Sun N1 System Manager 1.3 オペレーティングシステムプロビジョニングガイド

ProcedureSolaris のディスクレスクライアントのイメージへのリンクを設定する

  1. n1sh シェルにアクセスするか、N1 System Manager のブラウザでコマンド行に移動します。


    N1-ok>
  2. ディスクレスクライアントのイメージへのリンクを定義するには、create os コマンドを使用します。


    ヒント –

    ディスクレスクライアントのイメージへのリンクを定義すると、デフォルトの OS プロファイルが自動的に作成されます。



    N1-ok> create os os-name type os-type format diskless \
    tftpserver ip kernelimage path-to-kernelimage \
    bootimage1 path-to-bootimage1 bootimage2 path-to-bootimage2
    

    条件:

    • os-name はディストリビューションのイメージの一意の名前です。os-name には、数字、文字、および一部の特殊文字を含むことができます。次の特殊記号は使用できません。コンマ (,)、アスタリスク (*)、一重引用符 (')、二重引用符 (“)、括弧 ()、疑問符 (?)、等号 (=)、復帰改行 (\)。

    • ip には、TFTP サーバーの IP アドレスを指定します。デフォルトは管理サーバーの IP アドレスです。

    • os-type には、ディスクレスクライアントのイメージのオペレーティングシステムを指定します。有効なディスクレスクライアントの種類は solaris および redhat です。

    • path-to-kernelimage は、TFTP サーバーのルートディレクトリを基準にした、カーネルイメージへのパスです。

    • path-to-bootimage1 は、TFTP サーバーのルートディレクトリを基準にした、最初の起動イメージへのパスです。

    • path-to-bootimage2 は、TFTP サーバーのルートディレクトリを基準にした、2 番目の起動イメージへのパスです。


例 4–1 Solaris のディスクレスクライアントのイメージへのリンクの設定

次の例では、2 つに分割された起動イメージに基づく Solaris ディスクレスクライアントのイメージを定義しています。


N1-ok> create os my-diskless type solaris format diskless tftpserver 10.5.4.3 \
kernelimage images/diskless-kernel bootimage1 images/diskless-boot-1 bootimage2 images/diskless-boot-2