必ず上記の手順に従って、インストールの準備を行なってください。この項では、図 2-3 に示すインストール準備の各手順について説明します。
ネットワーク上で Solaris for ISPs のプラットフォーム拡張機能と各種サービスをインストールするすべてのホストに対し、上記の手順に従ってインストール準備を行う必要があります。
手順 1: Solaris for ISPs のプラットフォーム拡張機能と各種サービスをインストールするシステムのハードウェア要件を確認します。詳細は、「Solaris for ISPs のプラットフォーム拡張機能」を参照してください。
手順 1 の目標は、Solaris for ISPs ネットワークホストサーバーが次のハードウェア要件を満たしていることを確認することです。
所定の CPU 要件
所定のディスク容量要件
所定の RAM 要件
所定の SWAP 要件
手順 2: Solaris for ISPs のプラットフォーム拡張機能と各種サービスをインストールするシステムのオペレーティングシステム要件を確認します。詳細は、「インストールの前提条件」を参照してください。
所定のオペレーティングシステム要件を満たしていること
必要なオペレーティングシステムのパッチがダウンロード済みであること
手順 3: Solaris for ISPs プラットフォーム拡張機能と各種サービスの依存関係を確認します。詳細は、「コンポーネント間の依存関係」を参照してください。
手順 3 の目標は、Solaris for ISPs ソフトウェアをインストールおよび実行する上で問題が生じないように、次の点を確認することです。
バンドルされているパッケージおよび独立したパッケージ間で依存関係が満たされていること
すべてのソフトウェア間の依存性に注意します。依存性に基づいて、Solaris for ISPs のプラットフォーム拡張機能と各種サービスをインストールおよび構成します。
ブラウザからインストールする場合は、コンポーネント間の依存関係が GUI に表示されます。コマンド行からインストールする場合は、『Solaris for ISPs のインストール』を参照して依存性を確認してください。
手順 4: Solaris for ISPs のインストール後に実行するスクリプトを作成します。この手順は省略可能です。スクリプトを作成するためのガイドラインについては、「ユーザー定義スクリプトの作成」を参照してください。
インストール後に実行するスクリプトの作成
スクリプトへのパスの指定
手順 5: Solaris for ISPs のプラットフォーム拡張機能と各種サービスを各ネットワークホストにインストールする段階に進みます。