Solaris ボリュームマネージャの管理

Solaris ボリュームマネージャのロードマップ 可用性

表 13 Solaris ボリュームマネージャのロードマップ 可用性

作業 

説明 

参照先 

データの可用性を最大限強化 

Solaris ボリュームマネージャのミラー化機能を使ってデータの複数のコピーを保持します。 データの作成に先立って未使用のスライスから RAID 1 ボリュームを作成できます。あるいは、root (/) や /usr など、既存のファイルシステムをミラー化できます。

「未使用のスライスから RAID 1 ボリュームを作成するには」

「ファイルシステムから RAID 1 ボリュームを作成するには」

最小限のハードウェアコストでデータの可用性を強化 

Solaris ボリュームマネージャの RAID 5 ボリュームを使用することによって、最小限のハードウェアでデータの可用性を高めます。 

「RAID 5 ボリュームを作成するには」

既存の RAID 1 または RAID 5 ボリュームのデータ可用性の向上 

ホットスペア集合を作成し、それをミラーのサブミラーまたは RAID 5 ボリュームと対応付けることによって、RAID 1 または RAID 5 ボリュームのデータ可用性を向上させます。 

「ホットスペア集合の作成」

「ホットスペア集合とボリュームの対応付け」

再起動後のファイルシステムの可用性を高める 

UFS ロギング (トランザクションボリューム) をシステムに追加することによって、再起動後のファイルシステムの全体的な可用性を高めます。 ファイルシステムをロギングすると、システム再起動時の fsck コマンドの実行時間を短くできます。

「ファイルシステムロギングについて」