Sun Directory Server Enterprise Edition 7.0 リリースノート

第 2 章 互換性について

この章では、Directory Server Enterprise Edition コンポーネント製品から削除されたか、または非推奨となった機能について説明します。また、Directory Server Enterprise Edition コンポーネント製品の機能のうち、削除される可能性がある機能と非推奨となる可能性がある機能についても説明します。

この章では、次の内容について説明します。

インタフェースの安定性の度合いについては、『Sun Directory Server Enterprise Edition 7.0 Man Page Reference 』において、マニュアルページのエントリごとに示されています。

プラットフォームのサポート

Directory Server Enterprise Edition 7.0 では、次のプラットフォームのサポートが削除されました。

ネイティブパッケージのインストールは Solaris オペレーティングシステムでのみサポートされています。

version 7.0 でサポートされなくなったプラットフォームに Directory Server Enterprise Edition をインストールしている場合は、使用しているオペレーティングシステムを次の表に記載されているバージョンにアップグレードしてください。

以前のオペレーティングシステムのバージョン 

7.0 のインストールに必要なオペレーティングシステムの最小バージョン 

Red Hat Enterprise Linux 3 (x86) 

Red Hat Enterprise Linux 4 (x86) 

Red Hat Enterprise Linux 3 (x64) 

Red Hat Enterprise Linux 4 (x64) 

SUSE Linux Enterprise Server 9 (32 ビット) 

SUSE Linux Enterprise Server 10 (32 ビット) 

SUSE Linux Enterprise Server 9 (x64) 

SUSE Linux Enterprise Server 10 (x64) 

Microsoft Windows 2000 Server 

Microsoft Windows 2003 Server 

Hewlett Packard HP-UX 11.11 

Hewlett Packard HP-UX 11.23 

サポートされているオペレーティングシステムについて詳しくは、「オペレーティングシステムの要件」を参照してください。

システム仮想化サポート

システム仮想化は、共有ハードウェア上で複数のオペレーティングシステム (OS) インスタンスを個別に動作させるためのテクノロジです。機能的には、仮想化環境で動作する OS に配備されるソフトウェアは、ベースとなるプラットフォームが仮想化されていることを認識しないのが一般的です。Sun では、代表的なシステム仮想化環境および OS を組み合わせて Sun 製品のテストを実施しています。テストの目的は、適切にサイジングおよび設定された仮想化環境上で、仮想化されていないシステム上での動作と同様に Sun 製品が正常な動作を継続することの検証です。仮想化環境での Sun 製品に対する Sun のサポートについては、System Virtualization Support in Sun Java System Productsを参照してください。

このリリースでは、Directory Server Enterprise Edition 7.0 ソフトウェアがすでにネイティブでサポートしている OS であれば、Sun Microsystems は VMware テクノロジ上で動作するすべての OS をサポートします。Sun Microsystems は、OS とハードウェアのすべての組み合わせを保証するわけではありませんが、基礎となる VMware テクノロジの実装に依存します。VMware テクノロジでの Directory Server Enterprise Edition 7.0 ソフトウェアの本稼働配備はお勧めしません。

このリリースの Directory Server Enterprise Edition でサポートされているハードウェアプラットフォームについては、「ハードウェア要件」を参照してください。

このリリースの Directory Server Enterprise Edition でサポートされているオペレーティングシステムと OS バージョンについては、「オペレーティングシステムの要件」を参照してください。

Directory Server Enterprise Edition 7.0 は、Solaris 10 Update 3 およびそれ以降のバージョンの SPARC プラットフォームで論理ドメイン (LDoms) をサポートしています。LDoms の詳細については、『Logical Domains (LDoms) 1.0.1 Administration Guide 』を参照してください。


注 –

仮想化環境での Identity Synchronization for Windows の インストールはサポートされていません。


ソフトウェアのサポート

削除されたソフトウェアコンポーネント

次の Directory Server Enterprise Edition コンポーネントはこのリリースで削除されました。

Directory Service Control Center の変更点

この節では、Directory Service Control Center (DSCC) の動作の変更点を説明します。

互換性についての注意事項

この節では、このリリースで削除されたか、または非推奨となった機能の一覧を示し、次のリリースで削除される可能性のある機能やコマンドを取り上げます。