interface name rate bandwidth activate status router_addr router_addr router_mac router_mac network network_device multicast multicast nonip_mode non_ipmode
name はデバイス名を示し、次の接尾辞が続く。
_out は、このインタフェースの下にある階層が発信トラフィックだけを調節することを示す。接尾辞を指定しなかった場合、これがデフォルト
_in は、このインタフェースの下にある階層が着信トラフィックだけを調節することを示す
bandwidth は、このデバイスに関連する運用上の帯域幅の速度を示す。この値は、必ずしもデバイスで利用できる最大値である必要はない。この値は、デバイスの最大値を超えてはならない
帯域幅の速度の値を決定するときは、デバイスの公称の速度ではなく、実際の運用上の速度を考慮します。
status は、Solaris Bandwidth Manager に関して、インタフェースの状態を示す。次のうちの 1 つ。
enabled は、分類機能とスケジューラが動作していることを示す。インタフェース上で帯域幅の割り振りが利用され、統計が収集される。これはデフォルトの値
tos は、分類機能が動作しているが、スケジューラが動作していないことを示す。統計が収集され、TOS がアクティブ化される。このモードでは、TOS はクラスでマーキングに使用される
stats は、分類機能が動作しているが、スケジューラが動作していないことを示す。統計が収集される
disabled は、インタフェース上で帯域幅の割り振りが利用されないことを示す
Solaris Bandwidth Manager を IP 透過モードで使用する場合、キーワード router_addr、network、および router_mac を指定する必要があります。
router_address は、ルーターの IP アドレス (またはホスト名) のリストを示す。複数のアドレスを指定する場合はコンマで区切る
network_device は、LAN に接続されているデバイス名を示す
router_mac はルーターの MAC アドレスを示す。この値は、標準の 16 進数形式か、ethers テーブルで参照されているホスト名で指定できる
IP 透過モードでは、次のパラメータは任意です。
multicast は、マルチキャストパケットの転送方法を定義する
none は、マルチキャストパケットが転送されないことを示す
all は、すべてのマルチキャストパケットが ipqos 経由で転送されることを示す。ただし、time-to-live が 2 より少ない場合、またはパケットがローカルのサブネットトラフィックである (つまり、着信先アドレスが 224.0.0.0 から 224.0.0.255 の範囲内のトラフィックである) 場合は、ルーターに直接送信される
direct は、すべてのマルチキャストパケットが、ipqos 経由ではなく直接転送されることを示す
Solaris Bandwidth Manager のマルチキャストトラフィックの処理方法の詳細は、「マルチキャスト経路制御と Solaris Bandwidth Manager」を参照のこと
nonip_mode は、非 IP パケットをどのように転送するかを定義する
ipqos は、すべての非 IP パケットを分類およびスケジュールすることを示す
direct は、すべての非 IP パケットが、ipqos 経由ではなく直接転送されることを示す。このようなパケットは統計に記録されない
interface qe0_out rate 512000 activate enabled router_addr 134.xxx.yyy.3 router_mac 809xxxxx network le0 multicast all nonip_mode ipqos