TotalNET Advanced Server 5.2 の管理

切断したクライアントが接続中と表示される

PC クライアントがセッションを終了する (つまり、リダイレクトしたドライブを切断する) と、関連プロセスは通常の手順でセッションを終了しようとします。このとき、name.number というファイルを $TNHOME/TAS/tn/tndb ディレクトリから削除しようとします。ここで、name はクライアント PC のマシン名、number は関連プロセスの UNIX ID 番号です。

クライアントがこのファイルを削除できなければ、ファイルは存在したままとなり、エラーメッセージが表示されることはありません。この状態で接続状態を調べるか、tnwhotninfo コマンドを実行すると、終了したはずのクライアントが接続中と表示されます。この問題が起こったときは、回線ディレクトリからエントリを削除する srm プログラムの所有者が totalnet であること、srm のモードが 4511 であること、totalnet が回線ディレクトリを所有していること、さらに回線ディレクトリのモードが 755 であることを確認してください。