Sun WorkShop TeamWare ユーザーズガイド

SCCS の管理下にあるプロジェクトの処理

プロジェクトを SCCS の管理下に置いたら、バージョン管理ツールを使用して SCCS 機能を実行できます。基本的な SCCS 処理と、具体的なプロジェクトでの応用方法は以下のような手順になります。次の節以降で、それぞれの実行方法について詳しく説明します。


注 -

以下の説明は、手順の一例です。プロジェクトの目的や、プロジェクトに必要な作業内容によって、それぞれの手順は異なります。


  1. 作業用ディレクトリでバージョン管理ツールを起動する。

  2. 「コマンド」⇒「チェックアウト」または「コマンド」⇒「チェックアウトして、編集」を選択して、ファイルをチェックアウトする。

  3. 「ファイル」⇒「ファイル履歴」を選択して、ファイルの履歴グラフを表示する。

  4. 「履歴」ウィンドウの履歴グラフからデルタを 2 つ選択する。次に、「表示」⇒「差分をファイルマージで」または「表示」⇒「差分をテキストエディタで」を選択して、両デルタの相違を調べる。

  5. ファイルに変更を加える。

  6. 必要なコメントを追加する。

  7. 「コマンド」⇒「チェックイン」を選択して、ファイルをチェックインする。

これらの手順は、プロジェクトの必要性に応じて繰り返して実行したり、別な方法となることもあります。以降では、バージョン管理ツールを使用してさまざまな SCCS 機能を実行する方法について詳細に説明します。