Ximian Evolution 1.4 ユーザーズガイド Sun Microsystems Edition

コンポーザの環境設定

色を指定するには、「コンポーザの設定」を使用します。次の機能領域で作成者の環境設定をカスタマイズできます。

一般的なメッセージ作成の環境設定

メッセージ作成の環境設定を指定するには、「一般」タブセクションを使用します。表 9–8は、設定可能なメッセージ作成の環境設定を示しています。

表 9–8 一般メッセージの作成環境設定

ダイアログ要素 

説明 

「転送方式」

メッセージ転送に異なる方式を選択できます。ドロップダウンリストからメッセージのデフォルト転送方式を選択します。 

メッセージの転送方式に関する情報については、メッセージを転送するにはを参照してください。

「返信方法」

メッセージの返信に異なる方式を選択できます。ドロップダウンリストからメッセージのデフォルト返信方式を選択します。 

次のオプションの中からどれか 1 つを選択します。 

  • 「オリジナルのメッセージを引用する」:新しいメッセージの本文に元のメッセージを挿入し、元のメッセージの各行頭に不等号記号 (>) を付ける場合は、このオプションを選択します。

  • 「オリジナルのメッセージを引用しない」:返信メッセージに元のメッセージを含めない場合はこのオプションを選択します。

  • 「オリジナルのメッセージを添付する」:新しいメッセージに元のメッセージを添付する場合はこのオプションを選択します。

「文字セット」

ドロップダウンリストからメッセージのデフォルト文字エンコードを選択します。 

「HTML の中のメッセージを整形する」

メッセージのデフォルト形式を HTML 形式にする場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択しない場合、デフォルト形式はプレーンテキスト形式です。 

「スマイリーアイコンを自動的に挿入する」

タイプしたとおりに顔文字の画像を自動的に挿入するには、このオプションを選択します。たとえば、 :-) とタイプすると、スマイルアイコンが自動的に挿入されます。

このオプションは、HTML 形式のメッセージにのみ適用されます。 

「件名が空の場合は送信する前に確認する」

「件名」テキストボックスに件名を入力せずにメッセージを送信すると警告メッセージが表示されるようにするには、このオプションを選択します。

「Bcc 受信者のみ指定されている場合は送信する前に確認する」

「Bcc」フィールドのみにアドレスを指定し、「宛先」または「Cc」フィールドにアドレスを指定しないでメッセージを送信すると警告メッセージが表示されるようにするには、このオプションを選択します。

署名の環境設定

署名環境設定を指定するには、「署名」タブセクションを使用します。表 9–9に、設定可能な署名環境設定を示します。

表 9–9 署名の環境設定

ダイアログ要素 

説明 

署名リスト 

メッセージに挿入可能な署名の一覧を表示します。メッセージを作成するときに、「署名」ドロップダウンリストから署名を 1 つ選択できます。

「追加」

このボタンをクリックして、署名の一覧に署名を追加します。 

署名の一覧に署名を追加するには、次の手順を実行します。 

  • 「追加」ボタンをクリックして、 「署名の編集」ダイアログを表示します。

  • 「名前」テキストボックスに署名を入力します。

  • ダイアログのコンテンツ領域に署名を入力します。署名のフォーマット方法の詳細については、メッセージの作成を参照してください。

  • 「ファイル」->「保存して閉じる」を選択して、署名を保存してダイアログを閉じます。

「Add Script」

スクリプトを使用して署名を生成できます。「Add Script」ボタンをクリックして、署名を生成するスクリプトを追加します。

署名の一覧にスクリプトを追加するには、次の手順を実行します。 

  • 「Add Script」ボタンをクリックして、「署名スクリプトの追加」ダイアログを表示します。

  • 「名前」テキストボックスにスクリプト名を入力します。

  • 「Script」ドロップダウンコンビネーションボックスに、使用するスクリプトのファイル名を入力します。 または、「参照」をクリックして、「ファイルの選択」ダイアログを表示します。このダイアログを使用して、使用するスクリプトを選択します。

  • 「了解」をクリックします。

「編集」

署名または署名スクリプトを編集するには、署名リストから項目を選択して、「編集」ボタンをクリックします。

「削除」

署名または署名スクリプトを削除するには、署名リストから項目を選択して、「削除」ボタンをクリックします。

スペルチェック環境設定

スペルチェッカ環境設定を設定するには、「スペルチェック」タブセクションを使用します。表 9–10に、設定可能なスペルチェッカ環境設定を示します。

表 9–10 スペルチェック環境設定

ダイアログ要素 

説明 

言語表 

インストール済みの辞書の言語を一覧で表示します。 

言語を有効にするには、言語表からその言語を選択して、「有効」ボタンをクリックします。あるいは、有効にする言語の「有効」カラムのチェックボックスをクリックして、チェックマークを表示します。

「入力時にスペルチェックする」

入力中、Evolution がスペルチェックを行うようにする場合は、このオプションを選択します。Evolution は、言語表で選択した言語の辞書に対してスペルチェックを行います。

「スペルミスした文字の色」

「入力時にスペルチェックする」オプションを選択した場合、Evolution は、メッセージ中の単語で、言語表で選択した言語の辞書にない単語に下線を引きます。

カラー選択ボタンをクリックして、辞書にない単語に引かれる下線の色を変更します。「色の選択」ダイアログを使用して、色を選択します。