アップグレードしたい場合は、第 2 章「アップグレード」の手順に従います。
Solaris pkgadd インストールプログラムは、配布媒体から TAS ソフトウェアパッケージを抽出し、ファイルの所有権とアクセス権のモードを設定して、該当するディレクトリに移動します。
TAS をインストールするには、以下の手順に従います。
システムのログインプロンプトでスーパーユーザーとしてログインします。
ドライブに CD を挿入します。
以下のコマンド行を入力します。dir には sparc または i386 のいずれかを入力します。
# cd /cdrom/totalnet_advanced_server/TAS/solaris2_5_1 pkgadd -d dir |
以下のテキストが表示されます。
The following packages are available: 1 TAS TotalNET Advanced Server (sparc) 5.2 2 TASDOC TotalNET Advanced Server Documentation (sparc) 5.2 Select package(s) you wish to process (or `all' to process all packages). (default: all) [?,??,q]: |
Solaris 向けの TAS には、オプションの TASDCE パッケージが添付されています。TAS をインストールしてから、TASDCE をインストールしてください。TASDCE パッケージは、 /cdrom/totalnet_advanced_server/opt/solaris2_5_1/sparc ディレクトリにあります。TASDCE をインストールするには、『TAS-DCE Manual』の手順に従ってください。このマニュアルには、TNAS の TotalAdmin メニューフレームの中の Documentation をクリックすればアクセスできます。
インストールするパッケージを選択します。これ以降のすべてのプロンプトに yes と応答します。
pkgadd プログラムを終了します。
第 2 章「アップグレード」で終了していない手順が残っている場合は、この時点で第 2 章の手順 9 に戻ります。
第 4 章「TAS の一般的な問題」を読んでください。
「TNAS への接続と文書へのアクセス」の手順に従って、TNAS に接続して TAS を管理します。
TAS サービスを有効にするには、初期設定を完了する必要があります。アップグレードする場合には、初期設定を完了する必要はありません。