| Sun ONE Application Server 7, Enterprise Edition 管理者ガイド |
付録 D
試用エンタープライズライセンスによる Sun ONE Message Queue ブローカの実行SunTM Open Net Environment (Sun ONE) Application Server 7, Enterprise Edition では、JMS プロバイダとして SunTM Open Net Environment (Sun ONE) Message Queue を使います。
この付録では、MQ (Message Queue) Enterprise Edition のブローカのエンタープライズ機能を評価するための、試用エンタープライズライセンスによる Sun ONE Message Queue ブローカの実行方法を説明します。
MQ についてMQ の Platform Edition は、Sun One Application Server にバンドルされています。
MQ の Enterprise Edition で提供されている次の機能は、MQ の Platform Edition では利用できません。
MQ ブローカは MQ Enterprise Edition の試用ライセンスで実行できます。試用ライセンスの場合、ソフトウェアに 90 日間の使用期間が設定されています。この期間内に、MQ の Enterprise Edition 独自の機能について、評価を実施してください。
MQ Enterprise Edition の試用ライセンスによる MQ ブローカの実行MQ Enterprise Edition の試用ライセンスで MQ ブローカを実行するには、次の追加オプションを指定して、該当するアプリケーションサーバーインスタンスが使用する MQ ブローカを起動します。
例 : MQ Enterprise Edition の試用ライセンスによる MQ ブローカの実行
次に、asadmin コマンドを使って、MQ Enterprise Edition の試用ライセンスで MQ ブローカを実行する例を示します。この例では、アプリケーションサーバーインスタンスの名前は server1 です。
JMS サービスの属性の詳細は、付録 A 「コマンド行インタフェースの使用」を参照してください。
変更を有効にするには、設定を手動で適用して、アプリケーションサーバーインスタンスを再起動します。
MQ Enterprise Edition のライセンスの購入評価期間の終了後、Enterprise Edition のライセンスは次のサイトで購入できます。
http://store.sun.com/catalog/doc/BrowsePage.jhtml?catid=62774
購入した Enterprise Edition のライセンスをインストールした後は、MQ Enterprise Edition で MQ ブローカを実行するときに -license try オプションを指定する必要はありません。
