次に、「構築」ウィンドウとエディタを使って、構築エラーを素早く修正するための手順を説明します。
「構築」ウィンドウの出力表示区画で強調表示されているエラーをクリックします。
設定されているエディタのウィンドウが開き、エラーが存在しているソースファイルが表示されます。エラーの存在している行を検索する必要はありません。エラー行は強調表示され、カーソルがその行に置かれています。エラーメッセージはテキストエディタのフッターにも表示されます。
エディタでそのソースファイルを編集できることを確認します。
SCCS の管理下にあるファイルを修正する場合は、テキストエディタのメニューコマンドを使用してファイルをチェックアウトします。
vi エディタでは、「バージョン」⇒「チェックアウト」を選択します。
XEmacs エディタでは、「ツール」⇒「VC」⇒「Check out File <ファイル名>」を選択します。
GNU Emacs エディタでは、「Tools」⇒「Version Control」⇒「Check Out」を選択します。
エラーのあるソースファイルを編集します。
「構築」ウィンドウで「次のエラー」ツールバーボタンをクリック (または、キーボードショートカット F4 を使用) し、テキストエディタの次の構築エラーの場所に移動します。
「次のエラー」ボタンをクリックすると、構築出力の次のエラーが強調表示され、同時にテキストエディタの対応するソース行も強調表示されます。
編集したファイルを保存します。
vi エディタでは、「ファイル」⇒「保存」を選択します。
XEmacs エディタでは、「ファイル」⇒「保存」を選択します。
GNU Emacs エディタでは、「File」⇒「Save buffer」を選択します。
SCCS の管理下にあるファイルは、テキストエディタのメニューコマンドを使用してファイルをチェックインします。
vi エディタでは、「バージョン」⇒「チェックイン」を選択します。
XEmacs エディタでは、「ツール」⇒「VC」⇒「Check in Files <ファイル名>」を選択します。
GNU Emacs エディタでは、「Tools」⇒「Version Control」⇒「Check In」を選択します。
エディタウィンドウの「構築」ツールバーボタンをクリックすると再構築されます。
「構築」ウィンドウの「構築」ツールバーボタンをクリックするか、キーボードショートカット F3 を使用しても再構築できます。
構築処理の進行状況は、構築の出力表示区画で監視できます。