次の CDE と OpenWindowsTM サービスは、特に必要でない限り無効にすることをお勧めします。次の各サービスを無効にすることで、システムパフォーマンスが向上します。
cmsd: このサービスはホスト上に CDE カレンダが存在する場合にしか必要ないため、それ以外の場合はこのサービスを無効にしてください。
dtspcd: このサービスを無効にすると、CDE セッションのサポートを停止します。
kcms_server: このサービスを無効にすると、OpenWindows KCMS プロファイルへの遠隔アクセスが行えなくなります。
ttdbservered: このサービスを無効にすると、CDE 操作に必要な ToolTalkTM データベースサーバーのサポートを停止します。
次のネットワーク (inetd) サービスは、特に必要でない限り無効にすることをお勧めします。次の各サービスを無効にすると、資源が解放されてシステムパフォーマンスが向上します。次に示すネットワークユーティリティが必要な場合は、デフォルト構成を変更してください。
chargen: このサービスを無効にすると、inetd のテストと文字生成のサポートを停止します。
discard: このサービスを無効にすると、テストしている inetd からの入力がすべて破棄されます。
echo: このサービスを無効にすると、テストしている inetd からの入力のエコーバックが行われません。
fs.auto: このサービスを無効にすると、フォントサーバーが無効になります。
デフォルト設定をそのまま使用すると、次のサービスが有効になります。必ず、各サービスの有効または無効を確認し、必要に応じて変更してください。
time: インストール時のデフォルト設定では、システム時刻の遠隔照会を可能にするために、このサービスが有効になることに注意してください。このサービスでは、マシン時刻が返されます。
cachefsd: インストール時のデフォルト設定では、このサービスが有効になることに注意してください。これは、cacheFS デーモンです。
次の各サービスは、絶対に必要な場合を除いて無効にすることをお勧めします。次の各サービスを無効にすると、システムパフォーマンスが向上します。次に示すサービスが必要な場合は、デフォルト構成を変更してください。
automountd: このサービスは自動マウントをサポートするためだけのもので通常の NFS マウントには不要なため、このサービスは無効にしてください。設定値を変更するには、S74autofs を変更します。
comsat: このサービスを無効にすると、ホストが受け取った新しいメールの biff(1) 通知が送信されません。
daytime: このサービスを無効にすると、日付と時刻の照会ができなくなります。
rquotad: このサービスを無効にすると、ホストがファイルシステム上でディスク割り当てをサポートする NFS サーバーとして機能しないようにできます。
sadmind: このサービスを無効にすると、Solstice AdminSuiteTM を使用した分散型システム管理操作のサポートを停止します。
talkd: このサービスを無効にすると、対話型 talk プログラムのサポートを停止します。
tnamed: このサービスを無効にすると、DARPA ネームサーバープロトコルのサポートを停止します。
lpd: このサービスを無効にすると、ホストが BSD プリントサーバーとして機能しないようにできます。System V のプリントサーバーは停止しません。
uucpd: このサービスを無効にすると、コピー元とコピー先のファイル名を引き数で指定したファイルコピーのサポートを停止します。
walld: このサービスを無効にすると、wall によるメッセージ送信のサポートを停止します。
Xaserver: このサービスを無効にすると、X ベースのオーディオのサポートを停止します。
ホスト構成中に Solaris サービスの有効または無効に関するオンラインヘルプを表示できます。