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iPlanet Web Server, Enterprise Edition 管理者ガイド |
「Legacy Servlets」タブ
「Legacy Servlets」タブでは、iPlanet Web Server 4.x と同等に、サーブレットのプロパティを指定できます。これは、下位互換性を確保することを目的として含まれているものです。「Legacy Servlets」タブには、次のページがあります。
「Configure Global Attributes for Servlets」ページ
「Configure Servlet Attributes」ページ
「Configure Global Attributes for Servlets」ページ
「Configure Global Attributes for Servlets」ページでは、iPlanet Web Server 4.x と同等に、一般的なサーブレットのプロパティを指定できます。これは、下位互換性を確保することだけを目的として含まれているものです。Startup Servlets: サーバの起動時に読み込むサーブレットを指定します。ここには、.class 拡張子を使用しないでください。
Session Manager: セッションマネージャクラスを指定します。
Session Manager Args: コンマで区切った name=value セッションマネージャ初期パラメータを指定します。
Reload Interval: サーブレットおよび JSP を、繰り返して読み込む間隔 (秒単位) を指定します。サーブレットのクラスファイルが変更された場合には、(変更内容を反映している) サーブレットインスタンスを再度読み込むことができます。0 〜 600 の範囲の整数値のいずれかを入力します。デフォルトは 5 秒です。
Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。
「Configure Servlet Attributes」ページ
「Configure Servlet Attributes」ページでは、iPlanet Web Server 4.x と同等に、servlets.properties ファイルへのサーブレットの追加や、既存のサーブレットの入力パラメータ、クラスパス、および仮想パスの変換の指定が可能です。これは、下位互換性を確保することだけを目的として含まれているものです。サーブレットの仮想パス変換は、それらが登録済みサーブレットディレクトリにあるかどうかとは関係なく、設定することができます。このインタフェースを使用してサーブレットを追加すると、そのサーブレットが iPlanet Web Server の config ディレクトリ内にある servlets.properties ファイルに自動的に追加されます。
Choose Servlet: 編集するサーブレットを指定します。このドロップダウンリストからサーブレットを選択すると、このページの下側にそのサーブレットの情報が表示されます (新しい仮想パスエントリを追加する場合には、このフィールドは無視します)。
注 servlets.properties ファイルにサーブレットを追加するには、ページの下側にある次の各フィールドにデータを入力します。
Servlet Name: そのサーブレットの識別子を指定します。この識別子は、iPlanet Web Server によって内部で使用されるもので、サーブレットにアクセスするために URL で使用されることはありません。この識別子は、サーブレットのクラス名と同じ名前でも、異なる名前でもかまいません。
Servlet Code (クラス名): サーブレットのメインクラスファイルの名前を指定します。.class 拡張子は、必要ありません。このフィールドには、ディレクトリを指定しないでください。
Servlet Classpath: サーブレットのクラスパスへの絶対パスまたは URL を指定します。クラスパスは、ファイルシステム内のどこの場所も指すことができます。サーブレットのクラスパスには、ディレクトリ、.jar または .zip ファイル、あるいはディレクトリへの URL を含むことができます (ただし、.zip または .jar ファイルのクラスパスとして URL を指定することはできません)。サーブレットのクラスパスが、登録済みサーブレットディレクトリではない場合には、サーブレットの仮想パス変換を (「Configure Servlet Virtual Path Translation」ページ内で) 実行して、サーブレットがブラウザにアクセスできるようにする必要があります。
Servlet Args: サーブレットに渡されたオプション (省略可能) の初期引数を一覧表示します。入力は、name=value [,name=value] の形式で行います。例:name1=arg1, name2=arg2。
Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。
「Configure Servlet Virtual Path Translation」ページ
「Configure Servlet Virtual Path Translation」ページでは、iPlanet Web Server 4.x と同等に、サーブレットの仮想パスを追加および編集できます。これは、下位互換性を確保することだけを目的として含まれているものです。たとえば、docs/products/mrktplans ディレクトリに servplan1 という名前のサーブレットの仮想パスを設定すると、ユーザが URL: http://server_name/plans/plan1 を使用してこのサーブレットを呼び出せるようになります。
ただし、指定できるのは、servlets.properties ファイルに一覧表示されているサーブレットの仮想パスだけです。(このファイルにサーブレットを追加するには、「Configure Global Attributes for Servlets」ページを使用します。)
Choose Virtual Path Entry: 変更する仮想パスを指定します。このドロップダウンリストからサーブレットを選択すると、このページの下側にその仮想パスの情報が表示されます (新しい仮想パスエントリを追加する場合には、このフィールドは無視します)。
注 rules.properties ファイルに仮想パスを追加するには、ページの下側にある次の各フィールドにデータを入力します。
Virtual Path: 追加する新しい仮想パスまたは変更する既存の仮想パスを指定します。新しいパスを追加する場合には、このフィールド内のテキスト (ある場合) を上書きできます。仮想パスを変更する場合には、このフィールドの上に表示される「Choose Virtual Path Entry」内のリストからそのパスを選択します。
Servlet Name: 「Configure Servlet Attributes」ページで入力したとおりに、サーブレットの名前を指定します。「Configure Servlet Attributes」ページで指定する前に、このフィールドでサーブレットの識別子を作成することもできますが、仮想パスが動作するには、「Configure Servlet Attributes」ページでこれを指定しておかなくてはなりません。
既存の変換を削除するには、「Choose Virtual Path Entry」メニューで仮想パスの名前を選択してから、「Remove」をクリックします。
Remove: rules.properties ファイルから選択した仮想パスを削除します。
「Servlet Directory」ページ
「Servlet Directory」ページでは、iPlanet Web Server 4.x と同等に、サーブレットが配置されているディレクトリを指定できます。これは、下位互換性を確保することだけを目的として含まれているものです。URL Prefix: サーブレットディレクトリにアクセスするために、URL で使用する接頭辞を指定します。たとえば、URL http://server_name/plans をディレクトリ D:/netscape/server4/docs/plans にマップさせたい場合には、このフィールドに plans と入力します。
Servlet Directory: サーブレットディレクトリとして登録するディレクトリへの絶対パスを指定します。このディレクトリ内のサーブレットは、前のフィールドで指定した URL 接頭辞を使用している URL によって呼び出されます。iPlanet Web Server は、これらのディレクトリ内のファイルをすべてサーブレットとして処理します。
Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。
Current Servlet Directories: 現在のサーブレットディレクトリを一覧表示します。サーブレットディレクトリを変更するには、そのサーブレットディレクトリの行にある「Edit」をクリックします。サーブレットディレクトリの登録を解除するには、そのサーブレットディレクトリの行にある「Remove」をクリックします。
Edit: 既存のサーブレットディレクトリを編集できます。ページの上側に、編集可能な状態で URL 接頭辞とディレクトリパスが表示されます。変更を行ってから「OK」をクリックします。
Remove: 登録済みサーブレットディレクトリのリストからディレクトリを削除します。ディレクトリそのものは削除されません。
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Last Updated October 17, 2001