サーバー側のネットワークインタフェースで、フレームタイプと NetWare ネットワーク番号 (16 進で指定) が正しく対応付けられていることを確認します。フレームタイプとネットワーク番号の組み合わせを調べるには、Novell サーバー構成を見るか、IPXd をシャットダウンしてから ipxprobe を実行します。ネットワークに Novell サーバーが存在しない場合は、そのフレームタイプを一意に識別できる任意の 16 進値を使用できます。
TotalNET IPX は完全ルーティングをサポートしています。つまり、複数のネットワークインタフェースを使用し、それぞれのインタフェースで複数のフレームタイプをサポートできます。TAS では、複数のインタフェースフレームタイプを使用することで、1 つの物理ネットワークを複数の論理ネットワークの集合とみなし、論理ネットワーク間で物理ネットワーク間と同様のルーティングを行います。したがって、システム上で各フレームタイプをそれぞれ異なるネット番号に対応付ける必要があります。
1 つのインタフェースを、複数のフレームタイプ (および、それぞれが対応するネットワーク番号) で構成することができます。たとえば、interface_1 を frametype_x と netnumber_x、frametype_y と netnumber_y で構成し、interface_2 を frametype_x と netnumber_x、frametype_z と netnumber_z で構成します。このとき、NetWare レルム内の内部フレームタイプには一意のネット番号を使用しなければなりません。内部フレームタイプの値を削除してはいけません。
次のリンクをたどります。
「Transports」->「IPX/SPX Interfaces」-> [IPX/SPX インタフェースを選択] ->「Modify」
UNIX コマンドラインからフレームタイプとネットワーク番号をチェックするには、次のコマンドを使用します。
tniface -R -n tnipx |