Solaris のシステム管理 (資源管理とネットワークサービス)

新しい MAX マクロ

次の新しいマクロを使用して、受け入れ可能なコマンドを最大数設定し、sendmail による配信の遅れを防止することができます。これらの MAX マクロは、コンパイル時に設定できます。次の表にある最大値は、現在のデフォルト値でもあります。

表 27-12 新しい MAX マクロ

マクロ 

最大値 

各マクロが確認するコマンド 

MAXBADCOMMANDS

25 

未知なコマンド 

MAXNOOPCOMMANDS

20 

NOOPVERBONEX XUSR

MAXHELOCOMMANDS

HELOEHLO

MAXVRFYCOMMANDS

VRFYEXPN

MAXETRNCOMMANDS

ETRN


注 -

マクロによる確認を無効にするには、マクロの値を 0 に設定します。