Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル

監視のデフォルト状態

Sun N1 System Manager における、検出されたサーバーおよび初期化されたオペレーティングシステム用の監視のデフォルトのステータスは次のとおりです。

ハードウェア監視のデフォルトのステータス

デフォルトでは、管理対象サーバーまたはその他のハードウェアが検出されると、その管理対象サーバーまたはハードウェアの監視が有効になります。管理可能なサーバーを監視するには、そのサーバーが検出されていて、正しく N1 System Manager に登録されている必要があります。この手順については、第 4 章「管理可能なサーバーの検出」で説明しています。ハードウェアセンサーの監視は、すべての管理対象サーバーでデフォルトで有効になります。サーバーが削除され、再検出された場合は、その管理対象サーバーに関する、監視のためのすべての状態が失われます。これは、サーバーを削除したときにそのサーバーに対して監視が有効であったかどうかに関係ありません。デフォルトでは、管理対象サーバーが再び検出されると、監視は true に設定されます。この処理は、SP ベースの検出で検出されたサーバーだけが対象です。

OS 健全性監視のデフォルトステータス

デフォルトは無効です。管理対象サーバーに OS が正しくプロビジョニングされ、N1 System Manager 管理機能がサポートされると (add server feature コマンドを agentip 付けて実行)、OS 健全性の監視が有効になります。OS のプロビジョニングは、N1 System Manager または、N1 System Manager 以外での OS インストールで行うことができます。

特定の OS 健全性の属性の値を監視する必要がない場合は、その属性に対するしきい値重要度を無効にすることができます。この場合、他の OS 健全性の属性は引き続き監視することができます。これで、不要なアラームを防ぐことができます。例 6–9 に、この方法を示します。しきい値の全般的な情報については、「監視しきい値」を参照してください。

ネットワーク到達可能性監視のデフォルトのステータス

デフォルトでは、管理対象サーバーの管理インタフェースが検出されると、そのインタフェースの監視が有効になります。デフォルトでは、管理機能が追加されると、他のインタフェースの監視も有効になります。