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iPlanet Web Server, Enterprise Edition 管理者ガイド



「Virtual Servers」タブ

「Virtual Servers」タブでは、仮想サーバの管理および作成や、仮想サーバの基本的なプロパティの編集を行うことができます。「Virtual Servers」タブには、次のページがあります。



「Manage Virtual Servers」ページ

「Manage Virtual Servers」ページでは、仮想サーバを選択し、Virtual Server Manager にアクセスして、個々の仮想サーバを管理できます。また、そのクラスに含まれるすべての仮想サーバのツリービューも表示できます。

次の各要素が表示されます。

Select a Virtual Server: そのクラス内のすべての仮想サーバを一覧表示します。



「Virtual Server Manager」タブを表示するには、ドロップダウンリストからサーバを選択し、「Manage」をクリックします。



Tree View of the Class: このページの「Tree View of the Class」領域には、そのクラス内のすべての仮想サーバが一覧表示されます。

「Home Page」リンクを使用すると、その仮想サーバのホームページへジャンプできます。その仮想サーバには、クライアントとしてアクセスできます。

仮想サーバの隣に表示される「On」または「Off」は、仮想サーバの状態、すなわち現在オンとオフのどちらの状態かを示しています。ただし、仮想サーバがオンの状態であっても、そのサーバインスタンスがオンになっていない場合は、要求に対してサービスを提供することはできません。

「Web Applications」カラムには、導入されている、各仮想サーバの Web アプリケーションがすべて表示され、それらが使用可能になっているか使用不可になっているかが表示されます。

「Deploy」リンクをクリックすると、「Deploy Web Application」ページにジャンプできます。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「Add Virtual Server」ページ



「Add Virtual Server」ページでは、仮想サーバを作成できます。

詳細は、「仮想サーバ」を参照してください。

Name: 仮想サーバの一意の名前。名前は英数字でなくてはなりませんが、ピリオド (.)、ダッシュ (-)、および 下線 (_) は使用できます。

Connections: 仮想サーバに関連付ける接続のリスト。複数選択することができます。接続は、待機ソケット、IP アドレス、および仮想サーバが待機するポートを制御します。

Urlhosts: 現在の仮想サーバを選択するために使用する、Host 要求ヘッダーで許容されている値のスペースで区切ったリスト。

OK: エントリを保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「Edit Virtual Servers」ページ



「Virtual Servers」ぺージでは、1 つのテーブル内のすべての仮想サーバを表示し、それらのプロパティを編集できます。

詳細は、「仮想サーバ」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Option: 仮想サーバの編集や削除を行うことができます。サーバインスタンスのデフォルトの仮想サーバ、または接続グループのデフォルトのサーバである仮想サーバは削除できません。

ID: クラス内のすべての仮想サーバの名前。

State: 仮想サーバが On (要求に応答できる)、Off、またはDisable (無効) のどの状態であるかを示します。「Disable」を選択した場合は、単なる保守上の理由ではなく、深刻な理由でサーバをオフにしたことを意味します。

この状態は、サーバインスタンスがオンまたはオフのどちらであるかとは関係なく、仮想サーバの状態を表します。このページに表示される仮想サーバの状態がオンの場合には、その仮想サーバは、対応するサーバインスタンスもオンのときに限り、要求を受け入れることができます。

これは、デフォルトのサーバインスタンスとデフォルトの仮想サーバの場合にも該当します。つまり、サーバインスタンスをオフにすると、デフォルトの仮想サーバがまだオンの状態のままであっても、接続の受け入れができなくなります。

なお、サーバインスタンスのデフォルトの仮想サーバは、オフにしたり、無効にすることはできません。

Connections: このインスタンスの各仮想サーバ用に選択できる接続を表示します。

Urlhosts: 現在の仮想サーバを選択するために使用する、Host 要求ヘッダーで許容されている値のスペースで区切ったリスト。

OK: 変更を保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「Edit Connections」ページ



「Edit Connections」ページでは、仮想サーバが待機する接続 (待機ソケット、IP アドレス、およびポートの組み合わせ) を選択できます。

詳細は、「接続グループ」を参照してください。

Connections: この仮想サーバ用に使用できるすべての接続のリスト。複数選択することができます。

OK: 変更を保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。

Quit: 変更内容を保存せずに、そのページを終了します。



「Mime Settings」ページ



「Pick MIME Types for Virtual Servers」ページでは、仮想サーバで使用する MIME タイプファイルを選択できます。

MIME タイプについての詳細は、「MIME タイプの選択」を参照してください。

ID: すべての仮想サーバの名前。

MIME Type: 仮想サーバで使用する MIME タイプファイルを選択できます。MIME タイプファイルによって、ファイル拡張子がファイルタイプにマップされます。このリストには、サーバで使用できる MIME タイプファイルが表示されます。新しい MIME タイプを追加するには、「「Mime Types」ページ」を参照してください。

OK: 変更を保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「ACL Settings for Virtual Servers」ページ



「ACL Settings for Virtual Servers」ページでは、仮想サーバに 1 つまたは複数の ACL ファイルを構成できます。

詳細は、「仮想サーバへのアクセス制御」を参照してください。

Option: ドロップダウンリストから「Edit」または「Delete」を選択できます。

ID: 仮想サーバ ID を一覧表示します。デフォルトの仮想サーバが、最初に表示されます。

ACL File: 「Edit」リンクをクリックすると、「Pick ACL Files for Virtual Server」ページを表示できます。

ACL ファイルのスペースで区切ったリスト。各 ACL ファイルの名前は、一意である必要があります。デフォルトの ACL ファイルの名前は、generated.https-server_id.acl で、このファイルは、server_root/server_id/httpacl ディレクトリにあります。このファイルを使用するには、server.xml 内でこれを参照する必要があります。仮想サーバに関連付ける ACL ファイルは、複数指定できます。ここで新しく作成された ACL ファイルと仮想サーバを関連付けることもできます。

Database: ドロップダウンリストから仮想サーバのデータベースを選択できます。

Base DN: dbswitch.conf ファイル内のベース DN 検索をオーバライドします。ただし、ベース DN 値は、dbswitch.conf エントリのベース DN 値に相対的なままとします。

OK: 変更を保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「Pick ACL Files for Virtual Server」ページ



「Pick ACL Files for Virtual Server」ページには、指定されたサーバインスタンス用に作成されたすべての ACL ファイルが一覧表示されます。リスト内で強調表示することによって、仮想サーバの ACL ファイルを選択できます。詳細は、「仮想サーバへのアクセス制御」を参照してください。

OK: 変更を保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。

Quit: 変更内容を保存せずに、このページを終了できます。



「Quality of Service」ページ



「Quality of Service for Virtual Servers」ページには、仮想サーバに対して設定するパフォーマンス制限の設定値が含まれています。次の 2 つの領域を制限できます。1 つは帯域幅の量、もう 1 つは接続数です。

詳細は、「サービス品質の使用法」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Action: 「Apply to」カラムにリストされている、その仮想サーバのサービス品質機能を有効または無効にします。サービス品質は、仮想サーバで機能できるようにするために、サーバインスタンスに対しても有効にしておく必要があります。

Apply to: サービス品質制限値を適用する仮想サーバの ID。

Bytes per second: 仮想サーバの帯域幅の最大制限値 (バイト数/秒)。

Enforce B/W: 帯域幅の制限値を強制するかどうかを指定します。この制限値を強制すると、制限値に達したあと、仮想サーバが接続を拒否します。

Max Connection: 仮想サーバの最大同時接続数。

Enforce Connections: 接続制限値を強制するかどうかを指定します。この制限値を強制すると、制限値に達したあと、仮想サーバが接続を拒否します。

OK: 変更を保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「Logging Settings」ページ



このページは、仮想サーバのアクセスログやエラーログの場所をデフォルトの値から変更するときに使用します。最適な結果が得られるように、各仮想サーバは、それぞれ専用のアクセスログとエラーログを所有すべきです。

ログファイルについての詳細は、「ログファイルの使用」を参照してください。仮想サーバのログファイルについての詳細は、「仮想サーバのログの設定」を参照してください。

次の各要素が表示されます。

ID: すべての仮想サーバの名前。

Access Log: アクセスログの場所。その場所への絶対パスを入力します。

Error Log: エラーログの場所。その場所への絶対パスを入力します。

Default: デフォルトのログパスに戻します。デフォルトは、サーバインスタンスのエラーログおよびアクセスログへのパスです。

OK: 変更を保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「Java Web Applications Settings」ページ



「Java Web Applications Settings」ページでは、仮想サーバクラスに Web アプリケーションファイルを割り当てることができます。Web アプリケーションファイルには、仮想サーバ内のすべての Web アプリケーションの設定値が格納されています。

詳細については、『サーブレットに関するプログラマーズガイド』を参照してください。

ID: すべての仮想サーバの名前。

Web Apps File: 「ID」カラム内の仮想サーバの Web アプリケーションファイル。

Web Apps State: ファイル内で参照される Web アプリケーションがアクティブな状態 (オン) であるかどうかを指定します。Web アプリケーションを導入または編集するときには、事前に、「On」の状態に設定する必要があります。

OK: 変更を保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。



「CGI Settings」ページ



「Virtual Servers CGI Setting」ページでは、個々の仮想サーバで CGI プログラムを実行する方法を決定するプロパティを設定できます。これらの設定は、「Edit Classes」ページでクラスレベルに設定されている設定をオーバライドします。これらの設定値は、UNIX/Linux 用のサーバです。

詳細は、『プログラマーズガイド』および『NSAPI プログラマーズガイド』を参照してください。

次の各要素が表示されます。

Option: 「ID」カラム内の仮想サーバに対して、「Default」設定、「Overwrite」設定、または「Delete」設定を選択できます。

ID: すべての仮想サーバの名前。

User: CGI プログラムの実行に使用するユーザの名前。

Group: CGI プログラムの実行に使用するグループの名前。

Chroot: 実行の開始前に chroot を行うディレクトリ。

Directory: 実行の開始前に、chroot を行ったあとに chdir を行うディレクトリ。

Nice: サーバに対する CGI プログラムの優先度を指定する増分。通常、サーバは nice 値 0 で稼働し、nice 値の増分は 0 (CGI プログラムはサーバと同じ優先度で動作) 〜 19 (CGI プログラムはサーバよりずっと低い優先度で動作) の間になります。nice 値の増分として -1 を指定し、 CGI プログラムをサーバよりも優先することは可能ですが、これは推奨されません。

OK: 変更を保存します。

Reset: 変更を取り消し、ページ内の各要素を変更前の値に戻します。

Help: オンラインヘルプを表示します。


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Last Updated October 17, 2001