IP 透過モードでは、Solaris Bandwidth Manager が動作しているホストは、トラフィックの発信元 (通常は LAN) とルーターの間に位置します。図 4-1 に示すホスト上では、Solaris Bandwidth Manager 用に qe1_out インタフェースを設定し、ネットワークデバイスとして le0 を指定しています。たとえば、次のようになります。
interface qe0_out rate 512000 activate enabled router_addr 123.xxx.yyy.1 network le0 router_mac 809xxxxx multicast all |
上記設定に加えて、LAN へのネットワークインタフェース用に標準の IP インタフェースを設定する必要があります。この設定は、ブート時にインタフェースを IP スタックに挿入するために必要です。/etc/hostname.interfacename というファイルを作成して、このインタフェースの IP アドレスへの参照を作成します。
WAN 側にはネットワークインタフェースを設定してはなりません。ifconfig -a を実行して、このインタフェースへの参照が存在しないことを確認してください。