Sun WorkShop TeamWare ユーザーズガイド

rcs2ws の使用

rcs2ws を使用するには:

  1. コマンドプロンプトで、rcs2ws -p <親ディレクトリ> -n <ファイルまたはディレクトリ> と入力します。

    -p オプションを必ず使用して RCS ソース階層の名前を指定します。

    -n オプションを使用すると、実際の処理を行わずに結果を参照することができます。

    相対ファイル名は、親ディレクトリと対応付けて解釈されます。

    CODEMGR_WS 環境変数には、ユーザーのデフォルトのワークスペース名が格納されます。-w オプションを使用しなかった場合は、このワークスペースが自動的に使用されます。子ワークスペースを指定するには、-w オプションを使用します。rcs2ws(1) マニュアルページを参照してください。

    指定したディレクトリがすでにワークスペース内にある場合、そのワークスペースは子ワークスペースとなります。ワークスペース内になければ、rcs2ws がワークスペースを作成します。


    注 -

    親ディレクトリ下のすべての RCS ファイルを変換する場合は、"." ディレクトリを使用します。


設定が完了したら、次の手順に進みます。

  1. -p オプションだけを使用して rcs2ws コマンドを実行します。

    通常、SCCS get (g-ファイル) は、ファイルが RCS から変換された後で抽出されます。処理を停止させたい場合は、-g オプションを使って変換を行います。(rcs2ws -g)