nodisplay モードで setup プログラムを実行します。このプログラムは、製品 CD の /cdrom/Idserv_60 ディレクトリにあります。製品バイナリをダウンロードした場合、このプログラムはバイナリファイルを展開したディレクトリにあります。
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コマンド行から ./setup -nodisplay と入力します。
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Windows 上でインストールする場合は、次のコマンドを使用します。
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java am -nodisplay
画面に表示される手順を確認します。インストーラが示すさまざまなプロンプトに対する応答方法の説明が表示されます。手順を確認したら、Enter を押してソフトウェアライセンス契約を確認します。インストールのどの段階でも、< を入力して前のプロンプトに戻ることができます。また、! を入力してインストールプログラムを終了することができます。
ライセンス契約を確認し、y (Yes) と入力してライセンス契約に同意します。
画面に示された手順を確認し、インストーラが示すさまざまなプロンプトに対する応答方法を理解します。手順を確認したら、Enter を押してソフトウェアライセンス契約を確認します。
ライセンス契約を確認し、yes と入力してライセンス契約に同意します。
次のプロンプトで、Identity Server をインストールするディレクトリを指定します。
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Sun ONE Identity Server コンポーネントは、次のディレクトリにインストール
されます。そのディレクトリは、"インストールディレクトリ" と呼ばれます。この
ディレクトリを使用するには、Enter キーだけを押します。別のディレクトリを使用
するには、そのディレクトリの完全パスを入力した後に Enter キーを押します。
Sun ONE Identity Server コンポーネントをインストールするディレクトリ
[/opt] {"<"戻る, "!" 終了}:
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Enter を押して、コンポーネントをデフォルトディレクトリにインストールします。別のディレクトリにインストールする場合は、そのディレクトリへの絶対パスを入力して Enter を押します。そのディレクトリに対するアクセス権が存在することを確認します。
次のプロンプトで、4 を入力します。
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インストールするコンポーネントを次の中から選択してください。インストールする
コンポーネントの番号を入力し、Enter キーを押してください。
1. Sun ONE Identity Server 管理サービスとポリシーサービス
2. Sun ONE Identity Server 管理コンソールのみ
3. 既存の Directory Server を設定
4. Sun ONE Identity Server ドメイン間シングルサインオンコンポーネント
5. 連合管理用の共通ドメインサービス
コンポーネントを選択し ENTER キーを押します [1] {"<" 戻る, "!" 終了}
4
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次のプロンプトで、使用する Web Server を指定します。
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既存の Web Server
既存の Web Server を使用しますか [no] {"<" 戻る, "!" 終了}
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既存の Web Server を使用しますか [no]: 既存の Web Server を使用する場合は、yes を入力して Enter を押します。Sun ONE Identity Server に付属の Sun ONE Web Server をインストールする場合は、Enter を押します。
新しい Sun ONE Web Server をインストールし、設定する場合は、次の情報を入力します。既存の Web Server を選択した場合は、この手順を省略して次に進みます。
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Sun ONE Web Server 情報
管理者 [admin] {"<" 戻る, "!" 終了}:
ポート [58888] {"<" 戻る, "!" 終了}:
パスワード:
パスワードの確認:
サーバを実行するユーザ [nobody] {"<" 戻る, "!" 終了}:
サーバを実行するグループ [nobody] {"<" 戻る, "!" 終了}:
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管理者 [admin]: Sun ONE Web Server のサーバ管理者としてのユーザ名を入力します。Enter を押して、デフォルトのユーザ ID (admin) を選択します。
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ポート [58888]: Identity Server サービスを実行する Web Server のポート番号を入力します。デフォルトのポート番号は 58088 です。デフォルトのポート番号を選択する場合は Enter を押します。
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パスワード: Web Server 管理者のパスワードを入力します。パスワードの指定には 8 文字以上必要です。
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パスワードの確認: 確認のためにもう一度 Web Server 管理者パスワードを入力します。
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サーバを実行するユーザ [nobody]: Web Server を実行するユーザアカウントを入力します。Enter を押して、デフォルトユーザ nobody を選択します。デフォルト名を使用する場合は、Enter を押します。
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サーバを実行するグループ [nobody]: 上述したユーザが属するグループを入力します。例: nobody など。デフォルト名を使用する場合は、Enter を押します。
次の情報を入力して、CDSSO Web Server を設定します。
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CDSSO Web Server の情報
CDSSO が実行する Web サーバについて情報を入力してください
ホスト名 [nila.Siroe.COM] {"<" 戻る, "!" 終了}
インスタンスディレクトリ:
/opt/SUNWam/servers/https-nila.Siroe.COM
Web Server ポート [80] {"<" 戻る, "!" 終了}
CDSSO 配備 URI [amcdsso] {"<" 戻る, "!" 終了}:
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ホスト名: Web Server を管理するコンピュータの完全指定のドメイン名を入力します。
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インスタンスディレクトリ: CDSSO Web Server をインストールするディレクトリの完全パスおよび Web Server のインスタンス名を入力します。新しく Web Server をインストールすると、インストールプログラムによりデフォルトのディレクトリとインスタンス名が表示されます。デフォルトをそのまま使用するか、あるいは別のインスタンスディレクトリを入力することができます。ただし、前の手順で既存の CDSSO Web Server を指定するよう選択した場合は、ここでその Web Server へのパスを入力する必要があります。
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Web Server ポート: 上で指定した Web Server のポート番号を入力します。
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CDSSO 配備 URI: URI (Universal Resource Identifier) は、CDSSO コンポーネントが使用する HTML ページの格納場所を示します。URI 接頭辞を入力します。デフォルトは、/amcdsso です。
次の情報を入力して、Identity Server サービスを設定します。
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Sun ONE Identity Server サービス情報
Sun ONE Identity Server サービスホスト [seine.Sesta.COM] {"<" 戻る, "!"
終了}:
Sun ONE Identity Server サービスポート [58080] {"<" 戻る, "!" 終了}:
サービス配備 URI [amserver] {"<" 戻る, "!" 終了}:
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Sun ONE Identity Server サービスホスト: Sun ONE Identity Server 管理およびポリシーサービスがインストールされているコンピュータシステムの完全指定名を入力します。
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Sun ONE Identity Server サービスポート: Sun ONE Identity Server サービスを実行する Web Server のポート番号を入力します。
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サービス配備 URI: Web Server は、URI (Universal Resource Identifier) 接頭辞の指定に従って、Sun ONE Identity Server サービスに関連付けられた HTML ページやほかの Web アプリケーション固有の情報 (クラス、jar などに関する情報) を検索します。Identity Server のインストール時に指定した URI 接頭辞を入力してください。デフォルトは、/amserver です。
次のプロンプトで、1 を入力してインストールを開始します。
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ディスク容量を調べています ....
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次のコンポーネントがインストールされます:
プロダクト: Sun ONE Identity Server
場所: /opt
サイズ: 85.83 KB
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Sun ONE Web Server
Sun ONE Identity Server ドメイン間シングルサインオン
リソースパッケージ
インストールの準備完了
1. 今すぐインストール
2. 開始
3. 終了
上のオプションを 1 つ選択してください [1] {"<" 戻る, "!" 終了}
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図 8-6    単一の Directory Server にインストールされた 2 つの Identity Server インスタンス
同じ Directory Server に複数の Identity Server インスタンスをインストールするには
複数の Identity Server インスタンスを作成およびインストールするには、ルートアクセス権が必要です。
次のディレクトリに移動します。
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cd IS_root/SUNWam/bin
コマンド行に次のコマンドを入力します。
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./ammultiserverinstall instance_name port_number
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この場合、instance_name はこれから作成する新しい Identity Server インスタンス、port_number はそのポート番号です。
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新しいインスタンスをインストールすると、次のファイルおよびディレクトリが作成されます。
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/IS_root/SUNWam/bin/amserver.instance_name
新しい AMConfig.properties ファイル:
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/IS_root/SUNWam/lib/AMConfig-instance_name.properties
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/IS_root/SUNWam/servers/https-instance_name
Identity Server インスタンスの起動
単一の Identity Server インスタンスを起動するには、次のコマンドを入力します。
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./amserver.instance_name start
すべての Identity Server インスタンスを起動するには、次のコマンドを入力します。
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./amserver startall
Identity Server インスタンスの停止
単一の Identity Server インスタンスを停止するには、次のコマンドを入力します。
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./amserver.instance_name stop
すべての Identity Server インスタンスを停止するには、次のコマンドを入力します。
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./amserver stopall
Identity Server インスタンスの削除
Identity Server インスタンスを削除するには、次のコマンドを入力します。
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./amserver delete instance_name
ディレクトリレプリケーションと高可用性のサポート
レプリケートされたサーバ間の負荷均衡とユーザに近いレプリケートされたサーバの検索が、企業のサーバの性能と応答時間を向上させる 2 つの方法です。Identity Server の導入でディレクトリレプリケーションアグリーメントを実装して、Identity Server サーバとサービスの可用性と性能を高めることができます。シングルサプライヤ構成またはマルチサプライヤ構成で Identity Server ディレクトリサーバをセットアップできます。また、iPlanet Directory Access Router などの負荷均衡アプリケーションを設定して Identity Server と連携できます。
レプリケーションに関する検討事項
Identity Server をインストールする前に、レプリケーション用のディレクトリサーバを設定します。これにより、サプライヤとコンシューマのデータベースが始めから同期され、レフェラルや更新が正しく行われていることを確認できます。情報は、各 Identity Server データベースで同じである必要があります。
レプリケーション用の Identity Server をインストールする場合は、Directory Server の各インスタンスおよび Identity Server の各インスタンスに、以下の項目に同じ値を指定してください。
ディレクトリマネージャ
ディレクトリマネージャのパスワード
Directory Server の管理者 ID
サーバ管理者のパスワード
ベース接尾辞
デフォルトの組織
Identity Server の導入でディレクトリレプリケーションを実装できない場合もあります。たとえば、認証サーバのホスト名や IP アドレスが同じでなければならない場合などです。この場合、地理的に離れているレプリケートされた Identity Server サーバは使用できません。リモートサーバは、それぞれの LAN に対してだけローカルなサーバに対して認証を実行できません。
Directory Server のレプリケーションの計画と実装に関する総合的な情報については、Sun ONE Directory Server の『導入ガイド』および『インストールガイド』を参照してください。これらのガイドは、インターネット上の次のアドレスでアクセスできます。
http://docs.sun.com/db/prod/s1dirsrv
ディレクトリレプリケーションをサポートするための Identity Server の設定
シングルサプライヤまたはマルチサプライヤのレプリケーションと連携するように Identity Server を設定できます。この節で示されているそれぞれの構成で同じ手順に従います。このマニュアルの「ディレクトリレプリケーションと連携するように Identity Server を設定するには」を参照してください。
図 8-7 は、コンシューマが読み取り専用のデータベースであるシングルサプライヤ構成を示しています。書き込み操作の要求は、サプライヤデータベースに対して照会されます。この設定は、作業負荷を複数のディレクトリに分散することにより、サーバの性能をある程度向上させます。
図 8-7    シングルサプライヤレプリケーション
図 8-8 は、Identity Server の複数のインスタンスを使用するマルチサプライヤ構成を示しています。この構成では、フェイルオーバ保護と高可用性が提供されるため、サーバの性能がさらに向上します。
図 8-8    マルチマスターレプリケーション (MMR) とも呼ばれるマルチサプライヤ構成
図 8-9 は、iPlanet Access Router を含むマルチサプライヤ構成を示しています。この構成は、Identity Server がサポートするフェイルオーバ、高可用性、および負荷均衡の管理を最大限に活用しています。
図 8-9    負荷均衡処理を行うマルチサプライヤレプリケーション
ディレクトリレプリケーションと連携するように Identity Server を設定するには
次の手順に従って、Identity Server ディレクトリツリーのルートレベル、つまり最上位レベルでレプリケーションを設定します。この手順に従って、デフォルトの組織のレベルでレプリケーションを設定することもできます。
サプライヤとコンシューマの Directory Server (バージョン 5.1) をインストールします。手順については、Directory Server の『インストールガイド』を参照してください。
サプライヤとコンシューマの Directory Server 間でレプリケーションアグリーメントを設定してから、ディレクトリのレフェラルや更新が正しく行われていることを確認します。手順については、Directory Server の『管理者ガイド』を参照してください。
5.1 より前の既存の Directory Server のユーザデータを持つ Identity Server を使用する場合は、次の処理に進む前に、ユーザデータを移行して、ディレクトリ情報ツリー (DIT) を変更する必要があります。このマニュアルの第 5 章「既存の Directory Server を使用する Identity Server のインストール」に記載されている詳細手順に従います。手順 5 に進んでください。
初めて Identity Server および Directory Server を導入する場合、または既存のユーザデータを Identity Server で使用する予定でない場合は、Identity Server インストールプログラムを実行して Identity Server 管理およびポリシーサービスをインストールします。
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インストール中に、既存の Directory Server を使用するかどうかを尋ねられます。「はい」と答え、手順 1 でインストールしたサプライヤ Directory Server のホスト名とポート番号を指定します。
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詳しい手順については、第 5 章の「既存の Directory Server を使用する Identity Server のインストール」を参照してください。
Identity Server 管理およびポリシーサービスがインストールされているサーバで、次のファイルを変更します。
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IS_root/SUNWam/lib/AMConfig.properties
手順 1 でインストールしたコンシューマ Directory Server のホスト名とポート番号を反映するように次のプロパティを変更します。
次のプロパティを変更します。
有効にした各 Identity Server 認証モジュールで、手順 1 でインストールしたコンシューマディレクトリを指定する必要があります。この手順では、LDAP 認証モジュールを例として使用しています。
Identity Server コンソールの「表示」フィールドで、「サービス管理」を選択します。
「サービス名」列の「認証」で、設定し直す必要があるモジュールを探します。「プロパティ」列で、設定し直す必要のあるモジュールに対応する矢印をクリックします。
右側の区画に、「LDAP サーバとポート」という名前のフィールドが 2 つあります。
「LDAP サーバとポート」 という名前の最初のフィールドで、プライマリ (コンシューマ) Directory Server のホスト名とポート番号を入力します。
例: consumer1.madisonparc.com:389
「LDAP サーバとポート」という名前の 2 番目のフィールドで、セカンダリ (サプライヤ) ディレクトリのホスト名とポート番号を入力します。
例: supplier1.madisonparc.com:399
「実行」をクリックします。
次の IS_root/SUNWam/config/ums/serverconfig.xml で、手順 1 でインストールしたコンシューマディレクトリのホスト名とポート番号を指定します。次に例を示します。
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<iPlanetDataAccessLayer>
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<ServerGroup name="default" minConnPool="1"
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maxConnPool="10">
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<Server name="Server1"
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host="consumer1.madisonparc.com" port="389"
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type="SIMPLE" />
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次のコマンドを使って、Identity Server を再起動します。
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/etc/init.d/amserver start
Identity Server と連携する LDAP 負荷均衡アプリケーションの設定
iPlanet Directory Access Router などの LDAP 負荷均衡アプリケーションを設定して Identity Server と連携させることができます。iPlanet Directory Access Router は、設定された一連のディレクトリサーバ間でダイナミックに LDAP 処理の負荷均衡を行います。1 つ以上のディレクトリサーバが使用できなくなると、負荷が残りのサーバ間でバランスよく分散し直されます。ディレクトリサーバが復旧すると、負荷はバランスよくダイナミックに割り当てし直されます。
図 8-10    負荷均衡管理を行うマルチマスターレプリケーション
LDAP 負荷均衡アプリケーションを使用すると、Identity Server が提供する基本的なレベルを超える高可用性とディレクトリのフェイルオーバ保護が可能になります。たとえば、iPlanet Directory Access Router を設定する際、1 台のサーバが使用できなくなったときに各サーバに分散し直す負荷の割合を指定できます。iPlanet Directory Access Router は要求トラフィックの管理を続行し、すべてのバックエンド LDAP サーバが使用できなくなるとクライアントの照会を拒否し始めます。
これに比べて、Identity Server の高可用性機能は、同じように厳密に設定または管理できません。ただし、iPlanet Directory Access Router などの LDAP 負荷均衡アプリケーションを追加すると、Identity Server はすべての要求をその負荷均衡アプリケーションにシームレスに転送するので全体的な管理が向上します。
負荷均衡アプリケーションのインストールを選択する場合、アプリケーションを認識するように Identity Server を設定する必要があります。
負荷均衡アプリケーションと連携するように Identity Server を設定するには
次の手順を実行する前に、次のことを行う必要があります。
手順 1 でインストールしたコンシューマ Directory Server のホスト名とポート番号を反映するように、IS_root/SUNWam/lib/AMconfig.properties ファイルの次のプロパティを変更します。
有効にした各 Identity Server 認証モジュールで、手順 1 でインストールしたコンシューマディレクトリを指定する必要があります。この手順では、LDAP 認証モジュールを例として使用しています。
Identity Server コンソールの「表示」フィールドで、「サービス管理」を選択します。
「サービス名」列の「認証」で、設定し直す必要があるモジュールを探します。「プロパティ」列で、設定し直す必要のあるモジュールに対応する矢印をクリックします。
右側の区画に、「LDAP サーバとポート」という名前のフィールドが 2 つあります。
「LDAP サーバとポート」 という名前の最初のフィールドで、次の形式でプライマリ (コンシューマ) Directory Server のホスト名とポート番号を入力します。
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proxyhostname:port
「LDAP サーバとポート」 という名前の 2 番目のフィールドには、何も入力しません。
「実行」をクリックします。
IS_root/SUNWam/config/ums/serverconfig.xml で、手順 1 でインストールしたコンシューマディレクトリのホスト名とポート番号を指定します。
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次に例を示します。
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<iPlanetDataAccessLayer>
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<ServerGroup name="default" minConnPool="1"
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maxConnPool="10">
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<Server name="Server1"
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host="idar.madisonparc.com" port="389"
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type="SIMPLE" />
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次のコマンドを使って、Identity Server を再起動します。
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/etc/init.d/amserver start
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