Solaris のシステム管理 (資源管理とネットワークサービス)

sendmail における新しい m4 構成マクロおよび改訂された m4 構成マクロ

この節では、sendmail における新しい m4 構成マクロおよび改訂された m4 構成マクロを、表を使って説明します。これらのマクロを宣言するには、次の構文を使用します。


symbolic_name(`value')

新しい sendmail.cf ファイルを構築する必要がある場合は、第 25 章「メールサービス (手順)」sendmail.cf 構成ファイルの構築 (手順) を参照してください。

表 27–13 sendmail における新しい m4 構成マクロおよび改訂された m4 構成マクロ

m4 マクロ

説明 

FEATURE()

詳細は、FEATURE() の宣言についての変更点を参照

LOCAL_DOMAIN()

このマクロは、クラス w ($=w) にエントリを追加する

MASQUERADE_EXCEPTION()

マスカレードできないホストやサブドメインを定義する新しいマクロ 

SMART_HOST()

このマクロは user@[ host] のように、括弧で囲まれたアドレスに使用できる

VIRTUSER_DOMAIN() または VIRTUSER_DOMAIN_FILE()

これらのマクロを使用する場合は、$=R$={VirtHost} を含める。 $=R は一連のホスト名で、これらを使ってリレーすることができる