Solstice AdminSuite 2.3 管理者ガイド

モデムを UUCP 用に設定

UUCP は 7 ビット、偶数パリティで情報を送信します。Solaris ソフトウェアモデム構成では、国際化のために 8 ビット、パリティなしで送信します。モデムサービスを UUCP 用に構成する場合は、以下の手順に従ってください。

  1. シリアルポートマネージャを起動します 。

    シリアルポートマネージャの起動方法については、 「シリアルポートマネージャの起動」を参照してください。

  2. シリアルポートマネージャのメインウィンドウで、モデムで使用するポート (複数も可) を選択します。

  3. 「編集」メニューで「変更」を選択します。

    「変更」ウィンドウが「基本」設定レベルモードで表示されます (詳細を表示する場合は、「中級」または「上級」をクリックしてください)。

  4. 希望するモデムサービスと一致、または最もよく適合するモデム構成を「テンプレート」メニューで選択します。

  5. 「ボーレート」メニューで「その他」を選択します。

  6. /etc/ttydefs ファイルから 7 ビット、偶数パリティのサービスを提供するボーレート値を入力し、「了解」をクリックします。

    たとえば、9600E ボーレートを選択します。この場合は、9600 ボーレート、7 ビット、偶数パリティのサービスが提供されます。

  7. 必要に応じて、テンプレートエントリの値を変更します。

  8. 「了解」をクリックしてポートを設定します。

コマンド行からの追加

次のように入力すると、シリアルポートマネージャと同じように (UUCP 用の) モデムとポート /dev/term/b を接続できます。


# admserialmod -e -p bi -b 9600E b

コマンドの意味は、以下のとおりです。

-e

ポートを使用可能にします。 

-p bi

発信着信両用のテンプレートを使用して、ポートを構成します。 

-b 9600E

ボーレートを 9600E に指定します。

b

ポート名を b と指定します。