lanman.ini ファイルの各セクション内には、次のようなパラメタが含まれます。
パラメタ = 値のように、行の先頭には各パラメタの名前があり、次に等号、その後に割り当てられた値が続きます。
コメントはセミコロン ( ; ) で始まります。その行でセミコロンの前にパラメタがある場合は、そのパラメタは無視されます。
パラメタに複数の値を割り当てる場合は、パラメタ=値,値,値, ... のように、値をコンマで区切ります (この規則には例外がいくつかあります。詳細は、それぞれのパラメタの詳細箇所で紹介します)。
値がパスで構成されている場合、/ で始まる場合は、絶対パスであることを表します。パスが スラッシュ (/) で始まらない場合は、lanman ディレクトリに対して相対的であるとみなされます。
数値が 0 (数字) で始まる場合は、8 進法です。X で始まる場合は 16 進法です。1 から 9 までの数値で始まる場合は 10 進法です。
パラメタに値が割り当てられていない (等号の右側に値が存在しない) 場合は、数値を必要とするパラメタの場合は 0、文字列を必要とするパラメタの場合は NULL になります。
NULL の値はいずれのパラメタに対しても有効ではありません。
srvconfig コマンドを使用して、サーバーパラメタのデフォルト設定を表示します。
/opt/lanman/sbin/srvconfig -p | more
vi または同等のテキストエディタを使用して lanman.iniファイルを編集します。
ファイルは/etc/opt/lanman ディレクトリにあります。 [ lmxserver ] のように、ファイルにセクションのタイトルを追加しなければならない場合もあります。lanman.ini ファイルの適切なセクションに、パラメタ = 値の組を追加する必要があります。(「2.3 lanman.ini ファイルエントリ」を参照してください)。
新しい値が有効になるように、サーバーを停止して再起動します。
srvconfig コマンドの詳細については、コマンドプロンプトで man srvconfigと入力してください。