Solstice AutoClient 2.1 管理者ガイド

AutoClient パッチの管理のヒント

AutoClientシステム上のパッチを管理する一般的な手順は、次のとおりです。

この手順は、OS サーバー (クライアントに OS サービスを提供するサーバー) が、パッチスプールディレクトリのあるシステムと同じであることを前提としています。ただし、AutoClient システム用の OS サーバーが複数ある場合は、パッチスプールディレクトリ用に 1 つのファイルサーバーを使用し、パッチスプールディレクトリを各 OS サーバーにマウントすることもできます。

このような構成で環境を設定する場合は、パッチスプールディレクトリの更新は、直接ファイルサーバー上で実行する必要があります。パッチスプールディレクトリが読み取り専用で共有されている場合には、OS サーバーから admclientpatch -a または -r を実行することはできません。1 台のファイルサーバーからパッチスプールディレクトリをマウントするには、次の手順で AutoClient システムのパッチを管理してください。

  1. ファイルサーバー上で admclientpatch -a または admclientpatch -r を実行して、該当するすべてのパッチがあるファイルサーバー上のスプールディレクトリを更新します。

  2. ファイルサーバーからパッチスプールディレクトリをマウントする宛先となる OS サーバー上で、admclientpatch -s を実行します。


注意 - 注意 -

スプールディレクトリに手動でパッチを追加したり、ここからパッチを削除したりしないでください。パッチの管理には、必ず admclientpatch コマンドを使用してください。