/etc/security/audit_class ファイルには、既存の監査クラスの定義が含まれます。監査クラスは、監査イベントのグループです。各監査クラスには、クラスの短縮名として監査フラグが関連付けられます。audit_control ファイル内のこの短縮名を使用して、監査するイベントのクラスを事前選択します。監査フラグでは、接頭辞を使ってきめ細かな選択が行えます。詳細については、監査フラグの構文を参照してください。
root ユーザーまたはそれと同等の役割を持つ管理者は、監査クラスの定義を変更できます。管理者は、audit_class ファイルをテキストエディタで編集することによって、新しい監査クラスを定義したり、既存クラスの名前を変更したり、既存クラスにその他のさまざまな変更を施したりすることができます。詳細は、audit_class(4)のマニュアルページを参照してください。監査フラグについては、監査フラグの定義を参照してください。