ホストマネージャは、以前に追加されたシステムのシステムタイプを、まず汎用 (generic) として認識します。その後、「ファイル」メニューで「システムタイプの更新」オプションを指定すると、ホストマネージャは以前に追加されたシステムを調べ、そのシステムタイプを識別します。ただし、システムタイプが識別できない場合、たとえばシステム上で Solaris ソフトウェアが実行されていない場合には、そのシステムは generic タイプとして認識されます。
システムが以前に追加されたものである場合は、Solaris 2.5 で動作していても、新たに AdminSuite ソフトウェアをインストールして、ホストマネージャでシステムの更新を行なってください。
システムタイプ情報は、ローカルの /etc ファイルの内の bootparams ファイルまたはネームサービスデータベースに格納されます。ホストマネージャは、既存の bootparams エントリを変更するか、またはスタンドアロンシステムの場合は、次のようなエントリを追加します。
mars boottype=:st |