TAS システムの監視と管理のためにまざまなログファイルを作成できます。ログファイルは、各レルムの起動時に生成され、そのレルムでエラーが発生するたびにエラーメッセージが追加されていきます。
また、ファイルサービスへの接続情報をすべて記録するアクティビティログを作成することもできます。そのためには、ファイルサービスの構成で「Log activity」属性を有効にします。アクティビティログの有効/無効はサービスごとに切り替えられます。csr.tn で作成されるレポート、または「Generate Support Info」をクリックして作成されるレポートには、アクティビティログが含まれています。
エラーログが保存される場所はレルムごとに異なります。NetWare レルムでは $TNHOME/NW/log に、LM-NT-OS/2 レルムでは $TNHOME/NB/log に、AppleTalk レルムでは $TNHOME/AT/log に作成されます。エラーログには、そのレルムの起動情報と起動時に生成されたメッセージが共通ログ形式で記録されます。クライアントがあるレルムのサービスに接続できない場合は、そのレルムのログファイルにアクセスして TAS 起動時のエラーメッセージを調べることができます。
TotalAdmin からエラーログにアクセスするには、次のリンクをたどります。
各レルム ->「View realm Log file」
各レルムへの接続アクティビティのログを保存するには、各ファイルサービスに対してアクティビティログ属性を有効にします。アクティビティログの有効/無効はサービスごとに切り替えられます。アクティビティログのファイル名は activity.tn で、各レルムのサービス終了時に次の統計情報が記録されます。
UNIXアカウント名
サーバーマシン名
サーバー起動時刻
ファイルサービスレルム
クライアントマシン名
クライアントのネットワークアドレス
要求されたトランザクション数
読み込まれたキロバイト数
書き込まれたキロバイト数
印刷されたキロバイト数
合計接続時間
クライアントがサーバーに接続するたびにアクティビティログが生成されるようにする手順を次に示します。