/etc/opt/SUNWconn/ba/ba_config.location ファイルは、現在使用している設定ファイルの位置を示します。設定ファイルの位置を指定する方法を次に示します。
ファイル名 - デフォルトでは、設定ファイルは /etc/opt/SUNWconn/ba ディレクトリに格納されている
完全パス名 - 設定ファイルをデフォルト以外の位置に格納しているときに便利
URL - 設定ファイルがディレクトリサービスに格納されている場合に使用する
Solaris Bandwidth Manager のポリシーエージェントは起動時に ba_config.location に指定されているファイルを読み取ります。 ba_config.location が存在しないか、読み取ることができない場合、ポリシーエージェントは設定ファイルが ba.conf であると仮定します。ポリシーエージェントの実行中に設定を変更した場合、ポリシーエージェントは設定を読み取り直します。「動的再設定」を参照してください。
/etc/opt/SUNWconn/ba ディレクトリには、次のファイルも格納されています。
autopush.ba-sample - autopush.ba ファイルと autopush_usr.ba ファイル用のテンプレート。これらの 2 つのファイルは、IP とインタフェースドライバの間に ipqos を挿入するために使用される
autopush.ba ファイルを使って、/kernel/drv ディレクトリに格納されているインタフェースドライバを指定する
autopush_usr.ba ファイルを使って、/usr/kernel/drv ディレクトリに格納されているインタフェースドライバを指定する
Solaris Bandwidth Manager でインタフェースを設定する場合、新しい設定をロードし直したときに、autopush.ba ファイルと autopush_usr.ba ファイルへ適切な変更が行われます。その場合は、システムをリブートして変更を有効にする必要があります。autopush.ba-sample を変更しないでください
/etc/default/ba_info - Solaris Bandwidth Manager ソフトウェアで必要な環境変数を設定するためのスクリプト。Solaris Bandwidth Manager をデフォルト以外の場所にインストールする場合、このファイルを編集して、環境変数 BACONFIGFILES と BAHOME に正しい値を指定する必要がある