Sun RSC ターゲットホストタイプは Sun FireTM v490 または v690 システムなどのシステムに使用されます。
N1 SPS ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「OS Provisioning」を選択します。
「OS Provisioning Common Tasks」ページの「Target Hosts」セクションの「Sun RSCI Targets」セクションで、 「Create」をクリックします。
「Plans Details」ページの「Run」をクリックします。
このプランに使用する変数を選択します。
既存の変数セットを使用するには、「Plan Parameters」テーブルの「SunRSC」コンポーネント行にあるドロップダウンメニューから名前を選択します。
新しい変数セットを作成するには、「Plan Parameters」テーブルの「SunRSC」コンポーネント行で「Select from List」をクリックします。
「Create Set」をクリックします。
変数セットの名前を入力します。
変数の値を確認し、必要に応じて値を変更します。
コンポーネント変数テーブルのプロンプトにより提供される情報よりも多くの情報が必要である場合、「Sun RSC ターゲットホストの変数」 のデフォルト値および例とともに、変数の詳細リストを参照してください。
変数セットとプランプロンプトのどちらにパスワードを入力するかを決定します。
パスワードを入力する方法は次の 2 つがあります。
次の変数の適切な値を入力します。
rsc_access_userid |
rsc_access_password |
terminal_server_userid |
terminal_server_password |
パスワードの暗号化の詳細については、「パスワードの暗号化」を参照してください。
コンポーネント変数を空白のままにしておいて、「Plan Details Run」ページで提供されるプランプロンプトにパスワードを入力します。
変数セットを保存します。
「Plan Parameters」テーブルの「SunRSC」コンポーネント行にあるドロップダウンメニューから、直前に保存した変数セットを選択します。
「Plan Details Run」ページから、ターゲットホストを定義するプロビジョニングサーバーを選択します。
OS プロビジョニングサーバーのホスト名の末尾は -osp です。
プランからパスワードを暗号化するには、「Plan Details Run」ページの次の手順に従ってください。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
ターゲットホストが正常に作成されたことを確認するには、N1 SPS ブラウザインタフェースの左側にある「Hosts」リンクをクリックします。
-target が付加された仮想ホストの名前が表示されます。たとえば、ホスト test490 のプロビジョニングターゲットを定義した場合は、仮想ホストは test490-target になります。
SunRSC コンポーネントの変数セットを作成するには、次の例のようなコマンドを入力します。
# cr_cli -cmd cdb.vs.add -comp NM:/com/sun/n1osp/targets/SunRSC \ -name "testv490" -u admin -p admin -vars "installPath=testv490; \ description=To test v490;ethernet_mac_address=0:3:ba:53:5b:5d; \ ethernet_ip_address=10.42.42.100;ethernet_netmask=255.255.255.0;architecture=sun4u; \ kernel_arch=sun4u;disk_size=20GB;rsc_ip_address=10.5.133.150;rsc_access_userid=admin; \ rsc_access_password=" |
これらの変数の詳細については、「Sun RSC ターゲットホストの変数」を参照してください。
適切なパスワードアクセス権を設定するには、次のエントリが含まれるファイルを作成します。
true root false root
各行の意味は次のとおりです。
ファイルの最初の行は、ブラウザインタフェースのプラン変数セクションの「If you are specifying the RSC password below」ボックスをチェックすることに相当します。
ファイルの 2 行目は、ILO にアクセスするためのパスワードです。
ファイルの 3 行目は、ブラウザインタフェースのプラン変数セクションの「If you are specifying the terminal password below」ボックスをチェックすることに相当します。
ファイルの 4 行目は、端末にアクセスするためのパスワードです。
次の手順で思い出せるように、必ず意味のある名前をファイルに付けてください。たとえば、ファイル名を /tmp/testv490-target のようにします。
プランを実行し、ターゲットを作成するには、次の例のようなコマンドを入力します。
# cat /tmp/RSC-target | cr_cli -cmd pe.p.run -u admin -p admin \ -PID NM:/com/sun/n1osp/targets/SunRSC-create -tar H:NM:masterserver-osp \ -comp + -vs testv490 -pto 30 -nto 10 -f /tmp/testv490-target |