Solaris 8 Admin Pack 製品を最も簡単にインストールする方法は、Software CD 上にある Solaris Web Start Wizard を使用することです。Web Start Wizard によるインストールを行うには、root のパスワードが必要です。
Admin Pack と一緒に SMC をインストールすると、Admin Pack 製品と Config Wizards を起動できます。Admin Pack のインストール時に SMC をインストールせずに、インストール中に SMC をインストールすることに変更したい場合は、今行なっているインストールを完了させます。それから、Admin Pack Web Start インストールウィザードを再起動して、「カスタム (Custom)」インストールを選択すると、SMC を選択できます。
AdminSuite をインストールする場合は、主管理者のユーザー名を確認しておいてください。
Solaris 8 Admin Pack Software CD を CD-ROM ドライブに挿入します。
「ファイルマネージャ (File Manager)」ウィンドウが開いて、CD に入っているフォルダとファイルのリストが表示されます。
README_ja.html ファイルをダブルクリックすると、インストールに関する情報が表示され、このマニュアルのオンラインバージョンにアクセスすることができます。
Installer をダブルクリックすると、「Web Start」インストールウィンドウが開きます。
ここで「アクション: 実行 (Action: Run)」ウィンドウが開く場合は、「了解 (OK)」をクリックします。「Installer」コンソールが開いて、インストールイベントとインストールログファイルの場所が表示されます。
root のパスワードを求めるプロンプトが表示されたら、システムの root のパスワードを入力して、リターンキーを押します。
「ようこそ (Welcom)」画面が開きます。
「ようこそ (Welcom)」画面で「次へ (Next)」をクリックして、「デフォルト (Default)」または「カスタム (Custom)」インストールを選択します。
「デフォルト (Default)」インストールを選択すると、すべての Admin Pack 製品がインストールされます。
「次へ (Next)」をクリックすると次の画面に進み、「戻る (Back)」をクリックすると前の画面に戻ります。
選択した製品の以前のバージョンを検出した場合、Web Start Wizard は自動的に製品の選択オプションを「インストールしない (No install)」に設定します。このオプションは変更できます。
選択した製品が目的のディレクトリにインストールされることを確認します。
Web Start Wizard は、選択した製品がインストールされるディレクトリを表示します。十分なディスク容量がない場合、ディスク容量の足りないディレクトリが通知されます。この場合、最も簡単な方法はインストールする製品を減らすことです。また、ディスク容量を解放して、インストールを継続する方法もあります。ディスク容量を確認および解放する方法については、 第 2 章「Solaris 8 Admin Pack インストール前の準備」を参照してください。
インストールの終了時、製品のインストールが成功したか失敗したかを示すメッセージが表示されます。
インストールログファイルの場所と、確認方法については、「ログファイルの確認」を参照してください。詳細な問題解決方法については、第 6 章「問題の解決」も参照してください。
(省略可能) Solaris 8 Admin Pack Documentation CD をインストールします。
個々の手順については、第 4 章「Solaris 8 Admin Pack 文書のインストール」を参照してください。
(省略可能) クライアントソフトウェアを Microsoft Windows 95、Windows 98、および Windows NT プラットフォームが動作している PC にインストールします。
個々の手順については、「クライアントソフトウェアのインストール」を参照してください。
SEAM 1.0.1 をインストールする場合は、システムをリブートするようにプロンプトが表示されます。個々の手順については、「インストール後のシステムの再起動またはリブート」を参照してください。
「ファイルマネージャ (File Manager)」ウィンドウを開きます。
「ファイル (File)」メニューから「行先指定 (Go to)」を選択します。
Admin Pack ファイルをコピーした場所のパスを入力します。
例 : /export/AdminPack8
Installer をダブルクリックすると、「ようこそ (Welcome)」画面が開きます。
画面上のインストール手順に従います。
詳細な手順については、「インストールウィザードによる Admin Pack のインストール」を参照してください。
AdminSuite クライアントソフトウェアを PC にインストールする手順については、「ネットワークからのクライアントフトウェアのインストール」を参照してください。
Admin Pack のインストールが終了したら、次の手順にしたがってください。
Windows NT または Windows 95 が動作している PC 上で AdminSuite コンソールを使用してユーザーやホスト管理を行いたい場合には、PC 上に AdminSuite クライアントソフトウェアをインストールする必要があります。手順の詳細は、「AdminSuite Client のインストール」 を参照してください。
すでにインストールされている製品にパッチを適用する必要が生じた場合は、『Solaris 8 Admin Pack ご使用にあたって』を参照してください。
Solaris Enterprise Authentication Mechanism 1.0.1 (SEAM) をインストールする場合には、Admin Pack をインストールしたあとにシステムをリブートする必要があります。