Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Application Adaptersインストレーション・ガイド 11g リリース1(11.1.1.3.0) B61415-01 |
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この章では、Oracle Fusion Middleware Application Adapters for Oracle WebLogic Server 11gのインストールおよび構成の方法を説明します。内容は次のとおりです。
WindowsでのOracle Fusion Middleware Application Adaptersのインストール
UNIXおよびLinuxでのOracle Fusion Middleware Application Adaptersのインストール
Oracle Fusion Middleware Application Adapters for Oracle WebLogic Server 11gが正しく機能するためには、次のパッチが必要です。
BPM PS2 - BPM BP1の必須パッチ(パッチ9958661)
Oracle Fusion Middleware Application AdaptersをBusiness Process Management (BPM)とともに使用する場合は、このパッチが必要です。
OSB PS2の必須パッチ(パッチ9654566および10182476)
Oracle Fusion Middleware Application AdaptersをOracle Service Bus (OSB)とともに使用する場合は、これらのパッチが必要です。
SOA Suite PS2の必須パッチ(パッチ9563280)
Oracle Fusion Middleware Application AdaptersをOracle Service-Oriented Architecture (SOA) Suite PS2とともに使用する場合は、このパッチが必要です。
これらのパッチは、次のOracleサポートWebサイトから入手できます。
詳細情報は、Oracleカスタマ・サポートにご連絡ください。
11g リリース1(11.1.1.3.0)のApplication Adapterインストーラは、Oracle Service-Oriented Architecture (SOA) SuiteおよびOracle Service Bus (OSB)に適用されます。インストールされるアプリケーション・アダプタは、Business Process Execution Language (BPEL)、メディエータ、Business Process Management (BPM)およびOSBコンポーネントで使用できます。このインストーラを使用して、スタンドアロンSOA環境、スタンドアロンOSB環境、または(SOAとOSBの)混在環境でアプリケーション・アダプタをインストールできます。
Application AdaptersはORACLE_HOME
パラメータに指定された値に基づいてインストールされます。インストーラは、OPatchユーティリティを使用して、システムにインストールされているOSBまたはSOAの具体的なバージョンをチェックします。インストーラは、Oracle SOA SuiteおよびOSBとともに配布されたJDKを使用するために、-oh
オプションを使用してOPatchユーティリティを起動します。例:
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\OPatch>opatch.bat lsinventory -oh<SOA_HOME>
-jre <JDK_HOME>
インストーラは、次の文字列および値について、OPatchユーティリティの出力を解析します。
Application Server 11g SOA Patchset 11.1.1.3.0
Oracle Service Bus 11.1.1.3.0
文字列Application Server 11g SOA Patchset 11.1.1.3.0が検出された場合、そのシステムはOracle SOA Suite環境であるとみなされます。文字列Oracle Service Bus 11.1.1.3.0が検出された場合、そのシステムはOSB環境であるとみなされます。
ORACLE_HOME
に対して値SOA_HOME
を入力した場合、アプリケーション・アダプタは次のフォルダにインストールされます。
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty
ORACLE_HOME
に対して値OSB_HOME
を入力した場合、アプリケーション・アダプタは次のフォルダにインストールされます。
<OSB_HOME>
\Oracle_OSB1\3rdparty
OSBおよびSOA Suiteのみをインストールした場合、インストール時にORACLE_HOME
に対して指定した値に基づいて、SOA_HOME
またはOSB_HOME
にアプリケーション・アダプタがインストールされます。この場合、アプリケーション・アダプタは次のどちらかのフォルダにインストールされます。
<OSB_HOME>
\Oracle_OSB1\3rdparty
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty
インストーラが正常に実行されるためには、OPatchユーティリティがその環境で正常に実行されることが必要です。OPatchユーティリティはアプリケーション・アダプタ・インストーラの前提条件です。組合せ環境またはスタンドアロン環境において、SOA_HOME
およびOSB_HOME
には独自のOPatchユーティリティが存在することに留意してください。アプリケーション・アダプタをインストールするシステムで、必ずOPatchユーティリティを正常に実行させてください。
OPatchユーティリティの詳細(前提条件を含む)は、次のWebサイトを参照してください。
http://www.comp.dit.ie/btierney/oracle11gdoc/em.111/b31207/oui7_opatch.htm#CEGHCGJI
注意: この項で説明したデフォルト・オプションを使用してOPatchユーティリティを起動しなかった場合、その環境ではインストーラは機能しません。OPatchユーティリティまたはインストーラが説明どおりに機能しない場合は、.zipファイルを使用してアプリケーション・アダプタをインストールすることが可能です。Oracle Bug#10207507およびzipファイル・バージョンのインストーラのダウンロードに関する詳細は、Oracleサポートにご連絡ください。 |
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3のインストール
11g リリース1(11.1.1.3.0)のApplication Adapterインストーラを使用すると、Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3の両方のバージョン(SAP JCo 2.1.xおよびSAP JCo 3.x)がインストールされます。デフォルトでは、Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 2.1.x)は次のフォルダにインストールされます。
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\lib
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.x)は次のフォルダにインストールされます。
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\etc\mysap30
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.x)のインストールの詳細は、付録C「Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.x)の構成」を参照してください。
Oracle Fusion Middleware Application Adaptersは、次と一緒にインストールできます。
Application Server 11g SOAパッチセット11g リリース1(11.1.1.3.0)
Oracle Service Bus 11g リリース1(11.1.1.3.0)
WindowsプラットフォームでOracle Fusion Middleware Application Adaptersをインストールするには、次のステップを実行します。
Java Development Kit (JDK)バージョン1.6をシステムにインストールします。
Oracle Fusion Middleware Application Adaptersは、JDKバージョン1.6で動作が保証されています。
JDKがシステム・パスまたは事前定義済のパスに追加されていることを確認します。
JDKバージョン1.6以外の複数のバージョンのJDKがシステムにインストールされている場合は、システム・パスでJDKバージョン1.6が最初にリストされていることを確認してください。インストール・プログラムでは、JDKバージョン1.6のみを使用してアダプタをインストールする必要があります。その他のバージョンのJDKを使用してアダプタがインストールされないようにしてください。
使用するシステムのiwora11g.application-adapters.win32.exeインストール・ファイルがある場所にナビゲートします。
iwora11g.application-adapters.win32.exeファイルをダブルクリックしてOracle Fusion Middleware Application Adapters for Oracle WebLogic Serverのインストール・プログラムを起動します。
インストール・プログラムでは、システム・パスまたは事前定義済パスにあるJDKバージョンが使用されます。
特定のパスにあるJDKバージョンをインストーラに使用させるには、次のステップを実行してインストーラを起動します。
たとえば、Windowsの場合は次のように指定します。
使用するシステムのコマンド・プロンプトにナビゲートします。
次のコマンドを入力します。
iwora11g.application-adapters.win32.exe -is:javahome c:\myfolder\jdk1.6
この例の場合、インストール・プログラムはJDKバージョン1.6を使用して実行されます。
図2-1のように「ようこそ」画面が表示されます。
「次へ」をクリックします。
図2-2のようにORACLE_HOMEパスの画面が表示されます。
Oracle SOA SuiteまたはOSBのインストール先となるシステム上のパスを入力します。例:
Oracle SOA Suiteホーム
C:\oracle\Middleware\Oracle_SOA1
OSBホーム
C:\OSB\Oracle_OSB1
インストール・プログラムにより、すべてのアプリケーション・アダプタおよび関連ファイルが、環境(Oracle SOA SuiteまたはOSB)に応じて次の場所にインストールされます。
Oracle SOA Suiteの場合:
<ORACLE_HOME>
\soa\thirdparty\ApplicationAdapters
この例の<ORACLE_HOME>
は、Oracle SOA Suiteがインストールされる場所を示しています。
OSBの場合:
<OSB_HOME>
\Oracle_OSB1\3rdparty\ApplicationAdapters
この例の<OSB_HOME>
は、Oracle Service Busがインストールされる場所を示しています。
11g リリース1(11.1.1.3.0)のApplication Adapterインストーラの詳細は、「インストールの概要」を参照してください。
「次へ」をクリックします。
図2-3のようにサマリー画面が表示されます。
サマリー画面で具体的な詳細情報を確認します(十分なディスク領域があるかどうか、ディスク要件も確認します)。「次へ」をクリックしてインストールを開始します。
「ステータス」画面が表示されます。
インストールが完了すると、図2-4のようにインストール確認画面が表示されます。
「終了」をクリックします。
Oracle Fusion Middleware Application Adapters for Oracle WebLogic Serverがシステムにインストールされました。
さらに、図2-5のようにWindowsプログラム・メニューのリストが作成されます。
Windowsの「スタート」メニューからアプリケーション・エクスプローラを起動する際には、Oracle WebLogic Serverのバッチ・コマンドsetdomainenv.cmd
は実行されません。アプリケーション・エクスプローラを起動する前に、setdomainenv.cmd
コマンド(Windowsシステムの場合)またはsetdomainenv.sh
コマンド(UNIX/Linuxシステムの場合)を実行することをお薦めします。
アプリケーション・エクスプローラを起動および使用する前に、次のステップを実行する必要があります。
コマンド・プロンプト・ウィンドウを開きます。
次のディレクトリに移動します。
<WLS_Home>
\user_projects\domains\base_domain\bin
setDomainEnv.cmd(Windows)または. ./setDomainEnv.sh(UNIX/Linux)を実行します。
このコマンドによって、Oracle WebLogic Server環境でアプリケーション・エクスプローラのクラス・パスおよび他の環境変数が設定されます。また、アプリケーション・エクスプローラからOracle WebLogic Server APIにアクセスしてWSDLファイルをOracle Service Bus (OSB)コンソールに公開することが可能になります。
コマンド・プロンプト・ウィンドウを閉じないでください。
次のディレクトリに移動します。
Oracle SOA Suiteの場合:
<ORACLE_HOME>
\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\tools\iwae\bin\ae.bat
この例の<ORACLE_HOME>
は、Oracle SOA Suiteがインストールされる場所を示しています。
OSBの場合:
<OSB_HOME>
\Oracle_OSB1\3rdparty\ApplicationAdapters\tools\iwae\bin\ae.bat
この例の<OSB_HOME>
は、Oracle Service Busがインストールされる場所を示しています。
<OSB_Home>
\3rdparty\ApplicationAdapters\tools\iwae\bin
ae.bat(Windows)またはiwae.sh(UNIX/Linux)を実行してApplication Exploreを起動します。
UNIXまたはLinuxプラットフォームでOracle Fusion Middleware Application Adaptersをインストールするには、次のステップを実行することによりインストーラを起動します。
使用するUNIXまたはLinuxプラットフォームのコマンド・プロンプトにナビゲートします。
UNIXまたはLinuxのプラットフォームに応じて、次のコマンドを入力します。
IBM AIXの場合:
$./iwora11g.application-adapters.aix.bin
HP-UXの場合:
$./iwora11g.application-adapters.hp.bin
Linuxの場合:
$./iwora11g.application-adapters.linux.bin
Solarisの場合:
$./iwora11g.application-adapters.solaris.bin
注意: UNIXおよびLinuxプラットフォームでは-is:javahome オプションを使用することをお薦めします。コマンドを使用してインストーラを起動し、特定のパスにあるJDKバージョンを使用する方法は、「WindowsでのOracle Fusion Middleware Application Adaptersのインストール」のステップ4を参照してください。 |
インストール・ファイルを起動した後の残りのインストール手順は、Windowsプラットフォームの場合と同様です。
アプリケーション・エクスプローラを使用してWSDLファイルを生成するには、構成詳細を格納するリポジトリを作成する必要があります。エンタープライズ情報システム(EIS)のメタデータを調べるには、実装ごとに特定のリポジトリを構成しておく必要があります。リポジトリ内の情報も実行時に参照されます。
Business Services Engine (BSE)では、使用するプログラミング言語やオペレーティング・システムに関係なくアダプタからアクセス可能なWebサービスが、企業資産に基づいて生成されます。また、Oracle WebLogic Serverで稼働するスタンドアロンJavaアプリケーションとして、BSEを使用することもできます。
J2CAは、J2EE Connector Architecture準拠のアプリケーション・サーバーで稼働し、Oracle Fusion Middleware Application Adapters for Oracle WebLogic Serverを使用した統合サービスを提供するために、Common Client Interface (CCI)を使用します。コネクタをデプロイした後、アダプタにアクセスできます。
アプリケーション・エクスプローラを使用してOracle WebLogic Server Adapter Business Services Engine (BSE)の構成を作成するには、最初に新規構成を定義する必要があります。これは、Oracle WebLogic ServerでWebアプリケーションとしてBSEをデプロイするための前提条件です。
BSEの新規構成の定義
図2-6のように、Windowsの「スタート」メニューをクリックして「すべてのプログラム」→「Oracle Application Adapters」を選択し、「アプリケーション・エクスプローラ」をクリックします。
アプリケーション・エクスプローラが表示されます。
もしくは、次のディレクトリにあるae.batファイルを実行してアプリケーション・エクスプローラを起動します。
Oracle SOA Suite:
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\tools\iwae\bin\ae.bat
Oracle Service Bus (OSB):
<OSB_HOME>
\Oracle_OSB1\3rdparty\ApplicationAdapters\tools\iwae\bin\ae.bat
ae.batファイルへのショートカットをデスクトップ上に作成すると効果的です。
UNIXまたはLinuxプラットフォームを使用する場合は、iwae.shファイルを使用してアプリケーション・エクスプローラを起動できます。
注意: UNIXまたはLinuxプラットフォームでiwae.shファイルを実行する前に、権限を変更する必要があります。例:chmod +x iwae.sh |
図2-7のように、構成を右クリックして「新規」を選択します。
図2-8のように、新規構成ダイアログが表示されます。
新規構成の名前(例: BSE_SampleConfig
)を入力して「OK」をクリックします。
注意: ここで指定したBSE構成の名前は、BSEデプロイメント・プロセス時に使用されます。 |
「iBSE URL」フィールドでデフォルトURLを受け入れるか、次の書式の別のURLに置き換えます。
http://host name
:port
/ibse/IBSEServlet
host name
はOracle WebLogic Serverが存在するシステムで、port
はOracle WebLogic ServerがリスニングするHTTPポート番号です。図2-9を参照してください。
注意: HTTPポート番号はインストール・タイプ(Oracle SOA SuiteまたはOracle Service Bus)によって異なります。 |
「OK」をクリックします。
図2-10のように、構成ルート・ノードの下に新規構成を表すノードが表示されます。
アプリケーション・エクスプローラを使用してOracle WebLogic Server Adapter J2EE Connector Architecture (J2CA)の構成を作成するには、最初に新規構成を定義する必要があります。これは、Oracle WebLogic ServerでWebアプリケーションとしてJ2CAをデプロイするための前提条件です。
J2CAの新規構成の定義
J2CAの新規構成を定義するには:
図2-11のように、Windowsの「スタート」メニューをクリックして「すべてのプログラム」→「Oracle Application Adapters」を選択し、「アプリケーション・エクスプローラ」をクリックします。
アプリケーション・エクスプローラが表示されます。
もしくは、次のディレクトリにあるae.batファイルを実行してアプリケーション・エクスプローラを起動します。
Oracle SOA Suite:
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\tools\iwae\bin\ae.bat
Oracle Service Bus (OSB):
<OSB_HOME>
\Oracle_OSB1\3rdparty\ApplicationAdapters\tools\iwae\bin\ae.bat
ae.batファイルへのショートカットをデスクトップ上に作成すると効果的です。
UNIXまたはLinuxプラットフォームを使用する場合は、iwae.shファイルを使用してアプリケーション・エクスプローラを起動できます。
注意: UNIXまたはLinuxプラットフォームでiwae.shファイルを実行する前に、権限を変更する必要があります。例:chmod +x iwae.sh |
図2-12のように、構成を右クリックして「新規」を選択します。
図2-13のように新規構成ダイアログが表示されます。
新規構成の名前(例: J2CA_SampleConfig
)を入力して「OK」をクリックします。
注意: ここで指定したJ2CA構成の名前は、J2CAデプロイメント・プロセス時に使用されます。 |
図2-14のように、「サービス・プロバイダ」リストからJCAを選択します。
「OK」をクリックします。
図2-15のように、構成ルート・ノードの下に新規構成を表すノードが表示されます。
それぞれの要件に応じて適切な設定を構成した後、最初にOracle WebLogic Server管理コンソールを使用して、Oracle WebLogic Serverとともに使用するJ2CAコネクタ・アプリケーションをデプロイする必要があります。J2CAコネクタ・アプリケーションを正常にデプロイした後、J2CA Installation Verification Program (IVP)を構成してデプロイできます。この項では、J2CAコネクタ・アプリケーションおよびJ2CA Installation Verification Program (IVP)の設定の構成方法を説明します。内容は次のとおりです。
J2CAコネクタ・アプリケーションの設定を構成するには:
次のディレクトリにあるra.xmlファイルを探します。
<ORACLE_HOME>
\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\iwafjca.rar\META-INF\ra.xml
ra.xmlファイルをエディタで開きます。
IWayHome
プロパティの値を入力します。
これは、アダプタがインストールされているフォルダです。例:
<config-property> <config-property-name>IWayHome</config-property-name> <config-property-type>java.lang.String</config-property-type> <config-property-value>C:\oracle\Middleware\home_0309\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters
</config-property-value></config-property>
IWayConfig
プロパティの値を入力します。
これは、アプリケーション・エクスプローラで新規J2CA構成を作成したときに指定した値です。例:
<config-property> <config-property-name>IWayConfig
</config-property-name> <config-property-type>java.lang.String</config-property-type> <config-property-value>J2CA_SampleConfig
</config-property-value></config-property>
ra.xmlファイルを保存してエディタを終了します。
J2CAコネクタ・アプリケーションのログ・ファイル管理は、ra.xmlファイルの構成によって制御されます。LogLevel
、LogSize
およびLogCount
などのプロパティは、構成する必要がある実際のパラメータです。
例:
<config-property> <config-property-name>LogLevel
</config-property-name> <config-property-type>java.lang.String</config-property-type> <config-property-value>DEBUG
</config-property-value></config-property><config-property> <config-property-name>LogSize
</config-property-name> <config-property-type>java.lang.Integer</config-property-type> <config-property-value>100000
</config-property-value></config-property><config-property> <config-property-name>LogCount
</config-property-name> <config-property-type>java.lang.Integer</config-property-type> <config-property-value>10
</config-property-value></config-property>
LogLevel
では、ログ・ファイルに表示されるログのレベルが指定されます。LogLevel
の有効な値は、DEBUG
、INFO
、ERROR
、FATAL
およびWARN
です。開発およびテスト環境での優先ログ・レベルはDEBUG
で、このレベルではログのすべての詳細が表示されます。本番環境での優先ログ・レベルはERROR
です。
LogSize
はログ・ファイルのサイズを制御するパラメータです。サイズはバイト数で指定する必要があります。
LogCount
は必要なログ・ファイル数を制御するパラメータです。このパラメータの値は整数で指定する必要があります。生成されるログ・ファイルの数は指定された数を超えず、ログのロールオーバーは生成されたファイル内のみで発生します。
ログ・ファイルは<ORACLE_HOME>
\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\config\xxxxxxx\log
フォルダの下に作成されます。xxxxxxx
はアプリケーション・エクスプローラで作成したJ2CA構成の名前です。アプリケーション・エクスプローラに含まれるそれぞれのJ2CA構成に対して、名前付きJ2CA構成フォルダの下に対応するログ・フォルダが存在します。
インバウンド処理かアウトバウンド処理かに関係なく、すべてのログ情報はiwafjcaxxxx.logネーミング規則を使用するファイルに格納されます。アウトバウンド処理のログはiwafjcaxx.logという書式で更新されます(例: iwafjca00.log)。インバウンド処理のログはiwafjca15xx.logという書式で更新されます(例: iwafjca1500.log)。
アウトバウンド処理がデプロイされると、iwafjca00.logファイル内ですべての現行ログが更新されます。このファイルが最大ログ・ファイル・サイズに到達すると、iwafjca10.logとして保存され、iwafjca00.logには引き続き新規アクティビティが記録されます。iwafjca00.logが再び最大ログ・ファイル・サイズに到達した場合、このファイルはiwafjca10.logとして保存され、前のログ・ファイル(iwafjca10.log)はiwafjca20.logとして保存されます。
ra.xmlファイルのLogCount
パラメータに指定された値に基づいて、新規ログ・ファイルはすべてこのように作成されます。ログ・ファイルが最大ログ・ファイル・サイズ(LogSize
)および最大ログ・ファイル数(LogCount
)に到達すると、最初に作成されたログ・ファイルでログが上書きされます。たとえば、LogSize
を100000
、LogCount
を5
に設定した場合、最大サイズが100000である5つのファイルが、最初はiwafjca00.log、iwafjca10.log、iwafjca20.log、iwafjca30.logおよびiwafjca40.logとして作成されます。iwafjca00.logファイルが最大サイズに到達すると、iwafjca40.logファイルの内容がiwafjca30.logに置き換えられ、他のログファイルでも置換が発生します。インバウンド処理のJ2CAログ・ファイル管理も、同じ動作に従います。
J2CAコネクタ・アプリケーションをデプロイするには:
構成したOracle WebLogic ServerドメインのOracle WebLogic Serverを起動します。
次のURLを入力して、WebブラウザでOracle WebLogic Server管理コンソールを開きます。
http://host name
:port
/console
host name
はOracle WebLogic Serverが稼働するシステムの名前で、port
は稼働するOracle WebLogic Serverのポートです。Oracle WebLogic Serverのデフォルト・ポートは7001です。ただし、インストールによって異なる可能性があります。
図2-16のように、Oracle WebLogic Server管理コンソールのページが表示されます。
管理者権限を持つアカウントを使用して、Oracle WebLogic Server管理コンソールにログインします。
図2-17のように、Oracle WebLogic Server管理コンソールの「ホーム・ページ」が表示されます。
左ペインの「ドメイン構造」セクションで「デプロイメント」をクリックします。
図2-18のように「デプロイメント」ページが表示されます。
「インストール」をクリックします。
図2-19のように「アプリケーション・インストール・アシスタント」ページが表示されます。
次のディレクトリを参照します。
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\iwafjca.rar
iwafjca.rarオプションを選択して「次へ」をクリックします。
図2-20のように「ターゲット指定スタイルの選択」ページが表示されます。
「このデプロイメントをアプリケーションとしてインストールする」が選択されているデフォルトのままで「次へ」をクリックします。
図2-21のように「デプロイ・ターゲットの選択」ページが表示されます。
soa_server1を選択して「次へ」をクリックします。
図2-22のように「オプション設定」ページが表示されます。
デフォルト値のままで再び「次へ」をクリックします。
図2-23のように「サマリー」ページが表示されます。
「終了」をクリックします。
図2-24のように、J2CA (iwafjca)コネクタ・アプリケーションの設定ページが表示されます。
「保存」をクリックします。
図2-25のように「設定が正常に更新されました。」というメッセージが表示されます。これは、デプロイメントが正常に実行されたことを示します。
左ペインの「ドメイン構造」セクションで「デプロイメント」をクリックします。
図2-26のように、デプロイ済の全アプリケーションがリストされている表をナビゲートしてJ2CA (iwafjca)コネクタ・アプリケーションを探します。
iwafjcaオプションを選択します。
「起動」サブメニュー(下向き矢印)をクリックして「すべてのリクエストを処理」を選択します。
図2-27のように「アプリケーション起動アシスタント」ページが表示されます。
「はい」をクリックして、選択したデプロイメントを起動します。
これで、Installation Verification Program (IVP)をデプロイするための準備が完了しました。
J2CA Installation Verification Program (IVP)のデプロイおよび起動は、J2CAコネクタ・アプリケーションの後に行う必要があります。J2CA IVPをデプロイする際には、デプロイメント順序も変更する方が無難です。たとえば、J2CAコネクタ・アプリケーションのデプロイメント順序が100の場合は、J2CA IVPのデプロイメント順序を101に設定します。
J2CA IVPをデプロイするには:
構成したOracle WebLogic ServerドメインのOracle WebLogic Serverを起動します。
次のURLを入力して、WebブラウザでOracle WebLogic Server管理コンソールを開きます。
http://host name
:port
/console
host name
はOracle WebLogic Serverが稼働するシステムの名前で、port
は稼働するOracle WebLogic Serverのポートです。Oracle WebLogic Serverのデフォルト・ポートは7001です。ただし、インストールによって異なる可能性があります。
図2-28のように、Oracle WebLogic Server管理コンソールのページが表示されます。
管理者権限を持つアカウントを使用して、Oracle WebLogic Server管理コンソールにログインします。
図2-29のように、Oracle WebLogic Server管理コンソールの「ホーム・ページ」が表示されます。
左ペインの「ドメイン構造」セクションで「デプロイメント」をクリックします。
図2-30のように「デプロイメント」ページが表示されます。
「インストール」をクリックします。
図2-31のように「アプリケーション・インストール・アシスタント」ページが表示されます。
次のディレクトリを参照します。
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\iwafjca.war
iwafjca.warオプションを選択して「次へ」をクリックします。
図2-32のように「ターゲット指定スタイルの選択」ページが表示されます。
「このデプロイメントをアプリケーションとしてインストールする」が選択されているデフォルトのままで「次へ」をクリックします。
図2-33のように「デプロイ・ターゲットの選択」ページが表示されます。
soa_server1を選択して「次へ」をクリックします。
図2-34のように「オプション設定」ページが表示されます。
「名前」フィールドに次のように入力します。
iwafjcatest
残りのデフォルト値を変更せずに「次へ」をクリックします。
図2-35のように「サマリー」ページが表示されます。
「終了」をクリックします。
図2-36のように、J2CA Installation Verification Program (IVP)の設定ページが表示されます。
「保存」をクリックします。
図2-37のように「設定が正常に更新されました。」というメッセージが表示されます。これは、デプロイメントが正常に実行されたことを示します。
左ペインの「ドメイン構造」セクションで「デプロイメント」をクリックします。
図2-38のように、デプロイ済の全アプリケーションがリストされている表をナビゲートしてJ2CA (iwafjcatest) Installation Verification Program (IVP)を探します。
iwafjcatestオプションを選択します。
「起動」サブメニュー(下向き矢印)をクリックして「すべてのリクエストを処理」を選択します。
図2-39のように「アプリケーション起動アシスタント」ページが表示されます。
「はい」をクリックして、選択したデプロイメントを起動します。
これで、J2CA (iwafjcatest) Installation Verification Program (IVP)は正常にOracle WebLogic Serverにデプロイされました。
アプリケーション・エクスプローラを使用してアダプタ・ターゲットを作成した後、これらのターゲットを選択してOracle J2CAテスト・サーブレットからのアウトバウンド接続をテストできます。
注意: アプリケーション・エクスプローラを使用してアダプタ・ターゲットを作成した後、Oracle WebLogic Serverを再起動する必要があります。 |
新規J2CA構成に接続するには:
「接続」を選択します。
アダプタおよびイベントのノードが表示されます。
注意: イベントは、J2CA構成を使用する場合のみ構成できます。 |
図2-40のように、J2CA_SampleConfigという名前のJ2CA構成のサンプルが表示されます。
「アダプタ」フォルダを使用して、アダプタ(例: Siebel)とのインバウンド相互作用を作成します。たとえば、「アダプタ」フォルダ内のSiebelノードを使用して、Siebelシステムを更新するサービスを構成できます。
インストール後のタスクが完了した後、Oracle Fusion Middleware Application Adaptersの新規ターゲットを定義できます。ターゲットの構成に関する詳細は、使用するアダプタの対応するユーザー・ガイドを参照してください。
それぞれの要件に応じて適切な設定を構成した後、Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用して、Oracle WebLogic Serverとともに使用するBSEをデプロイする必要があります。この項では、Oracle WebLogic Server Adapter Business Services Engine (BSE)の設定の構成方法を説明します。内容は次のとおりです。
Oracle WebLogic Server Adapter Business Services Engine (BSE)の設定の構成
Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用したOracle WebLogic Server Adapter Business Services Engine (BSE)のデプロイ
BSEの設定を構成するには:
次のディレクトリにあるweb.xmlファイルを探します。
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\ibse.war\WEB-INF\web.xml
web.xmlファイルをエディタで開きます。
ibseroot
パラメータの値を入力します。
これは、アダプタごとのサブディレクトリにBSEファイルが格納されているフォルダです。例:
<context-param> <param-name>ibseroot</param-name> <param-value>C:\oracle\Middleware\home_0309\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\ibse.war
</param-value> <description>ibse root directory</description></context-param>
iway.home
パラメータの値を入力します。
これは、アダプタがインストールされているフォルダです。例:
<context-param> <param-name>iway.home</param-name> <param-value>C:\oracle\Middleware\home_0309\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters
</param-value> <description>license file location</description></context-param>
iway.config
パラメータの値を入力します。
これは、アプリケーション・エクスプローラで新規BSE構成を作成したときに指定した値です。例:
<context-param> <param-name>iway.config</param-name> <param-value>BSE_SampleConfig
</param-value> <description>Base Configuration</description></context-param>
web.xmlファイルを保存してエディタを終了します。
BSEをデプロイするには:
構成したOracle WebLogic ServerドメインのOracle WebLogic Serverを起動します。
次のURLを入力して、WebブラウザでOracle WebLogic Server管理コンソールを開きます。
http://host name
:port
/console
host name
はOracle WebLogic Serverが稼働するシステムの名前で、port
は稼働するOracle WebLogic Serverのポートです。Oracle WebLogic Serverのデフォルト・ポートは7001です。ただし、インストールによって異なる可能性があります。
図2-41のように、Oracle WebLogic Server管理コンソールのページが表示されます。
管理者権限を持つアカウントを使用して、Oracle WebLogic Server管理コンソールにログインします。
図2-42のように、Oracle WebLogic Server管理コンソールの「ホーム・ページ」が表示されます。
左ペインの「ドメイン構造」セクションで「デプロイメント」をクリックします。
図2-43のように「デプロイメント」ページが表示されます。
「インストール」をクリックします。
図2-44のように「アプリケーション・インストール・アシスタント」ページが表示されます。
次のディレクトリを参照します。
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\ibse.war
ibse.warオプションを選択して「次へ」をクリックします。
図2-45のように「ターゲット指定スタイルの選択」ページが表示されます。
「このデプロイメントをアプリケーションとしてインストールする」が選択されているデフォルトのままで「次へ」をクリックします。
図2-46のように「デプロイ・ターゲットの選択」ページが表示されます。
soa_server1を選択して「次へ」をクリックします。
図2-47のように「オプション設定」ページが表示されます。
残りのデフォルト値を変更せずに「次へ」をクリックします。
図2-48のように「サマリー」ページが表示されます。
「終了」をクリックします。
図2-49のように、BSE (ibse)アプリケーションの設定ページが表示されます。
「保存」をクリックします。
図2-50のように「設定が正常に更新されました。」というメッセージが表示されます。これは、デプロイメントが正常に実行されたことを示します。
左ペインの「ドメイン構造」セクションで「デプロイメント」をクリックします。
図2-51のように、デプロイ済の全アプリケーションがリストされている表をナビゲートしてBSE (ibse)アプリケーションを探します。
ibseオプションを選択します。
「起動」サブメニュー(下向き矢印)をクリックして「すべてのリクエストを処理」を選択します。
図2-52のように「アプリケーション起動アシスタント」ページが表示されます。
「はい」をクリックして、選択したデプロイメントを起動します。
これで、BSE (ibse)アプリケーションは正常にOracle WebLogic Serverにデプロイされました。
新規BSE構成に接続するには:
「接続」を選択します。
アダプタおよびビジネス・サービス(Webサービスとも呼ばれる)のノードが表示されます。「ビジネス・サービス」ノードはBSE構成のみで使用できます。
BSE構成を使用する場合はイベントは適用されません。イベントはJ2CA構成を使用する場合のみ構成できます。
図2-53のように、BSE_SampleConfigという名前のBSE構成のサンプルが表示されます。
「アダプタ」フォルダを使用して、アダプタ(例: Siebel)とのインバウンド相互作用を作成します。たとえば、「アダプタ」フォルダ内のSiebelノードを使用して、Siebelを更新するサービスを構成できます。
「ビジネス・サービス」フォルダ(BSE構成のみで使用可能)を使用して、「アダプタ」フォルダ内に作成されたWebサービスをテストします。また、「ビジネス・サービス」フォルダのセキュリティ機能を使用して、Webサービスのセキュリティ設定を制御できます。
インストール後のタスクが完了した後、Oracle Fusion Middleware Application Adaptersの新規ターゲットを定義できます。ターゲットの構成に関する詳細は、使用するアダプタの対応するユーザー・ガイドを参照してください。
パッケージ化されたアプリケーションのアダプタに対して、次に示すインストール後の構成タスクを実行してください。
Oracle WebLogic Server Application Adapter for PeopleSoftをインストールした場合は、付録A「Oracle Fusion Middleware Application Adapter for PeopleSoftの構成」を参照してくださいOracle WebLogic Server Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldをインストールした場合は、付録B「Oracle Fusion Middleware Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldの構成」を参照してください。Oracle WebLogic Server Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.x)をインストールした場合は、付録C「Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.x)の構成」を参照してください。
注意: このガイドに記載されているディレクトリ・パスは、Windowsの表記規則に従っています。たとえば、バックスラッシュ(\ )が使用されています。
UNIXでOracle WebLogic Server Application Adapterを使用する場合は、必要に応じてディレクトリ・パスを変更してください。 |
次の項では、次のアダプタに必要なエンタープライズ情報システム(EIS)ライブラリ・ファイルのリストを提供します。
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for J.D. Edwards OneWorld
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for PeopleSoft
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for Siebel
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 2.1.x使用)
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.x使用)
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for J.D. Edwards OneWorld
この項では、Oracle Fusion Middleware Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldに必要なライブラリ・ファイルのリストを提供します。
J.D. Edwards OneWorld Java-based ThinNet API
このAPIは、J.D. Edwards OneWorldのインストール・メディア上の.jar
ファイルとして配布されます。これらのライブラリは、J.D. Edwards OneWorldのリリースによって異なる場合があります。
J.D. Edwards OneWorldシステムでは、これらのファイルは次のフォルダにあります。
\\system\classes
XE (B7333)の場合:
Connector.jar
Kernel.jar
ERP 8.0(B7334)の場合:
Connector.jar
Kernel.jar
EnterpriseOne 8.9(B9)の場合:
Connector.jar
Kernel.jar
jdeutil.jar
log4j.jar
EnterpriseOne 8.10の場合:
Connector.jar
Kernel.jar
jdeutil.jar
log4j.jar
EnterpriseOne 8.11(SP1およびToolsリリース8.95)の場合:
Base_JAR.jar
Connector.jar
JdeNet_JAR.jar
log4j.jar
System_JAR.jar
EnterpriseOne 8.12(Toolsリリース8.96.2.0)の場合:
Connector.jar
log4j.jar
Base_JAR.jar
EventProcesser_EJB.jar
EventProcesser_JAR.jar
JdeNet_JAR.jar
System_JAR.jar
EnterpriseOne 9.0(Toolsリリース8.98.1.3)の場合:
Connector.jar
log4j.jar
Base_JAR.jar
EventProcesser_EJB.jar
EventProcesser_JAR.jar
JdeNet_JAR.jar
System_JAR.jar
commons-httpclinet-3.0.jar
jmxri.jar
ManagementAgent_JAR.jar
J.D. Edwards OneWorldの対応するライブラリ・ファイルを、特定の<ORACLE_HOME>または<OSB_HOME>のアプリケーション・アダプタおよびドメインのlibディレクトリにコピーする必要があります。詳細は、「エンタープライズ情報システム・ライブラリ・ファイルのコピー」を参照してください。
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for PeopleSoft
この項では、Oracle Fusion Middleware Application Adapter for PeopleSoftに必要なライブラリ・ファイルのリストを提供します。
PeopleSoft Java Object Adapterファイル(psjoa.jar
)
このファイルは、クライアント・アプリケーションとPeopleSoftの間の低レベル・インタフェースを提供します。このファイルはPeopleSoftによって提供され、PeopleSoft_home_directory
/web/PSJOA
ディレクトリに含まれます。
psjoa.jar
ファイルはPeopleSoftのバージョンごとに異なります。Peopletoolsのリリースをアップグレードする場合は、新しいリリースのpsjoa.jar
ファイルをlib
ディレクトリにコピーして、すべてのコンポーネントを再起動してください。
pstools.properties
このファイルはPeopleTools 8.1xに必要で、PeopleSoft_home_directory
/web/jmac
ディレクトリに含まれています。
PeopleSoftで生成されたJava API
Component Interface Java APIの生成に関する詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Application Adapter for PeopleSoftユーザーズ・ガイド』を参照してください。
PeopleSoftアダプタのライブラリ・ファイルを、特定の<ORACLE_HOME>または<OSB_HOME>のアプリケーション・アダプタおよびドメインのlibディレクトリにコピーする必要があります。詳細は、「エンタープライズ情報システム・ライブラリ・ファイルのコピー」を参照してください。
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for Siebel
この項では、Oracle Fusion Middleware Application Adapter for Siebelに必要なライブラリ・ファイルのリストを提供します。
Siebel JavaデータBean API (Siebel 6.3.x以降)。Siebel Thin Clientとともに.jar
ファイルとして配布されます。
これらのライブラリは、Siebelのリリースによって内容と名前の両方が異なります。そのため、必ずターゲットSiebelシステムに同梱されているSiebel Thin Clientをアダプタで使用する必要があります。例:
Siebelシステムでは、これらのライブラリ・ファイルは次のフォルダにあります。
<siebel home>
\siebsrvr\CLASSES
Siebel 6.3.xの場合:
SiebelTcOM.jar
SiebelTcCommon.jar
SiebelTC_enu.jar
SiebelDataBean.jar
Siebel 7.0.3の場合:
SiebelJI_Common.jar
SiebelJI_enu.jar
Siebel 7.5.2の場合:
SiebelJI_Common.jar
SiebelJI_enu.jar
SiebelJI.jar
Siebel 7.7 - 8.0の場合:
SiebelJI_enu.jar
Siebel.jar
Siebel COMベースAPI (Windowsのみ)を使用するには、Siebel Thin Clientがインストール済でSiebelアダプタにアクセス可能であることが必要です。
注意: 前出のリストに含まれる次のファイルは、英語のインストールで使用されるものです。
SiebelTC_enu.jar
SiebelJI_enu.jar
英語以外のインストールの場合は、最後の3文字(_enu
)が異なります。
トランスポートとしてMQ Seriesを使用する場合は、com.ibm.mq.jar
ファイルを使用する必要があります。
Siebelに対して必要な追加の手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Application Adapter for Siebelユーザーズ・ガイド』を参照してください。
Siebelの対応するライブラリ・ファイルを、特定の<ORACLE_HOME>または<OSB_HOME>のアプリケーション・アダプタおよびドメインlibディレクトリにコピーする必要があります。詳細は、「エンタープライズ情報システム・ライブラリ・ファイルのコピー」を参照してください。
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 2.1.x使用)
この項では、Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 2.1.x使用)に必要なライブラリ・ファイルのリストを提供します。
Windows:
SAP Java Connector (SAP JCo)バージョン2.1.9
sapjco.jar
sapjcorfc.dll
librfc32.dll
現在のSAPコネクタ・セットの詳細は、次のURLを参照してください。
http://service.sap.com/connectors
このファイルにアクセスするには、有効なSAPサービスIDが必要です。SAP JCo概要ページに表示される手順に従って、現在のバージョンをダウンロードしてください。詳細は、SAP BASIS管理者に問い合せてください。
アーカイブ・ツールを使用し、SAP JCoを含むアーカイブを開いてランタイム・ファイルを抽出します。ファイル名はオペレーティング・システムによって異なりますが、通常はアーカイブのルートにあります。
Linux/Solaris/OS400:
sapjco.jar
libsapjcorfc.so
librfccm.so
HP-UX:
sapjco.jar
libsapjcorfc.sl
librfccm.sl
AIX:
sapjco.jar
libsapjcorfc.so
librfccm.o
UNIXプラットフォームでは、オペレーティング・システムに適用される共有ライブラリ変数に、共有ライブラリ・ファイルが配置されているディレクトリを追加する必要があります。プラットフォームおよび関連付けられている変数のリストを次に示します。
AIX:
LIBPATH
HP-UX:
SHLIB_PATH
UNIX:
LD_LIBRARY_PATH
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.x使用)
この項では、Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.x使用)に必要なライブラリ・ファイルのリストを提供します。
Windows:
SAP Java Connector (SAP JCo)バージョン3.0.5
sapjco3.jar
sapjco3.dll
Linux/Solaris/OS400:
sapjco3.jar
libsapjco3.so
HP-UX:
sapjco3.jar
libsapjco3.sl
AIX:
sapjco3.jar
libsapjco3.so
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.x使用)の構成の詳細は、付録C「Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.x)の構成」を参照してください。
この項では、次のアダプタに関して、エンタープライズ情報システム(EIS)ライブラリ・ファイルをコピーする必要がある具体的なディレクトリを説明します。
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for J.D. Edwards OneWorld
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for PeopleSoft
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for Siebel
これらのアダプタのEISライブラリ・ファイルを次のディレクトリにコピーします。
Oracle SOA Suiteの場合:
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\lib
<ORACLE_HOME>
\user_projects\domains\base_domain\lib
Oracle Service Busの場合:
<OSB_HOME>
\Oracle_OSB1\3rdparty\ApplicationAdapters\lib
<OSB_HOME>
\user_projects\domains\base_domain\lib
以降の項では、EISのバージョンによって異なる具体的なEISライブラリ・ファイルのリストを、EISごとに提供します。
注意: EISは、常に1つのバージョンのみを使用する必要があります。2つのバージョンのEISライブラリ・ファイルを同時に使用しないでください。Oracle Fusion Middleware Application Adapter for J.D. Edwards OneWorld、Oracle Fusion Middleware Application Adapter for PeopleSoftおよびOracle Fusion Middleware Application Adapter for Siebelを使用して一度に接続できるのは、1つのバージョンのEISのみです。 |
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 2.1.x使用)
この項では、Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 2.1.x使用)に対して、エンタープライズ情報システム(EIS)ライブラリ・ファイルをコピーする必要がある具体的なディレクトリを説明します。
Windows:
sapjco.jar
およびsapjcorfc.dll
ファイルを次のディレクトリにコピーします。
Oracle SOA Suiteの場合:
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\lib
<ORACLE_HOME>
\user_projects\domains\base_domain\lib
Oracle Service Busの場合:
<OSB_HOME>
\Oracle_OSB1\3rdparty\ApplicationAdapters\lib
<OSB_HOME>
\user_projects\domains\base_domain\lib
注意: また、sapjco.jar およびsapjcorfc.dll ファイルをOracle WebLogic Serverのクラスパスに追加する必要があります。 |
librfc32.dll
ファイルを次のディレクトリにコピーします。
\WINDOWS\system32
Linux/Solaris/OS400:
sapjco.jar
、libsapjcorfc.so
およびlibrfccm.so
ファイルを次のディレクトリにコピーします。
Oracle SOA Suiteの場合:
<ORACLE_HOME>
/Oracle_SOA1/soa/thirdparty/ApplicationAdapters/lib
<ORACLE_HOME>
/user_projects/domains/base_domain/lib
Oracle Service Busの場合:
<OSB_HOME>
/Oracle_OSB1/3rdparty/ApplicationAdapters/lib
<OSB_HOME>
/user_projects/domains/base_domain/lib
HP-UX:
sapjco.jar
、libsapjcorfc.sl
およびlibrfccm.sl
ファイルを次のディレクトリにコピーします。
Oracle SOA Suiteの場合:
<ORACLE_HOME>
/Oracle_SOA1/soa/thirdparty/ApplicationAdapters/lib
<ORACLE_HOME>
/user_projects/domains/base_domain/lib
Oracle Service Busの場合:
<OSB_HOME>
/Oracle_OSB1/3rdparty/ApplicationAdapters/lib
<OSB_HOME>
/user_projects/domains/base_domain/lib
AIX:
sapjco.jar
、libsapjcorfc.so
およびlibrfccm.so
ファイルを次のディレクトリにコピーします。
Oracle SOA Suiteの場合:
<ORACLE_HOME>
/Oracle_SOA1/soa/thirdparty/ApplicationAdapters/lib
<ORACLE_HOME>
/user_projects/domains/base_domain/lib
Oracle Service Busの場合:
<OSB_HOME>
/Oracle_OSB1/3rdparty/ApplicationAdapters/lib
<OSB_HOME>
/user_projects/domains/base_domain/lib
Solaris:
SAP JCoライブラリ・ファイルの指定方法として、次の2つがサポートされています。
SAP JCoファイル(sapjco.jar
、librfccm.so
およびlibsapjcorfc.so
)をJDKフォルダ(jdk/jre/lib/sparc/server
など)にコピーします。
または
SAP JCoファイルを/usr/j2sdk
xxxxx
/jre/lib/sparcv9/server
にコピーします。
xxxxx
はJDKのバージョンです。
もしくは、Application Server Controlコンソールを使用して、これらのファイルのパスを環境変数定義に追加します。Application Server管理オプションの詳細は、Oracle WebLogic Server管理者ガイドを参照してください。
必要な追加の手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Application Adapter for SAP R/3ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.x使用)
この項では、Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.x使用)に対して、エンタープライズ情報システム(EIS)ライブラリ・ファイルをコピーする必要がある具体的なディレクトリを説明します。
Windows:
sapjco3.jar
およびsapjco3.dll
ファイルを次のディレクトリにコピーします。
Oracle SOA Suiteの場合:
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\lib
<ORACLE_HOME>
\user_projects\domains\base_domain\lib
Oracle Service Busの場合:
<OSB_HOME>
\Oracle_OSB1\3rdparty\ApplicationAdapters\lib
<OSB_HOME>
\user_projects\domains\base_domain\lib
注意: また、sapjco3.jar およびsapjco3.dll ファイルをOracle WebLogic Serverのクラスパスに追加する必要があります。 |
Linux/Solaris/OS400:
sapjco3.jar
およびlibsapjcorfc.so
ファイルを次のディレクトリにコピーします。
Oracle SOA Suiteの場合:
<ORACLE_HOME>
/Oracle_SOA1/soa/thirdparty/ApplicationAdapters/lib
<ORACLE_HOME>
/user_projects/domains/base_domain/lib
Oracle Service Busの場合:
<OSB_HOME>
/Oracle_OSB1/3rdparty/ApplicationAdapters/lib
<OSB_HOME>
/user_projects/domains/base_domain/lib
HP-UX:
sapjco3.jar
およびlibsapjco3.sl
ファイルを次のディレクトリにコピーします。
Oracle SOA Suiteの場合:
<ORACLE_HOME>
/Oracle_SOA1/soa/thirdparty/ApplicationAdapters/lib
<ORACLE_HOME>
/user_projects/domains/base_domain/lib
Oracle Service Busの場合:
<OSB_HOME>
/Oracle_OSB1/3rdparty/ApplicationAdapters/lib
<OSB_HOME>
/user_projects/domains/base_domain/lib
AIX:
sapjco3.jar
およびlibsapjco3.so
ファイルを次のディレクトリにコピーします。
Oracle SOA Suiteの場合:
<ORACLE_HOME>
/Oracle_SOA1/soa/thirdparty/ApplicationAdapters/lib
<ORACLE_HOME>
/user_projects/domains/base_domain/lib
Oracle Service Busの場合:
<OSB_HOME>
/Oracle_OSB1/3rdparty/ApplicationAdapters/lib
<OSB_HOME>
/user_projects/domains/base_domain/lib
Solaris:
SAP JCoライブラリ・ファイルの指定方法として、次の2つがサポートされています。
SAP JCoファイル(sapjco3.jar
およびlibsapjco3.so
)をJDKフォルダ(jdk/jre/lib/sparc/server
など)にコピーします。
または
SAP JCoファイルを/usr/j2sdk
xxxxx
/jre/lib/sparcv9/server
にコピーします。
xxxxx
はJDKのバージョンです。
もしくは、Application Server Controlコンソールを使用して、これらのファイルのパスを環境変数定義に追加します。Application Server管理オプションの詳細は、Oracle WebLogic Server管理者ガイドを参照してください。
Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.x使用)の構成の詳細は、付録C「Oracle Fusion Middleware Application Adapter for SAP R/3(SAP JCo 3.x)の構成」を参照してください。
パッケージ化されたアプリケーションのアダプタは、Oracle WebLogic Serverホーム・ディレクトリのApplicationAdapters
サブディレクトリにインストールされます。表2-1にディレクトリ構造を示します。
表2-1 パッケージ化されたアプリケーション・アダプタのディレクトリ構造
サブディレクトリ | 説明 |
---|---|
|
アンインストール・ファイルが含まれます。 |
|
J2CA_SampleConfigサブディレクトリおよびOracle WebLogic Server Adapter J2CAのXMLファイルベース・リポジトリが含まれます。 また、 |
|
application、doc、jde、licenses、peoplesoftフォルダ、mysap30 jarおよび |
ibse.war |
BSEアプリケーションおよびリポジトリ構成が含まれます。 |
iwafjca.rar |
J2CAアプリケーションおよびリポジトリ構成が含まれます。 |
iwafjca.war |
J2CA Installation Verification Program (IVP)が含まれます。 |
|
ライブラリ・ファイルおよびiWayアダプタ・フレームワークのファイルが含まれます。 |
|
アプリケーション・エクスプローラのグラフィカル・ユーザー・インタフェースが含まれます。 |
リポジトリでは、構成詳細、アダプタ・ターゲット、チャネルおよび他の構成情報が保持されます。これらの情報は、アダプタのインストール時に、ファイル・リポジトリとともにデフォルトでインストールされます。ファイル・リポジトリは、開発、テストまたは本番環境ではサポートされません。インストール後、ただちにデータベース・リポジトリを構成することをお薦めします。
注意: iWay Softwareのアダプタは、Oracleエンタープライズ・データベースをリポジトリとして使用して、動作が保証されています。動作が保証されているバージョンは、Oracle Database 11g Enterprise Edition(11.1.0.7.0)です。Oracleエンタープライズ・データベースの他のバージョンも、Oracle SOA Suiteでサポートされているかぎりサポートされます。iWay Software社では、Oracleエンタープライズ・データベースを除くすべてのデータベース(Oracle XE、Oracle Berkeley Databaseまたは他のベンダーのデータベースを含む)をサポートしていません。 |
データベースをインストールしたシステムで、iwse.ora SQLスクリプトを実行します。
注意: iwse.oraスクリプトを初めて使用したときに、BSE構成および J2CA構成のデータベース・リポジトリが自動的に作成されます。そのため、構成タイプごとにiwse.oraスクリプトを2回実行する必要はありません。このスクリプトを2回以上使用した場合、BSEリポジトリおよびJ2CAリポジトリが再作成され、最初のデータベース・リポジトリに格納された値は削除されます。 |
iwse.ora SQLスクリプトは次のディレクトリにあります。
Oracle SOA Suite:
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\etc
Oracle Service Bus (OSB):
<OSB_HOME>
\Oracle_OSB1\3rdparty\ApplicationAdapters\etc
このスクリプトによって、データベースにアダプタ構成情報を格納するために必要な表が作成されます。これらの表は、アプリケーション・エクスプローラおよびアダプタによって、設計時および実行時に使用されます。同じ資格証明を使用してデータベース・リポジトリを作成することをお薦めします。また、ra.xmlファイル(J2CA構成)でのデータベース・ユーザー資格証明にも、同じ資格証明を使用することをお薦めします。
Oracle SOA Suite:
<Oracle_Home>\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\etc>sqlplus
Oracle Service Bus (OSB):
<OSB_HOME>\Oracle_OSB1\3rdparty\ApplicationAdapters\etc>sqlplus
SQL*Plus: Release 11.1.1.3.0 - Production Copyright (c) 1982, 2010, Oracle. All rights reserved. Enter user-name: scott Enter password: scott1 Connected to: Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.1.1.3.0 - Production With the Partitioning, OLAP and Data Mining options SQL>@ iwse.ora
ojdbc14.jarファイルを次のディレクトリにコピーします。
Oracle SOA Suite:
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\lib
Oracle Service Bus (OSB):
<OSB_HOME>
\Oracle_OSB1\3rdparty\ApplicationAdapters\lib
ojdbc14.jarファイルは次のディレクトリにあります。
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\edifecs\XEngine\extensions\Selector\lib\thirdParties\JDBC\ojdbc14.jar
ojdbc14.jarファイルを認識させるために、Oracle WebLogic Serverを再起動します。
J2CAリポジトリの構成
J2CAリポジトリを構成するには、次の追加の手順を行う必要があります。
jcatransport.propertiesファイルを作成して次のディレクトリに保存します。
Oracle SOA Suite:
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\config\J2CA_SampleConfig
Oracle Service Bus (OSB):
<OSB_HOME>
\Oracle_OSB1\3rdparty\ApplicationAdapters\config\J2CA_SampleConfig
注意: jcatransport.properties ファイルは、アプリケーション・エクスプローラで作成したJ2CA構成ごとに必要です。J2CA構成フォルダ(例: J2CA_SampleConfig )には、アプリケーション・エクスプローラで指定した構成名に基づいて名前が付けられます。 |
新規作成したjcatransport.properties
ファイルに、iwafjca.repo.url
、iwafjca.repo.user
およびiwafjca.repo.password
フィールドの値を入力します。次の例を参照してください。
iwafjca.repo.url=jdbc:oracle:thin:@90.0.0.51:1521:orcl
iwafjca.repo.user=scott
iwafjca.repo.password=scott1
iwafjca
パラメータのリストおよび説明を次の表に示します。
パラメータ | 説明 |
---|---|
iwafjca.repo.url |
データベースへの接続を開く際に使用するURLを入力します。たとえば、Oracleへの接続には次のリポジトリURL書式を使用します。
jdbc:oracle:thin:@host name:port;SID |
iwafjca.repo.user |
データベース・リポジトリを構成するためにiwse.ora SQLスクリプトを実行したときと同じユーザーIDを入力します。 |
iwafjca.repo.password |
データベース・リポジトリを構成するためにiwse.ora SQLスクリプトを実行したときと同じパスワードを入力します。 |
次のディレクトリに移動します。
Oracle SOA Suite:
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\iwafjca.rar\META-INF
Oracle Service Bus (OSB):
<OSB_HOME>
\Oracle_OSB1\3rdparty\ApplicationAdapters\iwafjca.rar\META-INF
ra.xmlファイルをテキスト・エディタで開きます。
ステップ2でjcatransport.properties
ファイルに対して指定したJDBC接続情報を、IWAYRepo_URL
プロパティの値として指定します。
ステップ2でjcatransport.properties
ファイルに対して指定した有効なユーザー名を、IWAYRepo_User
プロパティに対して指定します。
ステップ2でjcatransport.properties
ファイルに対して指定した有効なパスワードを、IWAYRepo_Password
プロパティに対して指定します。
ra.xmlファイルへの変更を保存します。
BSEリポジトリの構成
BSEリポジトリを構成するには、次の追加の手順を行う必要があります。
http://host name
:port
/ibse/IBSEConfig
host name
はBSEをインストールしたシステムで、port
はBSEがリスニングするポート番号です。
注意: BSEのデプロイ先サーバーが稼働している必要があります。 |
図2-54のように、BSE設定ペインが表示されます。
システム設定を構成します。
図2-55のように、リポジトリ設定を構成します。
リポジトリ設定を構成します。
BSEでは、Webサービスの配信に必要なトランザクションおよびメタデータをリポジトリに格納する必要があります。
「リポジトリ」のパラメータのリストおよび説明を次の表に示します。
これ以降のOracle Fusion Middleware Application Adaptersでの作業に関する詳細は、対応するアダプタのユーザー・ガイドを参照してください。
WindowsプラットフォームでOracle Fusion Middleware Application Adapters for Oracle WebLogic Serverをアンインストールするには、次のステップを行います。
Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用して、Oracle WebLogic Server Adapter J2EE Connector Architecture (J2CA)およびJ2CA Installation Verification Program (IVP)をアンデプロイします。
Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用して、Oracle WebLogic Server Adapter Business Services Engine (BSE)をアンデプロイします。
Oracle WebLogic Serverを停止します。
次のディレクトリに移動します。
Oracle SOA Suite:
<ORACLE_HOME>
\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\_uninst
Oracle Service Bus (OSB):
<OSB_HOME>
\Oracle_OSB1\3rdparty\ApplicationAdapters\_uninst
uninstaller.exeファイルをダブルクリックします。
Application Adapters for Oracle WebLogic Serverのアンインストールの「ようこそ」画面が表示されます。
「次へ」をクリックします。
サマリー画面が表示され、Oracle Fusion Middleware Application Adapters for Oracle WebLogic Serverのパスが表示されます。
「次へ」をクリックします。
Oracle Fusion Middleware Application Adapters for Oracle WebLogic Serverがアンインストールされます。
「終了」をクリックします。
アンインストール・プロセスの完了後に残ったファイルを手動で削除するには、次のディレクトリにナビゲートします。
Oracle SOA Suite:
<ORACLE_HOME>
/Oracle_SOA1/soa/thirdparty/ApplicationAdapters
Oracle Service Bus (OSB):
<OSB_HOME>
/Oracle_OSB1/3rdparty/ApplicationAdapters
UNIXおよびLinuxプラットフォームでOracle Fusion Middleware Application Adapters for Oracle WebLogic Serverをアンインストールするには、次のステップを行います。
Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用して、J2CAコネクタ・アプリケーションおよびJ2CA Installation Verification Program (IVP)をアンデプロイします。
Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用して、Business Services Engine (BSE)をアンデプロイします。
Oracle WebLogic Serverを停止します。
次のディレクトリに移動します。
Oracle SOA Suite:
<ORACLE_HOME>
/Oracle_SOA1/soa/thirdparty/ApplicationAdapters/_uninst
Oracle Service Bus (OSB):
<OSB_HOME>
/Oracle_OSB1/3rdparty/ApplicationAdapters/_uninst
プロンプトに次のコマンドを入力して、アンインストール・プロセスを開始します。
./uninstaller.bin -is:javahome <java_home>
Application Adapters for Oracle WebLogic Serverのアンインストールの「ようこそ」画面が表示されます。
「次へ」をクリックします。
サマリー画面が表示され、Oracle Fusion Middleware Application Adapters for Oracle WebLogic Serverのパスが表示されます。
「次へ」をクリックします。
Oracle Fusion Middleware Application Adapters for Oracle WebLogic Serverがアンインストールされます。
「終了」をクリックします。
アンインストール・プロセスの完了後に残ったファイルを手動で削除するには、次のディレクトリにナビゲートします。
Oracle SOA Suite:
<ORACLE_HOME>
/Oracle_SOA1/soa/thirdparty/ApplicationAdapters
Oracle Service Bus (OSB):
<OSB_HOME>
/Oracle_OSB1/3rdparty/ApplicationAdapters