Ximian Evolution 1.4 ユーザーズガイド Sun Microsystems Edition

セキュリティ環境設定

「セキュリティ」タブセクションを使用して、メールアカウント用の PGP または GPG セキュリティ環境設定を指定します。PGP および GPG は、メッセージの暗号化と復号化に使用されるアプリケーションです。

表 9–4 に、設定可能なセキュリティ環境設定を示します。

表 9–4 メールアカウントのセキュリティ環境設定

ダイアログ要素 

説明 

「PGP/GPG キー ID」

テキストボックスに公開鍵を入力します。 

「このアカウントを使用する場合は、常に送信メッセージに署名を付与する」

このメールアカウントから送信するすべてのメッセージに暗号化された署名を添付する場合はこのオプションを選択します。 

「会議開催要求に合意しない (Outlook 互換)」

「カレンダ」の出席者に会議情報を送信するときに、暗号化された署名を添付しない場合は、このオプションを選択します。

Outlook は、暗号化された署名付きの会議出席依頼を受け付けません。会議出席者の中で Outlook を使用している人がいる場合はこのオプションを選択します。

「暗号化したメールを送信する場合は、常にメールを暗号化する」

常に暗号化された形式で自分宛てに暗号化されたメッセージのコピーを送信する場合は、このオプションを選択します。 

暗号化された送信メッセージを、「送信」フォルダや「送信キュー」フォルダなどで復号化できるようにするには、このオプションを選択します。

「暗号解読時に常に信用キーを使用する」

メッセージを暗号化するときに、公開鍵リングに含まれている連絡先の公開鍵の正当性を確認しない場合は、このオプションを選択します。公開鍵リングは、既知のすべての公開鍵がリストされたファイルです。