Sun Ray Enterprise Server Software 1.0 管理マニュアル

インターコネクトファブリックの構成要素の必要事項

Sun Ray インターコネクトファブリックとは、Sun Ray サーバーを appliance に接続するために必要な構成要素 (ケーブル、スイッチ、ハブ) の集合体を指します。

この環境は、さまざまな状況で最大帯域幅を実現し、応答時間を最小化し、Sun Ray 1 appliance と Sun Ray サーバーとの間での高レベルの混雑の発生を防ぐことができるハードウェア構成要素で構成する必要があります。

この節では、インターコネクトファブリックに関する次の必要事項について説明します。

ネットワークに関する注意事項

Sun Ray ネットワークを新規に構築するとき、または既存の構成を変更するときには、次のガイドラインに従ってください。

スイッチの仕様

LAN 上のコンピューティングノードの接続には、Ethernet スイッチを使用します。Sun Ray インターコネクトファブリックに使用可能な互換性のあるスイッチについての情報は、次のWeb サイトを参照してください。

http://www.sun.com/nc/sunray1

http://www.sun.co.jp/nc/sunray1

インターコネクトファブリックに使用するスイッチの選定にあたっては、次の事項に注意してください。


ヒント -

サーバーとスイッチの間の距離を延長するには、光ファイバケーブルを使用します。


表 2-4 スイッチの例

製造元 

モデル 

3Com  

SuperStack II Switch 3900 

Foundry Networks  

FastIron 24  

BigIron 72 

Extreme Networks  

Summit/48 

ハブの仕様

インターコネクトファブリックに使用するハブの選定にあたっては、次の事項に注意してください。

ハブを使用できるのは、30 台未満の appliance を設置する場合までです。