Solaris 9 インストールガイド

システム構成情報を事前設定することの利点

どのインストール方法でも、周辺機器、ホスト名、IP (インターネットプロトコル) アドレス、ネームサービスなどのシステム構成情報が必要です。インストールプログラムは、構成情報の入力を求める前に、まず sysidcfg ファイルの情報を調べ、次にネームサービスデータベースの情報を調べます。

Solaris Web Start プログラム、Solaris suninstall プログラム、およびカスタム JumpStart インストールプログラムは、事前設定されたシステム構成情報を検出すると、その情報の入力を求めることはありません。たとえば、複数のシステムに Solaris 9 ソフトウェアをインストールする場合、時間帯を sysidcfg ファイル中またはネームサービスデータベース中に指定しておくと、Solaris 9 ソフトウェアのインストール時に時間帯を入力する手間が省けます。