エージェント属性ファイルを編集するには、Solaris Bandwidth Manager が動作しているシステムへの root アクセス権が必要です。このファイルは agent.properties と呼ばれ、/etc/opt/SUNWconn/ba ディレクトリ内にあります。エージェント属性ファイルには、次のパラメータが入っています。
login - batool と Java クライアント用の認証ログイン名。login を設定していない場合、ユーザーのアクセス権は読み取り専用となる
password - 認証パスワード
agentPort - エージェント用のポート番号。デフォルトの値は 6969。他の製品との衝突を避けるために変更することも可能
dirPort - LDAP リプリケーションスレーブ用のポート番号。デフォルトの値は 389
lightweight - true または false にできる。軽量モードが有効な場合、ポリシーエージェントは特別な資源節約モードで起動される。軽量モードでは、ポリシーエージェントの NetFlow パケットの転送以外すべての機能 (ツールからの接続、再起動操作、SNMP 監視など) が無効になる。デフォルトでは、軽量モードは無効
netFlowHost - NetFlow プロトコルを使ってフローアカウンティング情報が送信されるホストを指定する。デフォルトでは、NetFlow パケットは送信されない。NetFlow ホストは、ホスト名または IP アドレス (10 進数のドット表記) で指定できる
netFlowPort - NetFlow パケットが送信される先の UDP ポート番号を指定する。netFlowPort は、netFlowHost が指定されている場合だけ使用される。デフォルトの値は 9991