Sun Ray Enterprise Server Software 1.0 管理マニュアル

モニターの仕様

Sun Ray 1 appliance には、以下の仕様に準拠したマルチシンク VGA モニターを使用できます。

表 2-5 モニターの必要事項

特性 

値 

ビデオデータ極性 

値が大きいほどピクセルの輝度が上がります。値が小さいほどピクセルの輝度が下がります。 

ビデオレベル (赤、緑、青) 

0.755 V (ピーク時) 

黒レベル 

0.055 V (ピーク時) 

ブランキングレベル 

0.00 V (ピーク時) 

同期タイプ 

コンポジットまたはセパレートの水平同期および垂直同期、モニターから定義可能な DDC。 

同期レベル 

TTL 

同期極性 

正または負、DDC 定義可能 

終端抵抗 

75 オーム (ビデオおよび同期) 

水平周波数範囲 

43 kHz 〜 92 kHz、ノンインタレース 

垂直周波数範囲 

60 Hz 〜 85 Hz、ノンインタレース 

プロトコル 

VESA の DDC2B、EDID V1.0 

標準的な画面解像度は、66 Hz で 1152 × 900、76 Hz で 1152 × 900、76 Hz で 1280 × 1024 です。


注 -

DDC データを利用するには、appliance の電源を入れる前に、あらかじめモニターと appliance を接続し、モニターの電源を入れておく必要があります。モニターの DDC データを利用できない場合には、appliance はデフォルトの解像度として 66 Hz で 1152 × 900 を適用します。