Solaris ボリュームマネージャと対話するには、次のどちらかの方法を使用します。
Solaris 管理コンソール このツールは、ボリューム管理機能とのグラフィカルユーザーインタフェースとして機能します。 図 31 に、Solaris 管理コンソール内の「拡張ストレージ」の使用例を示します。 このインタフェースは、ボリュームや、ホットスペア、状態データベースの複製など、Solaris ボリュームマネージャのコンポーネントをグラフィカルに表示します。 このインタフェースではウィザードを使って Solaris ボリュームマネージャコンポーネントを操作できるため、ディスクの構成や既存の構成を簡単に変更できます。
コマンド行インタフェース ボリューム管理機能を実行するためのコマンドが用意されています。 Solaris ボリュームマネージャのコアコマンドは、metainit や metastat のように meta で始まります。 Solaris ボリュームマネージャのコマンドの一覧については、付録B「Solaris ボリュームマネージャのコマンド行リファレンス」を参照してください。
Solaris ボリュームマネージャを管理するときには、コマンド行インタフェースとグラフィカルユーザーインタフェースを同時に使用してはなりません。 構成に対して矛盾した変更が加えられ、予測していない動作が生じることがあります。 どちらのツールを使っても、Solaris ボリュームマネージャを管理することは可能ですが、両方のツールを同時に使用することはできません。