS ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「OS Provisioning」を選択します。
「OS Provisioning Common Tasks」ページの「Target Hosts」セクションの「HP ILO Targets」サブセクションで、 「Create」をクリックします。
「Plans Details」ページの「Run」をクリックします。
このプランに使用する変数を選択します。
既存の変数セットを使用するには、「Plan Parameters」テーブルの「HPILO」コンポーネント行にあるドロップダウンメニューから名前を選択します。
新しい変数セットを作成するには、「Plan Parameters」テーブルの「HPILO」コンポーネント行で「Select from List」をクリックします。
「Create Set」をクリックします。
変数セットの名前を入力します。
変数を確認し、必要に応じて変数を変更します。
コンポーネント変数テーブルのプロンプトは、大部分が自明なものです。ただし、詳細情報が必要である場合は、「HP ILO ターゲットホストの変数」にある、デフォルト値および例とともに変数の詳細リストを参照してください。
変数セットとプランプロンプトのどちらにパスワードを指定するかを決定します。
パスワードを指定する方法は次の 2 つがあります。
次の変数の適切な暗号化された値を入力します。
ilo_access_userid |
ilo_access_password |
パスワードの暗号化の詳細については、「パスワードの暗号化」を参照してください。
コンポーネント変数を空白のままにしておいて、「plan run」ページで提供されるプランプロンプトにパスワードを入力します。
変数セットを保存します。
「Plan Parameters」テーブルの「HPILO」コンポーネント行にあるドロップダウンメニューから、直前に保存した変数セットを選択します。
「Plan Details Run」ページで、ターゲットホストを定義するプロビジョニングサーバーを選択します。
OS プロビジョニングサーバーのホスト名の末尾は -osp です。
プランからパスワードを暗号化するには、「Plan Details Run」ページの次の手順に従ってください。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
ターゲットホストが正常に作成されたことを確認するには、N1 SPS ブラウザインタフェースの左側にある「Hosts」リンクをクリックします。
-target が付加された仮想ホストの名前が表示されます。たとえば、ホスト hp-proliant-1 のプロビジョニングターゲットを定義した場合、仮想ホストは hp-proliant-1-target となります。
HPILO コンポーネントの変数セットを作成するには、次の例のようなコマンドを入力します。
# cr_cli -cmd cdb.vs.add -comp NM:/com/sun/n1osp/targets/HPILO -name "hpProliant" \ -u admin -p admin -vars "installPath=HP-Proliant;description=Test description; \ ethernet_mac_address=00:0E:7F:FD:85:26;ethernet_ip_address=10.42.42.20; \ ethernet_netmask=255.255.255.0;architecture=x86;kernel_arch=i86pc; \ guid={4D303435-4C47-5037-3239-202020202020};disk_size=20GB;ilo_ip_address=10.5.133.166; \ ilo_version=1.6.4;ilo_access_userid=admin;ilo_access_password=" |
これらの変数の詳細については、「HP ILO ターゲットホストの変数」を参照してください。
適切なパスワードアクセス権を設定するには、次のエントリが含まれるファイルを作成します。
true admin123
各行の意味は次のとおりです。
ファイルの最初の行は、ブラウザインタフェースのプラン変数セクションの「If you are specifying the ILO password below」ボックスをチェックすることに対応します。
ファイルの第 2 行は、ILO にアクセスするためのパスワードです。
次の手順で思い出せるように、必ず意味のある名前をファイルに付けてください。たとえば、ファイル名を /tmp/hp-proliant のようにします。
プランを実行し、ターゲットホストを作成するには、次の例のようなコマンドを入力します。
# cat /tmp/hp-proliant | cr_cli -cmd pe.p.run -u admin -p admin \ -PID NM:/com/sun/n1osp/targets/HPILO-create -tar H:NM:masterserver-osp -comp + \ -vs hpProliant -pto 30 -nto 10 -f /tmp/hp-proliant |