作成したメッセージの内容は、カット、コピー、および貼り付けることができます。また、テキストを検索したり置換することもできます。メッセージのスペルチェックも行えます。下書きメッセージを保存することもできます。
メッセージには、次の形式を使用できます。
HTML 形式
HTML 形式のテキストには、次のような形式を適用できます。
太字、イタリック、下線、フォントサイズ、フォントの色、およびその他のフォント形式
見出し、箇条書き、段落番号などのパラグラフスタイルパラグラフの位置合わせやインデントも指定できます。
メッセージテンプレートの選択、文書の設定、背景画像の指定、およびその他のページ形式の指定を行えます。
プレーンテキスト形式
プレーンテキストのメッセージには形式を適用できません。
メッセージ作成ウィンドウでは、メッセージの内容を編集することができます。メッセージの内容は次のようにして編集できます。
メッセージ内のすべてのテキストを選択するには、「編集」->「全て選択」を選択します。
メッセージからテキストを削除して、それをクリップボードに入れるには、メッセージ内のテキストを選択して、「編集」->「切り取り」を選択します。
メッセージのテキストをクリップボードにコピーするには、メッセージ内のテキストを選択して、「編集」-> 「コピー」を選択します。
クリップボードのテキストをメッセージに貼り付けるには、テキストを挿入する位置にカーソルを配置します。「編集」->「貼り付け」を選択します。
クリップボードのテキストを引用文としてメッセージに貼り付けるには、テキストを挿入する位置にカーソルを配置します。「編集」->「引用として張り付け」を選択します。挿入されるテキストの各行頭に不等号 (>) 記号が付いて、メッセージに挿入されます。
最後に実行した動作を取り消すには、「編集」->「元に戻す」を選択します。
後になって、取り消した動作を戻したい場合は、「編集」->「やり直し」を選択します。
メッセージを作成するときに、メッセージ内のテキストを検索できます。 検索したテキストを置換することもできます。
メッセージ内のテキストを検索するには、次の手順を実行します。
「編集」->「検索」を選択します。 「検索」ダイアログのテキストボックスに検索するテキストを入力します。
あるいは、正規表現を使用してテキストを検索することもできます。正規表現とは、検索するテキストのパターンを指定する方法です。たとえば、正規表現の t*e は、the、time、table などのテキストを検索します。
テキストの検索に正規表現を使用するには、「編集」->「正規表現の検索」を選択します。「正規表現の検索」ダイアログのテキストボックスに、 検索する正規表現を入力します。
メッセージの後ろから、あるいはカーソル位置から、メッセージの先頭に向かって検索を開始するには、「後方検索」オプションを選択します。
ダイアログに入力したテキストの大小文字に一致するテキストのみを検索するには、「大文字と小文字を区別」オプションを選択します。
「検索」ボタンをクリックします。メッセージ内にテキストが見つかると、最初に一致したテキストがメッセージ内で強調表示されます。
次の一致を検索するには、「編集」-> 「再検索」を選択します。
テキストを検索し、それを別のテキストで置換するには、次の手順を実行します。
「編集」->「置換」を選択します。
「置換前」テキストボックスに検索するテキストを入力します。
「置換後」テキストボックスに、検索したテキストを置換するテキストを入力します。
メッセージの後ろから、あるいはカーソル位置から、メッセージの先頭に向かって検索を開始するには、「後方検索」オプションを選択します。
ダイアログに入力したテキストの大小文字に一致するテキストのみを検索するには、「大文字と小文字を区別」オプションを選択します。
「検索して置換」ボタンをクリックします。メッセージ内にテキストが見つかると、「置換確認」ダイアログが表示されます。次の表に説明するように、「置換確認」ダイアログのボタンを使用して、 メッセージ内のテキストを置換します。
ボタン |
機能 |
---|---|
「すべて置換」 |
一致するすべての検索テキストを置換テキストで置き換えます。 |
「次へ」 |
現在の検索テキストを置換しないで、次の検索テキストを見つけます。 |
「閉じる」 |
「置換確認」ダイアログを閉じて、テキストの置換を行いません。 |
「置換」 |
現在一致している検索テキストを置換テキストで置き換え、次の一致を検索します。 |
メッセージのスペルをチェックするには、「編集」->「ドキュメントのスペルをチェック」を選択します。
スペルチェッカがミススペルの単語を見つけると、「スペルチェッカ」ダイアログに修正候補の一覧が表示されます。 「スペルチェッカ」ダイアログでは、次の動作を実行できます。
「スペルチェッカ」ダイアログに表示された修正候補の 1 つでミススペルの単語を置き換えるには、修正候補を選択して、「置換」ボタンをクリックします。
ミススペルの単語を無視するには、「無視する」ボタンをクリックします。スペルチェッカは、これ以降この単語をミススペルとして識別しません。
次のミススペルの単語に移動し、現在の単語は変更しない場合は、「スキップ」ボタンをクリックします。
前のミススペルの単語に戻り、現在の単語は変更しない場合は、「戻る」ボタンをクリックします。
ミススペルの単語を辞書に追加するには、「辞書への追加」ドロップダウンリストから辞書を選択して、「単語の追加」ボタンをクリックします。
Evolution
は、Evolution
環境設定で有効にしてある言語に対してメッセージのスペルチェックを行います。別の言語を使用してメッセージのスペルをチェックするには、「編集」->「現在の言語」を選択して、希望する言語を選びます。
デフォルトのスペルチェッカ言語の変更方法については、コンポーザの環境設定を参照してください。
まだ送信しないメッセージを保存したい場合、メッセージの下書きを保存することができます。作成中のメッセージの下書きを保存するには、「ファイル」->「草案を保存」を選択します。メッセージは、ローカルの「草案箱」フォルダに保存されます。
下書きメッセージの作成を継続するには、ローカルの「草案箱」フォルダからメッセージを開き、完成させます。
下書きメッセージを送信するには、ローカルの「草案箱」フォルダからメッセージを開きます。作成ウィンドウでメッセージを完成させてから、「ファイル」->「送信」を選択します。
HTML 形式でメッセージを作成するには、「ファイル」->「新規」->「メッセージ」を選択します。 メッセージの作成 ウィンドウで、「フォーマット」->「HTML」を選択します。これにより、「HTML」メニュー項目が選択されます。
フォント形式を適用するには、次の手順を実行します。
形式を適用するテキストを選択します。
選択したテキストに形式を適用するには、次の該当するアクションを実行します。
形式 |
処置 |
---|---|
プレーンテキスト |
「フォーマット」->「スタイル」->「プレーンテキスト」を選択します。 |
太字 |
「フォーマット」->「スタイル」->「ボールド」を選択します。 |
イタリック |
「フォーマット」->「スタイル」->「斜体」を選択します。 |
下線 |
「フォーマット」->「スタイル」->「下線」を選択します。 |
取り消し線 |
「フォーマット」->「スタイル」->「取消し線」を選択します。 |
フォントサイズ |
「フォーマット」->「フォントサイズ」を選択して、サブメニューからフォントサイズを選択します。標準テキストのサイズに対して、テキストのサイズを指定する必要があります。指定可能なオプションは、「+2」、「+1」、「-1」、「-2」です。 |
フォントカラー |
「フォーマット」->「テキスト」を選択します。「色」ドロップダウンリストで矢印をクリックします。カラーテーブルから色を選択します。 カスタムカラーを指定するには、「カスタム色」色選択ボタンをクリックします。色ガイドまたはスピンボックスを使用して、色を選択します。「了解」をクリックして、新しい色をカラーテーブルに追加します。 「了解」をクリックして、フォントカラー形式に適用し、ダイアログを閉じます。 |
形式ツールバーを使用して、テキストに形式を適用することもできます。形式ツールバーを使用してテキストに形式を適用するには、適用する形式を表すボタンをクリックします。
パラグラフ形式を適用するには、次の手順を実行します。
形式を適用するパラグラフをクリックします。
選択したパラグラフに形式を適用するには、次の該当するアクションを実行します。
形式ツールバーを使用して、パラグラフに形式を適用することもできます。形式ツールバーを使用してパラグラフに形式を適用するには、適用する形式を表すボタンをクリックします。
ページ形式を適用するには、次の手順を実行します。
「フォーマット」->「ページ」を選択します。
ページのテンプレートを「プロパティ: ページ」ダイアログの「テンプレート」ドロップダウンリストから選択します。
「文書のタイトル」テキストボックスにページの名前を入力します。
「背景の画像」ドロップダウンコンビネーションボックスに、メッセージの背景に使用する画像ファイルの名前を入力します。
または、「参照」をクリックして、「背景の画像」ダイアログを表示します。ダイアログを使用して、使用する画像ファイルを指定します。
テキスト、リンク、メッセージ背景の色を選択するには、「色」グループの該当するドロップダウンリストの矢印をクリックします。カラーテーブルから色を選択します。
カスタムカラーを設定するには、「カスタム色」色選択ボタンをクリックします。色ガイドまたはスライダを使用して色を選びます。「了解」をクリックして、新しい色をカラーテーブルに追加します。「了解」をクリックして色を適用し、ダイアログを閉じます。
「了解」をクリックして形式をメッセージに適用し、 「プロパティ: ページ」ダイアログを閉じます。
メッセージに顔文字を挿入するには、「挿入」->「スマイリー」を選択して、希望の顔文字を選びます。
メッセージ作成ウィンドウにどのメッセージ要素を表示するかをカスタマイズできます。次の表は、メッセージ作成ウィンドウにメッセージ要素を表示する方法を説明しています。
表示される情報 |
選択 |
---|---|
添付区画 |
「表示」->「添付を表示」 |
「From」フィールド |
「表示」->「差出人フィールド」 |
「返信先」フィールド |
「表示」-> 「返信先フィールド」 |
「Cc」フィールド |
「表示」-> 「Cc フィールド」 |
「Bcc」フィールド |
「表示」->「Bcc フィールド」 |