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Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Application Adapter for SAP R/3ユーザーズ・ガイド
11g リリース1(11.1.1.3.0)
B61418-01
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7 Oracle SOA SuiteでのBPMサービス・コンポーネントの統合

Oracle Application Adapter for SAP R/3には、Business Process Management(BPM)がシームレスに統合されており、Webサービスの簡易な統合を可能にします。Oracle BPMは、サービス指向アーキテクチャ(SOA)に基づいており、Web Service Definition Language(WSDL)ドキュメントとして公開されるアダプタ・サービスを使用します。

この章の内容は以下のとおりです。

概要

Oracle BPMを統合するには、Oracle Application Adapter for SAP R/3がOracle BPMと同じWLSコンテナにデプロイされている必要があります。また、基になるアダプタ・サービスは、アダプタのリクエスト/レスポンス(アウトバウンド)とイベント通知(インバウンド)の両方のサービス用にOracle Application Adapter Application Explorer(アプリケーション・エクスプローラ)でデザインタイム中に生成されるWSDLファイルとして公開される必要があります。詳細は、「WSDLの生成(J2CA構成のみ)」を参照してください。

生成されたWSDLファイルは、インバウンドまたはアウトバウンドアダプタ・サービスにそれぞれ適切なBPMプロセスの設計に使用されます。完成したBPMプロセスは、JDeveloperで正常にコンパイルされ、BPMサーバーにデプロイされる必要があります。BPMサーバーへのデプロイメント後すぐに、新規構築されたプロセスはすべて自動的にOracle Enterprise Manager Consoleにデプロイされ、 BPMプロセスの実行、監視、管理、およびアダプタ・イベントのリスニングを行うことができます。

アダプタのデプロイメント

インストール中、Oracle Application Adapter for SAP R/3は、WLSコンテナ内のJ2CA 1.0リソース・アダプタとしてデプロイされます。アダプタはOracle BPMと同じWLSコンテナ内にデプロイされる必要があります。

新規のアプリケーション・サーバー接続の構成

Oracle JDeveloperでの新規アプリケーション・サーバー接続の構成方法の詳細は、「新規のアプリケーション・サーバー接続の構成」を参照してください。

トランスフォーメーションを使用したサービス統合のためのアウトバウンドBPMプロセスの設計

アウトバウンドのデザインタイム構成を完了するには、次のツールが必要です。


注意:

この章に記載されている例ではJDeveloperが使用されています。

BPMプロセスを設計する前に、アプリケーション・エクスプローラを使用して、各WSDLファイルを生成する必要があります。詳細は、「リクエスト/レスポンス型のサービス用のWSDLの生成」を参照してください。

BPM用の空のコンポジットの作成

BPM用に空のコンポジットを作成するには、次のステップを実行します:

  1. 新規のBPMアプリケーションを作成します。

  2. 図7-1に示すように、新規のBPMアプリケーションに名前を入力し、「Next」をクリックします。

    図7-1 「アプリケーションの名前付け」ページ

    「アプリケーションの名前付け」ページ
    「図7-1 「アプリケーションの名前付け」ページ」の説明

    図7-2に示すように、「プロジェクトの名前付け」ページが表示されます。

    図7-2 「プロジェクトの名前付け」ページ

    「プロジェクトの名前付け」ページ
    「図7-2 「プロジェクトの名前付け」ページ」の説明

  3. プロジェクト名を入力し(「Mysap_jca_outbound」など)、「Next」をクリックします。

    図7-3に示すように、SOA設定の構成ページが表示されます。

    図7-3 SOA設定の構成ページ

    SOA設定の構成ページ
    「図7-3 SOA設定の構成ページ」の説明

  4. 「コンポジット・テンプレート」リストで「空のコンポジット」を選択し、「終了」をクリックします。

BPMアウトバウンド・プロセスの定義

この項では、次のステップで構成されるBPMアウトバウンド・プロセスの定義方法について説明します。

  1. サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントの構成

  2. アウトバウンドBPMプロセス・コンポーネントの構成

  3. 書込み操作用のファイル・アダプタの作成

サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントの構成

サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントを作成するには、次のステップを実行します:

  1. 図7-4に示すように、「サービス・アダプタ」ペインから「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネントを「外部参照」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。

    図7-4 「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネント

    「外部参照」ペイン
    「図7-4 「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネント」の説明

    図7-5に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログが表示されます。

    図7-5 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図7-5 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  2. サード・パーティ・アダプタ・サービスの名前を入力します。

  3. 「タイプ」リストで「参照」が選択されていることを確認します(デフォルト)。

  4. 「WSDL URL」フィールドの右の既存のWSDLを検索アイコンをクリックします。

    図7-6に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。

    図7-6 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ

    「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ・ボックス
    「図7-6 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ」の説明

  5. 下に示すディレクトリでアウトバウンドWSDLファイルを探し、選択します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls
    
  6. 「OK」をクリックします。

    図7-7に示すように、「ファイルのローカライズ」ダイアログが表示されます。

    図7-7 「ファイルのローカライズ」ダイアログ

    「ファイルのローカライズ」ダイアログ・ボックス
    「図7-7 「ファイルのローカライズ」ダイアログ」の説明

  7. 「OK」をクリックします。

    アウトバウンドWSDLファイルおよび関連リクエスト/レスポンスXMLスキーマ・ファイル(.xsd)が、作成済のプロジェクト・フォルダにインポートされます。

    図7-8に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログに戻ります。

    図7-8 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図7-8 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  8. 「JCAファイル」フィールドの右の JCAファイルの検索アイコンをクリックします。

    図7-9に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。

    図7-9 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ

    「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ・ボックス
    「図7-9 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ」の説明

  9. 次のディレクトリまでブラウズし、JCAプロパティ・ファイルを選択します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls
    
  10. 「OK」をクリックします。

    図7-10に示すように、「ファイルのコピー」メッセージが表示されます。

    図7-10 「ファイルのコピー」確認メッセージ

    「ファイルのコピー」メッセージ
    「図7-10 「ファイルのコピー」確認メッセージ」の説明

  11. 「はい」をクリックします。

    JCAプロパティ・ファイルのコピーがプロジェクト・フォルダ内に作成されます。

    図7-11に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログに戻ります。

    図7-11 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図7-11 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  12. 「OK」をクリックします。

    図7-12に示すように、サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(CC_GD)が作成され、「外部参照」ペインに表示されます。

    図7-12 サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント

    「外部参照」ペイン
    「図7-12 サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント」の説明

    これで、アウトバウンドBPMプロセス・コンポーネントを構成する準備ができました。

アウトバウンドBPMプロセス・コンポーネントの構成

アウトバウンドBPMプロセス・コンポーネントを構成するには、次のステップを実行します:

  1. 図7-13に示すように、「サービス・コンポーネント」ペインから「BPMNプロセス」コンポーネントを「コンポーネント」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。

    図7-13 BPMNプロセス・コンポーネント

    「コンポーネント」ペイン
    「図7-13 BPMNプロセス・コンポーネント」の説明

    図7-14に示すように、「BPMNプロセスの作成」ダイアログが表示されます。

    図7-14 「BPMNプロセスの作成」ダイアログ

    「BPMNプロセスの作成」ダイアログ
    「図7-14 「BPMNプロセスの作成」ダイアログ」の説明

  2. 左ペイン(「デフォルト・プロセス」)で選択されたデフォルトのオプションを受け入れ、「終了」をクリックします。

    図7-15に示すように、BPMNプロセス・コンポーネントが作成されます。

    図7-15 BPMNプロセス・コンポーネント

    BPMNプロセス・コンポーネント
    「図7-15 BPMNプロセス・コンポーネント」の説明

  3. 「コンポーネント」ペインで、BPMNプロセス・コンポーネントをダブルクリックします。

    図7-16に示すように、BPMNプロセスが表示されます。

    図7-16 BPMNプロセス

    BPMNプロセス・コンポーネント
    「図7-16 BPMNプロセス」の説明

  4. 図7-17に示すように、「アクティビティ」アイコンをクリックします。

    図7-17 「アクティビティ」アイコン

    BPMNプロセス・コンポーネント
    「図7-17 「アクティビティ」アイコン」の説明

  5. 図7-18に示すように、「開始」と「終了」イベント・コンポーネント間の伝送路に「アクティビティ」アイコンをドロップします。

    図7-18 「アクティビティ」アイコン

    「Start」と「End」イベント・コンポーネント
    「図7-18 「アクティビティ」アイコン」の説明

    図7-19に示すように、「プロパティ - アクティビティ」ダイアログが表示されます。

    図7-19 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ

    「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ
    「図7-19 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ」の説明

  6. 図7-20に示すように、「実装」タブをクリックします。

    図7-20 「実装」タブ

    「実装」タブ
    「図7-20 「実装」タブ」の説明

  7. 図7-21に示すように、「実装タイプ」リストから「サービス・タスク」を選択します。

    図7-21 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ

    「実装タイプ」リスト
    「図7-21 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ」の説明

  8. 「実装」リストから「サービス・コール」を選択します。

  9. 図7-22に示すように、「名前」フィールドの右の「参照」アイコンをクリックします。

    図7-22 「参照」アイコン

    「参照」アイコン
    「図7-22 「参照」アイコン」の説明

    図7-23に示すように、「タイプ」ダイアログが表示されます。

    図7-23 「タイプ」ダイアログ

    「タイプ」ダイアログ
    「図7-23 「タイプ」ダイアログ」の説明

  10. 作成されたサード・パーティ・サービスを選択し、「OK」をクリックします。

    図7-24に示すように、「プロパティ - アクティビティ」ダイアログに戻ります。

    図7-24 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ

    「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ
    「図7-24 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ」の説明

  11. 「データ・アソシエーション」の下の「アソシエーションの使用」オプションを選択します。

  12. 「データ・アソシエーションの編集」アイコンをクリックします。

    図7-25に示すように、「データ・アソシエーション」ダイアログが表示されます。

    図7-25 「データ・アソシエーション」ダイアログ

    「データ・アソシエーション」ダイアログ
    「図7-25 「データ・アソシエーション」ダイアログ」の説明

  13. 右ペインで「プロセス」ノードを右クリックし、「追加」を選択します。

    図7-26に示すように、「データ・オブジェクトの作成」ダイアログが表示されます。

    図7-26 「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ

    「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ
    「7-26 「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ」の説明

  14. 「名前」フィールドで名前を入力し(「Request」など)、「タイプ」フィールドの右のその他のタイプの参照をクリックします。

    図7-27に示すように、「参照タイプ」ダイアログが表示されます。

    図7-27 「参照タイプ」ダイアログ

    「参照タイプ」ダイアログ
    「図7-27 「参照タイプ」ダイアログ」の説明

  15. 図7-28に示すように、「タイプ」リストから<コンポーネント>を選択します。

    図7-28 <コンポーネント>タイプ

    「参照タイプ」ダイアログ
    「図7-28 <コンポーネント>タイプ」の説明

  16. 最初のコンポーネントを選択して(たとえば「CompanyCodeGetDetail」)、「OK」をクリックします。

    図7-29に示すように、「データ・オブジェクトの作成」ダイアログに戻ります。

    図7-29 「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ

    「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ
    「7-29 「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ」の説明

  17. 「OK」をクリックします。

    図7-30に示すように、作成されたデータ・オブジェクト(「Request」など)が「データ・アソシエーション」ダイアログの「プロセス」ノードの下に表示されます。

    図7-30 「データ・アソシエーション」ダイアログ

    「データ・アソシエーション」ダイアログ
    「図7-30 「データ・アソシエーション」ダイアログ」の説明

  18. 図7-31に示すように、右ペインの「プロセス」ノードを右クリックし、「追加」を選択して、他のデータ・オブジェクトを作成します。

    図7-31 「データ・アソシエーション」ダイアログ

    「データ・アソシエーション」ダイアログ
    「図7-31 「データ・アソシエーション」ダイアログ」の説明

    図7-32に示すように、「データ・オブジェクトの作成」ダイアログが表示されます。

    図7-32 「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ

    「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ
    「図7-32 「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ」の説明

  19. 「名前」フィールドで名前を入力し(「Response」など)、「タイプ」フィールドの右のその他のタイプの参照をクリックします。

    図7-33に示すように、「参照タイプ」ダイアログが表示されます。

    図7-33 「参照タイプ」ダイアログ

    「参照タイプ」ダイアログ
    「図7-33 「参照タイプ」ダイアログ」の説明

  20. 図7-34に示すように、「タイプ」リストから<コンポーネント>を選択します。

    図7-34 <コンポーネント>タイプ

    「参照タイプ」ダイアログ
    「図7-34 <コンポーネント>タイプ」の説明

  21. 2番目のコンポーネントを選択し(「CompanyCodeGetDetailResponse」など)、「OK」をクリックします。

    図7-35に示すように、「データ・オブジェクトの作成」ダイアログに戻ります。

    図7-35 「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ

    「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ
    「図7-35 「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ」の説明

  22. 「OK」をクリックします。

    図7-36に示すように、作成されたデータ・オブジェクト(「Response」など)が「データ・アソシエーション」ダイアログの「プロセス」ノードの下に表示されます。

    図7-36 「データ・アソシエーション」ダイアログ

    「データ・アソシエーション」ダイアログ
    「図7-36 「データ・アソシエーション」ダイアログ」の説明

  23. 図7-37に示すように、右ペインで「プロセス」ノードの下のリクエストデータ・オブジェクトを選択し、「入力」領域の下のフィールドにドラッグします。

    図7-37 リクエストデータ・オブジェクト

    「データ・アソシエーション」ダイアログ
    「図7-37 リクエストデータ・オブジェクト」の説明

  24. 図7-38に示すように、右ペインで「プロセス」ノードの下のレスポンスデータ・オブジェクトを選択し、「出力」領域の下のフィールドにドラッグします。

    図7-38 レスポンスデータ・オブジェクト

    「データ・アソシエーション」ダイアログ
    「図7-38 レスポンスデータ・オブジェクト」の説明

  25. 「OK」をクリックします。

    図7-39に示すように、「プロパティ - アクティビティ」ダイアログに戻ります。

    図7-39 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ

    「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ
    「図7-39 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ」の説明

  26. 「OK」をクリックします。

    図7-40に示すように、「開始」と「終了」イベント・コンポーネント間に「サービス・タスク」が作成されます。

    図7-40 サービス・タスク

    サービス・タスク
    「図7-40 サービス・タスク」の説明

  27. プロセスを保存し、「Start」イベント・コンポーネントをダブルクリックします。

    図7-41に示すように、「プロパティ - 開始」ダイアログが表示されます。

    図7-41 「プロパティ - Start」ダイアログ

    「プロパティ - Start」ダイアログ
    「図7-41 「プロパティ - 開始」ダイアログ」の説明

  28. 図7-42に示すように、「実装」タブをクリックします。

    図7-42 「実装」タブ

    「実装」タブ
    「図7-42 「実装」タブ」の説明

  29. 「引数の定義」フィールドの右の「プラス」アイコンをクリックします。

    図7-43に示すように、「引数の作成」ダイアログが表示されます。

    図7-43 「引数の作成」ダイアログ

    「引数の作成」ダイアログ
    「図7-43 「引数の作成」ダイアログ」の説明

  30. 「名前」フィールドで名前を入力し(「argument1」など)、「タイプ」フィールドの右のその他のタイプの参照をクリックします。

    図7-44に示すように、「参照タイプ」ダイアログが表示されます。

    図7-44 「参照タイプ」ダイアログ

    「参照タイプ」ダイアログ
    「図7-44 「参照タイプ」ダイアログ」の説明

  31. 図7-45に示すように、「タイプ」リストから<コンポーネント>を選択します。

    図7-45 <コンポーネント>タイプ

    「参照タイプ」ダイアログ
    「図7-45 <コンポーネント>タイプ」の説明

  32. 最初のコンポーネントを選択して(たとえば「CompanyCodeGetDetail」)、「OK」をクリックします。

    図7-46に示すように、「引数の作成」ダイアログに戻ります。

    図7-46 「引数の作成」ダイアログ

    「引数の作成」ダイアログ
    「図7-46 「引数の作成」ダイアログ」の説明

  33. 「OK」をクリックします。

    図7-47に示すように、「プロパティ - 開始」ダイアログに戻ります。

    図7-47 「プロパティ - Start」ダイアログ

    図7-47の説明が続きます
    「図7-47 「プロパティ - 開始」ダイアログ」の説明

  34. 「データ・アソシエーション」の下の「アソシエーションの使用」オプションを選択します。

  35. 「データ・アソシエーションの編集」アイコンをクリックします。

    図7-48に示すように、「データ・アソシエーション」ダイアログが表示されます。

  36. 右ペインで「プロセス」ノードの下のリクエストデータ・オブジェクトを選択し、「出力」領域の下のフィールドにドラッグします。

    図7-48 「データ・アソシエーション」ダイアログ

    「データ・アソシエーション」ダイアログ
    「図7-48 「データ・アソシエーション」ダイアログ」の説明

  37. 「OK」をクリックします。

    図7-49に示すように、「プロパティ - アクティビティ」ダイアログに戻ります。

    図7-49 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ

    「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ
    「図7-49 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ」の説明

  38. 「OK」をクリックします。

    図7-50に示すように、「プロセス」ワークスペース領域に戻ります。

  39. 左ペインの「composite.xml」をダブルクリックします。

    図7-50 「プロセス」ワークスペース領域

    「プロセス」ワークスペース領域
    「図7-50 「プロセス」ワークスペース領域」の説明

  40. メニュー・バーで「すべて保存」アイコンをクリックし、構成された新規のアウトバウンドBPMプロセス・コンポーネントを保存します。

    これで書込み操作用のファイル・アダプタを作成する準備ができました。

書込み操作用のファイル・アダプタの作成

書込み操作用のファイル・アダプタを作成するには、次のステップを実行します:

  1. 図7-51に示すように、「サービス・アダプタ」ペインから「ファイル・アダプタ」コンポーネントを「外部参照」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。

    図7-51 「ファイル・アダプタ」コンポーネント

    「ファイル・アダプタ」コンポーネント
    「図7-51 「ファイル・アダプタ」コンポーネント」の説明

    図7-52に示すように、アダプタ構成ウィザードが表示されます。

    図7-52 アダプタ構成ウィザード

    アダプタ構成ウィザード
    「図7-52 アダプタ構成ウィザードの説明」

  2. 「Next」をクリックします。

    図7-53に示すように、「サービス名」ページが表示されます。

    図7-53 「サービス名」ページ

    「サービス名」ページ
    「図7-53 「サービス名」ページの説明」

  3. 「サービス名」フィールドで、新規のファイル・アダプタの名前を入力し、「Next」をクリックします。

    図7-54に示すように、「アダプタ・インタフェース」ページが表示されます。

    図7-54 「アダプタ・インタフェース」ページ

    「アダプタ・インタフェース」ペイン
    「図7-54 「アダプタ・インタフェース」ページ」の説明

  4. 「操作およびスキーマから定義(後で指定)」オプションが選択されていることを確認します。

  5. 「Next」をクリックします。

    図7-55に示すように、「Operation」ページが表示されます。

    図7-55 「Operation」ページ

    「操作」ペイン
    「図7-55 「Operation」ページ」の説明

  6. 「操作タイプ」オプションのリストからSelect 「Write File」を選択し、「操作名」(「Write」など)を指定します。

  7. 「次へ」をクリックします。

    図7-56に示すように、「ファイル構成」ページが表示されます。

    図7-56 「ファイル構成」ページ

    「ファイル構成」ペイン
    「図7-56 「ファイル構成」ページ」の説明

  8. 出力ファイルの書込み先となるファイル・システム上の場所を指定します。

  9. ファイル・ネーミング規則フィールドで、出力ファイルの名前を指定します。

  10. 「Next」をクリックします。

    図7-57に示すように、「メッセージ」ページが表示されます。

    図7-57 「メッセージ」ページ

    「メッセージ」ペイン
    「図7-57 「メッセージ」ページ」の説明

  11. 「URL」フィールドの右の「参照」アイコンをクリックします。

    図7-58に示すように、「タイプ・チューザ」ダイアログが表示されます。

    図7-58 「タイプ・チューザ」ダイアログ

    「タイプ・チューザ」ダイアログ・ボックス
    「図7-58 「タイプ・チューザ」ダイアログ」の説明

  12. 「プロジェクトのスキーマ・ファイル」「mysap_bpm_GetDetail_invoke_response.xsd」を展開します。

  13. 使用可能なスキーマを選択します(たとえば「CompanyCode.GetDetail.Response」)。

  14. 「OK」をクリックします。

    図7-59に示すように、「メッセージ」ページに戻ります。

    図7-59 「メッセージ」ページ

    「メッセージ」ペイン
    「図7-59 「メッセージ」ページ」の説明

  15. 「次へ」をクリックします。

    図7-60に示すように、「終了」ページが表示されます。

    図7-60 「終了」ページ

    「終了」ペイン
    「図7-60 「終了」ページ」の説明

  16. 「終了」をクリックします。

    図7-61に示すように、「外部参照」ペインでファイル・アダプタ・サービスが作成されます。

    図7-61 ファイル・アダプタ・サービス

    「外部参照」ペイン
    「図7-61 ファイル・アダプタ・サービス」の説明

  17. BPMNプロセス・コンポーネントをダブルクリックします。

    図7-62に示すように、BPMNプロセスが表示されます。

    図7-62 BPMNプロセス

    BPMNプロセス
    「図7-62 BPMNプロセス」の説明

  18. 「アクティビティ」アイコンをクリックします。

  19. 図7-63に示すように、「サービス・タスク」と「終了」イベント・コンポーネント間の伝送路に「アクティビティ」アイコンをドロップします。

    図7-63 「アクティビティ」アイコン

    「サービス・タスク」と「End」コンポーネント
    「図7-63 「アクティビティ」アイコン」の説明

    図7-64に示すように、「プロパティ - アクティビティ」ダイアログが表示されます。

    図7-64 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ

    「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ
    「図7-64 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ」の説明

  20. 図7-65に示すように、「実装」タブをクリックします。

    図7-65 「実装」タブ

    「実装」タブ
    「図7-65 「実装」タブ」の説明

  21. 図7-66に示すように、「実装タイプ」リストから「サービス・タスク」を選択します。

    図7-66 サービス・タスク

    「実装タイプ」リスト
    「図7-66 サービス・タスク」の説明

  22. 「実装」リストから「サービス・コール」を選択します。

  23. 図7-67に示すように、「名前」フィールドの右の「参照」アイコンをクリックします。

    図7-67 「参照」アイコン

    「参照」アイコン
    「図7-67 「参照」アイコン」の説明

    図7-68に示すように、「タイプ」ダイアログが表示されます。

    図7-68 「タイプ」ダイアログ

    「タイプ」ダイアログ
    「図7-68 「タイプ」ダイアログ」の説明

  24. 作成された書込み操作用のサービスを選択し(「Write_file」など)、「OK」をクリックします。

    図7-69に示すように、「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログに戻ります。

    図7-69 「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログ

    「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログ
    「図7-69 「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログ」の説明

  25. 「データ・アソシエーション」の下の「変換の使用」オプションを選択します。

  26. 「XSL変換の編集」アイコンをクリックします。

    図7-70に示すように、「変換」ダイアログが表示されます。

    図7-70 「変換」ダイアログ

    「変換」ダイアログ
    「図7-70 「変換」ダイアログ」の説明

  27. 「プラス」アイコンをクリックします。

    図7-71に示すように、「変換」ダイアログが表示されます。

    図7-71 「変換」ダイアログ

    「変換」ダイアログ
    「図7-71 「変換」ダイアログ」の説明

  28. 「ソース」リストから作成された「Response」データ・オブジェクトを選択します。

    図7-72 プラス・アイコン

    「変換」ダイアログ
    「図7-72 プラス・アイコン」の説明

  29. 図7-72に示すように、「プラス」アイコンをクリックすると、データ・オブジェクトの「Response」が「選択された要素」領域に追加されます。

  30. 図7-73に示すように、「ターゲット」リストで選択されたデフォルト値を受け入れます。

    図7-73 「ターゲット」リストのデフォルト値

    「変換」ダイアログ
    「図7-73 「ターゲット」リストのデフォルト値」の説明

  31. 「作成」フィールドに名前を入力し(「transformation」など)、「OK」をクリックします。

    図7-74に示すように、「変換」ダイアログに戻ります。

    図7-74 「変換」ダイアログ

    「変換」ダイアログ
    「図7-74 「変換」ダイアログ」の説明

  32. 「OK」をクリックします。

    図7-75に示すように、「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログに戻ります。

    図7-75 「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログ

    「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログ
    「図7-75 「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログ」の説明

  33. 「OK」をクリックします。

    図7-76に示すように、「transformation.xsl」タブが表示されます。

    図7-76 「transformation.xsl」タブ

    「transformation.xsl」タブ
    「図7-76 「transformation.xsl」タブ」の説明

  34. ソース要素とターゲット要素を自動マップします。

    図7-77に示すように、「自動マップ・プリファレンス」ダイアログが表示されます。

    図7-77 「自動マップ・プリファレンス」ダイアログ

    「自動マップ・プリファレンス」ダイアログ
    「図7-77 「自動マップ・プリファレンス」ダイアログ」の説明

  35. デフォルト値を受け入れ、「OK」をクリックします。

    図7-78に示すように、トランスフォーメーションが完成します。

    図7-78 完成したトランスフォーメーション

    完了したトランスフォーメーション
    「図7-78 完成したトランスフォーメーション」の説明

  36. トランスフォーメーションを保存します。

  37. 図7-79に示すように、「プロセス」ワークスペース領域に戻ります。

    図7-79 「プロセス」ワークスペース領域

    「プロセス」ワークスペース領域
    「図7-79 「プロセス」ワークスペース領域」の説明

    「ServiceTask」コンポーネントと「End」イベント・コンポーネント間に「ServiceTask1」コンポーネントが作成されます。

  38. プロセスを保存します。

  39. 「End」イベント・コンポーネントをダブルクリックします。

    「プロパティ-終了」ダイアログが表示されます。

  40. 図7-80に示すように、「実装」タブをクリックします。

    図7-80 「実装」タブ

    「実装」タブ
    「図7-80 「実装」タブ」の説明

  41. 図7-81に示すように、「実装タイプ」リストから「なし」を選択します。

    図7-81 「実装タイプ」リスト

    「実装タイプ」リスト
    「図7-81 「実装タイプ」リスト」の説明

  42. 「OK」をクリックします。

    図7-82に示すように、「プロセス」ワークスペース領域に戻ります。

    図7-82 「プロセス」ワークスペース領域

    「プロセス」ワークスペース領域
    「図7-82 「プロセス」ワークスペース領域」の説明

  43. プロセスを保存し、「composite.xml」をダブルクリックします。

  44. メニュー・バーの「すべて保存」アイコンをクリックし、構成された新規アウトバウンドBPMプロセス・コンポーネントを保存します。

    これで、アウトバウンドBPMプロセスをデプロイする準備ができました。

BPMアウトバウンド・プロセスのデプロイ

BPMアウトバウンド・プロセスをデプロイするには、次のステップを実行します:

  1. 図7-83に示すように、左ペインでプロジェクト名を右クリックし(「Mysap_jca_outbound」など)、「デプロイ」を選択して、「Mysap_jca_outbound」をクリックします。

    図7-83 「Mysap_jca_outbound」オプション

    「デプロイ」コンテキスト・メニュー
    「図7-83 「Mysap_jca_outbound」オプション」の説明

    図7-84に示すように、「デプロイメント・アクション」ページが表示されます。

    図7-84 「デプロイメント・アクション」ページ

    「デプロイメント・アクション」ペイン
    「図7-84 「デプロイメント・アクション」ページ」の説明

  2. 「アプリケーション・サーバーにデプロイ」が選択されていることを確認します。

  3. 「Next」をクリックします。

    図7-85に示すように、「構成のデプロイ」ページが表示されます。

    図7-85 「構成のデプロイ」ページ

    「構成のデプロイ」ペイン
    「図7-85 「構成のデプロイ」ページ」の説明

  4. デフォルト値を選択したままにし、「Next」をクリックします。

    図7-86に示すように、「サーバーの選択」ページが表示されます。

    図7-86 「サーバーの選択」ページ

    「サーバーの選択」ペイン
    「図7-86 「サーバーの選択」ページ」の説明

  5. 構成済の使用可能なアプリケーション・サーバーを選択し、「Next」を選択します。

    図7-87に示すように、「SOAサーバー」ページが表示されます。

    図7-87 「SOAサーバー」ページ

    「SOAサーバー」ペイン
    「図7-87 「SOAサーバー」ページ」の説明

  6. ターゲットのSOAサーバーを選択し、「Next」をクリックします。

    図7-88に示すように、「サマリー」ページが表示されます。

    図7-88 「サマリー」ページ

    「サマリー」ペイン
    「図7-88 「サマリー」ページ」の説明

  7. プロジェクトに使用可能なすべてのプロジェクトをレビューおよび確認し、「終了」をクリックします。

    図7-89に示すように、プロセスが正常にデプロイされます。

    図7-89 デプロイメントの成功を伝えるメッセージ

    デプロイされたプロセス
    「図7-89 デプロイメントの成功を伝えるメッセージ」の説明

Oracle Enterprise Manager Consoleでの入力XMLドキュメントの起動

Oracle Enterprise Manager Consoleで入力XMLドキュメントを起動するには、次のステップを実行します:

  1. 図7-90に示すように、Oracle Enterprise Manager Consoleにログオンします。

    図7-90 Oracle Enterprise Manager Console

    Oracle Enterprise Manager Console
    「図7-90 Oracle Enterprise Manager Console」の説明

  2. 左ペインでドメイン、「SOA」フォルダの順に展開します。

  3. 使用可能なプロジェクト(「Mysap_jca_outbound」など)を選択します。

    図7-91 「テスト」ページ

    「テスト」ボタン
    「図7-91 「テスト」ボタン」の説明

  4. 図7-91に示すように、「テスト」をクリックします。

    図7-92 「リクエスト」タブ

    「リクエスト」タブ
    「図7-92 「リクエスト」タブ」の説明

  5. 「リクエスト」タブをクリックします。

  6. 図7-92に示すように、「値」フィールドに適切な入力値を入力して「Webサービスのテスト」をクリックします。

    図7-93に示すように、Oracle Enterprise Manager Consoleで起動に成功したことを示すレスポンスが「レスポンス」タブで受信されます。

    図7-93 受信したレスポンス

    「レスポンス」タブ
    「図7-93 受信したレスポンス」の説明

  7. 図7-94に示すように、ファイル・システムの定義済出力ディレクトリにナビゲートし、受信されたXMLレスポンス・ドキュメントを開きます。

    図7-94 XMLレスポンス・ドキュメント

    XMLレスポンス・ドキュメント
    「図7-94 XMLレスポンス・ドキュメント」の説明

    XMLレスポンス・ドキュメントには、値と生成された出力が含まれます。例:

    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?><bapi:CompanyCode.GetDetail.Response xmlns:bapi="urn:sap-com:document:sap:business.response" xmlns="urn:sap-com:document:sap:business.response">   <bapi:COMPANYCODE_ADDRESS>      <bapi:ADDR_NO>0000000121</bapi:ADDR_NO>      <bapi:FORMOFADDR>Firma</bapi:FORMOFADDR>      <bapi:NAME>Ides AG</bapi:NAME>      <bapi:NAME_2/>      <bapi:NAME_3/>      <bapi:NAME_4/>      <bapi:C_O_NAME/>      <bapi:CITY>Frankfurt</bapi:CITY>      <bapi:DISTRICT/>      <bapi:CITY_NO/>      <bapi:POSTL_COD1>60441</bapi:POSTL_COD1>      <bapi:POSTL_COD2>60070</bapi:POSTL_COD2>      <bapi:POSTL_COD3/>      <bapi:PO_BOX>160529</bapi:PO_BOX>      <bapi:PO_BOX_CIT/>      <bapi:DELIV_DIS/>      <bapi:STREET>Lyoner Stern 231</bapi:STREET>      <bapi:STREET_NO/>      <bapi:STR_ABBR/>      <bapi:HOUSE_NO/>      <bapi:STR_SUPPL1/>      <bapi:STR_SUPPL2/>      <bapi:LOCATION/>      <bapi:BUILDING/>      <bapi:FLOOR/>      <bapi:ROOM_NO/>      <bapi:COUNTRY>DE</bapi:COUNTRY>      <bapi:LANGU>D</bapi:LANGU>      <bapi:REGION>06</bapi:REGION>      <bapi:SORT1>IDES</bapi:SORT1>      <bapi:SORT2/>      <bapi:TIME_ZONE>CET</bapi:TIME_ZONE>      <bapi:TAXJURCODE/>      <bapi:ADR_NOTES/>      <bapi:COMM_TYPE/>      <bapi:TEL1_NUMBR/>      <bapi:TEL1_EXT/>      <bapi:FAX_NUMBER/>      <bapi:FAX_EXTENS/>   </bapi:COMPANYCODE_ADDRESS>   <bapi:COMPANYCODE_DETAIL>      <bapi:COMP_CODE>1000</bapi:COMP_CODE>      <bapi:COMP_NAME>IDES AG</bapi:COMP_NAME>      <bapi:CITY>Frankfurt</bapi:CITY>      <bapi:COUNTRY>DE</bapi:COUNTRY>      <bapi:CURRENCY>EUR</bapi:CURRENCY>      <bapi:LANGU>D</bapi:LANGU>      <bapi:CHRT_ACCTS>INT</bapi:CHRT_ACCTS>      <bapi:FY_VARIANT>K4</bapi:FY_VARIANT>      <bapi:VAT_REG_NO>DE123456789</bapi:VAT_REG_NO>      <bapi:COMPANY>001000</bapi:COMPANY>      <bapi:ADDR_NO>0000000121</bapi:ADDR_NO>      <bapi:COUNTRY_ISO>DE</bapi:COUNTRY_ISO>      <bapi:CURRENCY_ISO>EUR</bapi:CURRENCY_ISO>      <bapi:LANGU_ISO>DE</bapi:LANGU_ISO>   </bapi:COMPANYCODE_DETAIL>   <bapi:RETURN>      <bapi:TYPE/>      <bapi:CODE/>      <bapi:MESSAGE/>      <bapi:LOG_NO/>      <bapi:LOG_MSG_NO>000000</bapi:LOG_MSG_NO>      <bapi:MESSAGE_V1/>      <bapi:MESSAGE_V2/>      <bapi:MESSAGE_V3/>      <bapi:MESSAGE_V4/>   </bapi:RETURN></bapi:CompanyCode.GetDetail.Response>
    

BAPIまたはRFCオブジェクト使用時のJ2CA BPM処理に関する回避策

「BusinessArea GetDetail」オブジェクト用のJ2CA BPMアウトバウンド・プロセスを作成してデプロイする時に、Oracle JDeveloperで次のようなエラーが発生しました。

Error: Data Association expression is not valid in node 'ServiceTask':  Undefined variable 'businessAreaGetDetail'. Error: Data Association expression is not valid in node 'ServiceTask':  Undefined variable 'businessAreaGetDetailResponse'. Error: The transformation in node ServiceTask1 has an invalid target reference: businessAreaGetDetailResponse

この項では、この問題を解決する回避策の適用方法を説明します。


注意:

この回避策は、属性グループとともにxsdを使用する際に発生する「Oracle BUG 10078610 - typeloadruntimeexception: bpm-71530」に適用できます。

  1. Oracle JDeveloperを閉じてからもう一度開きます。

  2. プロジェクト・フォルダで「composite.xml」ファイルを開き、図7-95に示すように「プロセス」コンポーネントをダブルクリックします。

    図7-95 「プロセス」コンポーネント

    Oracle JDeveloper
    「図7-95 「プロセス」コンポーネント」の説明

    「プロセス」タブが表示されます。

  3. 図7-96に示すように、「ServiceTask」アクティビティをクリックします。

    図7-96 「ServiceTask」アクティビティ

    「ServiceTask」アクティビティ
    「図7-96 「ServiceTask」アクティビティ」の説明

    図7-97に示すように、「プロパティ - ServiceTask」ダイアログが表示されます。

    図7-97 「プロパティ - ServiceTask」ダイアログ

    「ServiceTask」ダイアログ
    「図7-97 「プロパティ - ServiceTask」ダイアログ」の説明

  4. 「実装」タブをクリックします。

  5. 「アソシエーションの使用」オプションをオフにします。

    図7-98に示すように、「データ・アソシエーション」ダイアログに確認メッセージが表示されます。

    図7-98 確認メッセージ

    「データ・アソシエーション」ダイアログ
    「図7-98 確認メッセージ」の説明

  6. 「はい」をクリックします。

    図7-99に示すように、「プロパティ - ServiceTask」ダイアログに戻ります。

    図7-99 「プロパティ - ServiceTask」ダイアログ

    「ServiceTask」ダイアログ
    「図7-99 「プロパティ - ServiceTask」ダイアログ」の説明

  7. 「アソシエーションの使用」オプションを選択して、「データ・アソシエーションの編集」アイコンをクリックします。

    図7-100に示すように、「データ・アソシエーション」ウィンドウが表示されます。

    図7-100 「データ・アソシエーション」ウィンドウ

    「データ・アソシエーション」ウィンドウ
    「図7-100 「データ・アソシエーション」ウィンドウ」の説明

  8. 図7-101に示すように、「dataobject1」(リクエスト)を「入力」フィールドへ、「dataobject2」(レスポンス)を「出力」フィールドへドラッグ・アンド・ドロップします。

    図7-101 Dataobject1とDataobject2

    「データ・アソシエーション」ウィンドウ
    「図7-101 Dataobject1とDataobject2」の説明

  9. 「OK」をクリックします。

    図7-102に示すように、「プロパティ - ServiceTask」ダイアログに戻ります。

    図7-102 「プロパティ - ServiceTask」ダイアログ

    「ServiceTask」ダイアログ
    「図7-102 「プロパティ - ServiceTask」ダイアログ」の説明

  10. 「OK」をクリックします。

    図7-103に示すように、「プロセス」タブに戻ります。

    図7-103 「プロセス」タブ

    「プロセス」タブ
    「図7-103 「プロセス」タブ」の説明

  11. 「ServiceTask1」アクティビティをダブルクリックします。

    図7-104に示すように、「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログが表示されます。

    図7-104 「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログ

    「ServiceTask1」ダイアログ
    「図7-104 「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログ」の説明

  12. 「実装」タブをクリックします。

  13. 「アソシエーションの使用」オプションをオフにします。

    図7-105に示すように、「データ・アソシエーション」ダイアログに確認メッセージが表示されます。

    図7-105 確認メッセージ

    「データ・アソシエーション」ダイアログ
    「図7-105 確認メッセージ」の説明

  14. 「はい」をクリックします。

    図7-106に示すように、「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログに戻ります。

    図7-106 「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログ

    「ServiceTask1」ダイアログ
    「図7-106 「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログ」の説明

  15. 「アソシエーションの使用」オプションを選択して、「データ・アソシエーションの編集」アイコンをクリックします。

    図7-107に示すように、「データ・アソシエーション」ウィンドウが表示されます。

    図7-107 「データ・アソシエーション」ウィンドウ

    「データ・アソシエーション」ウィンドウ
    「図7-107 「データ・アソシエーション」ウィンドウ」の説明

  16. 図7-108に示すように、「dataobject2」(レスポンス)を「入力」フィールドへドラッグ・アンド・ドロップします。

  17. 「OK」をクリックします。

    図7-109に示すように、「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログに戻ります。

    図7-109 「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログ

    「ServiceTask1」ダイアログ
    「図7-109 「プロパティ - ServiceTask1」ダイアログ」の説明

  18. 「OK」をクリックします。

    図7-110に示すように、「プロセス」タブに戻ります。

    図7-110 「プロセス」タブ

    「プロセス」タブ
    「図7-110 「プロセス」タブ」の説明

    エラーや警告が表示されていないことを確認してください。

  19. プロセスを保存してからデプロイします。

トランスフォーメーションを使用したイベント統合のためのインバウンドBPMプロセスの設計

この項では、Oracle Application Adapter for SAP R/3をSAP R/3と統合し、イベント・データを受信する方法について説明します。

アダプタのデザインタイム構成を完了するには、次のツールが必要です。


注意:

この章に記載されている例ではJDeveloperが使用されています。

BPMプロセスを設計する前に、アプリケーション・エクスプローラを使用して、各WSDLファイルを生成する必要があります。詳細は、「イベント統合のためのWSDLの生成」を参照してください。

BPM用の空のコンポジットの作成

BPM用に空のコンポジットを作成するには、次のステップを実行します:

  1. 新規のBPMアプリケーションを作成します。

  2. 図7-111に示すように、新規のBPMアプリケーションに名前を入力し、「Next」をクリックします。

    図7-111 「アプリケーションの名前付け」ページ

    「アプリケーションの名前付け」ページ
    「図7-111 「アプリケーションの名前付け」ページ」の説明

    図7-112に示すように、「プロジェクトの名前付け」ページが表示されます。

    図7-112 「プロジェクトの名前付け」ページ

    「プロジェクトの名前付け」ページ
    「図7-112 「プロジェクトの名前付け」ページ」の説明

  3. プロジェクト名を入力し(「Mysap_matmas_inbound」など)、「Next」をクリックします。

    図7-113に示すように、SOA設定の構成ページが表示されます。

    図7-113 SOA設定の構成ページ

    SOA設定の構成ページ
    「図7-113 SOA設定の構成ページ」の説明

  4. 「コンポジット・テンプレート」リストで「空のコンポジット」を選択し、「終了」をクリックします。

BPMインバウンド・プロセスの定義

この項では、次のステップで構成されるBPMインバウンド・プロセスの定義方法について説明します。

  1. サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントの構成

  2. インバウンドBPMプロセス・コンポーネントの構成

  3. 書込み操作用のファイル・アダプタの作成

サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントの構成

サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントを作成するには、次のステップを実行します:

  1. 図7-114に示すように、「サービス・アダプタ」ペインから「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネントを公開された参照ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。

    図7-114 「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネント

    公開された参照ペイン
    「図7-114 「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネント」の説明

    図7-115に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログが表示されます。

    図7-115 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図7-115 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  2. サード・パーティ・アダプタ・サービスの名前を入力します。

  3. 「タイプ」リストで「サービス」が選択されていることを確認します(デフォルト)。

  4. 「WSDL URL」フィールドの右の既存のWSDLを検索アイコンをクリックします。

    図7-116に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。

    図7-116 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ

    「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ・ボックス
    「図7-116 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ」の説明

  5. 次のディレクトリまでブラウズし、インバウンドWSDLファイルを選択します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls
    
  6. 「OK」をクリックします。

    図7-117に示すように、「ファイルのローカライズ」ダイアログが表示されます。

    図7-117 「ファイルのローカライズ」ダイアログ

    「ファイルのローカライズ」ダイアログ・ボックス
    「図7-117 「ファイルのローカライズ」ダイアログ」の説明

  7. 「OK」をクリックします。

    インバウンドWSDLファイルおよび関連receive_request XMLスキーマ・ファイル(.xsd)が、作成済のプロジェクト・フォルダにインポートされます。

    図7-118に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログに戻ります。

    図7-118 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図7-118 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  8. 「JCAファイル」フィールドの右の JCAファイルの検索アイコンをクリックします。

    図7-119に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。

    図7-119 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ

    「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ・ボックス
    「図7-119 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ」の説明

  9. 次のディレクトリまでブラウズし、JCAプロパティ・ファイルを選択します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls
    
  10. 「OK」をクリックします。

    図7-120に示すように、「ファイルのコピー」メッセージが表示されます。

    図7-120 「ファイルのコピー」確認メッセージ

    「ファイルのコピー」メッセージ
    「図7-120 「ファイルのコピー」確認メッセージ」の説明

  11. 「はい」をクリックします。

    JCAプロパティ・ファイルのコピーがプロジェクト・フォルダ内に作成されます。

    図7-121に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログに戻ります。

    図7-121 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図7-121 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  12. 「OK」をクリックします。

    サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(matmas)が作成され、図7-122に示すように「公開された参照」ペインに表示されます。

    図7-122 サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント

    公開された参照ペイン
    「図7-122 サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント」の説明

    これで、インバウンドBPMプロセス・コンポーネントを構成する準備ができました。

インバウンドBPMプロセス・コンポーネントの構成

インバウンドBPMプロセス・コンポーネントを構成するには、次のステップを実行します:

  1. 図7-123に示すように、「サービス・コンポーネント」ペインから「BPMNプロセス」コンポーネントを「コンポーネント」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。

    図7-123 BPMNプロセス・コンポーネント

    「コンポーネント」ペイン
    「図7-123 BPMNプロセス・コンポーネント」の説明

    図7-124に示すように、「BPMNプロセスの作成」ダイアログが表示されます。

    図7-124 「BPMNプロセスの作成」ダイアログ

    「BPMNプロセスの作成」ダイアログ
    「図7-124 「BPMNプロセスの作成」ダイアログ」の説明

  2. 左ペインで「パターンから」オプションを選択し、「パターン」領域で「手動プロセス」が選択されていることを確認します。

  3. 「終了」をクリックします。

    図7-125に示すように、BPMNプロセス・コンポーネントが作成されます。

    図7-125 BPMNプロセス・コンポーネント

    BPMNプロセス・コンポーネント
    「図7-125 BPMNプロセス・コンポーネント」の説明

  4. 「コンポーネント」ペインで、BPMNプロセス・コンポーネントをダブルクリックします。

    図7-126に示すように、BPMNプロセスが表示されます。

    図7-126 BPMNプロセス

    BPMNプロセス・コンポーネント
    「図7-126 BPMNプロセス」の説明

  5. 「ユーザー・タスク」を右クリックし、「削除」を選択します。

  6. 図6-127に示すように、「開始」イベント・コンポーネントをダブルクリックします。

    図7-127 「Start」イベント・コンポーネント

    「開始」イベント・コンポーネント
    「図6-127 「開始」イベント・コンポーネント」の説明

    図7-128に示すように、「プロパティ - 開始」ダイアログが表示されます。

    図7-128 「プロパティ - Start」ダイアログ

    「プロパティ - Start」ダイアログ
    「図7-128 「プロパティ - 開始」ダイアログ」の説明

  7. 図7-129に示すように、「実装」タブをクリックします。

    図7-129 「実装」タブ

    「実装」タブ
    「図7-129 「実装」タブ」の説明

  8. 図7-130に示すように、「実装タイプ」リストから「メッセージ」を選択します。

    図7-130 「実装タイプ」リスト

    「プロパティ - Start」ダイアログ
    「図7-130 「実装タイプ」リスト」の説明

  9. 「実装」リストから「カタログからのインタフェース」を選択します。

  10. 図7-131に示すように、「名前」フィールドの右の「参照」アイコンをクリックします。

    図7-131 「参照」アイコン

    「参照」アイコン
    「図7-131 「参照」アイコン」の説明

    図7-132に示すように、「タイプ」ダイアログが表示されます。

    図7-132 「タイプ」ダイアログ

    「タイプ」ダイアログ
    「図7-132 「タイプ」ダイアログ」の説明

  11. 作成されたサード・パーティ・サービスを選択し、「OK」をクリックします。

    図7-133に示すように、「プロパティ - 開始」ダイアログに戻ります。

    図7-133 「プロパティ - Start」ダイアログ

    「プロパティ - Start」ダイアログ
    「図7-133 「プロパティ - 開始」ダイアログ」の説明

  12. 「データ・アソシエーション」の下の「アソシエーションの使用」オプションを選択します。

  13. 「データ・アソシエーションの編集」アイコンをクリックします。

    図7-134に示すように、「データ・アソシエーション」ダイアログが表示されます。

    図7-134 「データ・アソシエーション」ダイアログ

    「データ・アソシエーション」ダイアログ
    「図7-134 「データ・アソシエーション」ダイアログ」の説明

  14. 右ペインで「プロセス」ノードを右クリックし、「追加」を選択します。

    図7-135に示すように、「データ・オブジェクトの作成」ダイアログが表示されます。

    図7-135 「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ

    「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ
    「図7-135 「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ」の説明

  15. 「名前」フィールドに名前を入力して(たとえば「matmas_inbound」)、「タイプ」フィールドの右にあるタイプ参照ボタンをクリックします。

    図7-136に示すように、「タイプの参照」ダイアログが表示されます。

    図7-136 「参照タイプ」ダイアログ

    「参照タイプ」ダイアログ
    「図7-136 「タイプの参照」ダイアログ」の説明

  16. 図7-137に示すように、「タイプ」リストから<コンポーネント>を選択します。

    図7-137 「タイプ」リスト

    「参照タイプ」ダイアログ
    「図7-137 「タイプ」リスト」の説明

  17. 最初のコンポーネントを選択し(「MATMAS01」など)、「OK」をクリックします。

    図7-138に示すように、「データ・オブジェクトの作成」ダイアログに戻ります。

    図7-138 「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ

    「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ
    「図7-138 「データ・オブジェクトの作成」ダイアログ」の説明

  18. 「OK」をクリックします。

    図7-139に示すように、作成されたデータ・オブジェクト(「matmas_inbound」など)が「データ・アソシエーション」ダイアログの「プロセス」ノードの下に表示されます。

    図7-139 「データ・アソシエーション」ダイアログ

    「データ・アソシエーション」ダイアログ
    「図7-139 「データ・アソシエーション」ダイアログ」の説明

  19. 右ペインで「プロセス」ノードの下にあるmatmas_inboundデータ・オブジェクトを選択し、それを「出力」領域の下のフィールドにドラッグします。

  20. 「OK」をクリックします。

    図7-140に示すように、「プロパティ - 開始」ダイアログに戻ります。

    図7-140 「プロパティ - Start」ダイアログ

    「プロパティ - Start」ダイアログ
    「図7-140 「プロパティ - 開始」ダイアログ」の説明

  21. 「OK」をクリックします。

    図7-141に示すように、「プロセス」ワークスペース領域に戻ります。

  22. 左ペインの「composite.xml」をダブルクリックします。

    図7-141 「プロセス」ワークスペース領域

    「プロセス」ワークスペース領域
    「図7-141 「プロセス」ワークスペース領域」の説明

  23. メニュー・バーで「すべて保存」アイコンをクリックし、構成された新規のインバウンドBPMプロセス・コンポーネントを保存します。

    これで書込み操作用のファイル・アダプタを作成する準備ができました。

書込み操作用のファイル・アダプタの作成

書込み操作用のファイル・アダプタを作成するには、次のステップを実行します:

  1. 図7-142に示すように、「サービス・アダプタ」ペインから「ファイル・アダプタ」コンポーネントを「外部参照」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。

    図7-142 「ファイル・アダプタ」コンポーネント

    「ファイル・アダプタ」コンポーネント
    「図7-142 「ファイル・アダプタ」コンポーネント」の説明

    図7-143に示すように、アダプタ構成ウィザードが表示されます。

    図7-143 アダプタ構成ウィザード

    アダプタ構成ウィザード
    「図7-143 アダプタ構成ウィザードの説明」

  2. 「Next」をクリックします。

    図7-144に示すように、「サービス名」ページが表示されます。

    図7-144 「サービス名」ページ

    「サービス名」ページ
    「図7-144 「サービス名」ページの説明」

  3. 「サービス名」フィールドで、新規のファイル・アダプタの名前を入力し、「Next」をクリックします。

    図7-145に示すように、「アダプタ・インタフェース」ページが表示されます。

    図7-145 「アダプタ・インタフェース」ページ

    「アダプタ・インタフェース」ペイン
    「図7-145 「アダプタ・インタフェース」ページ」の説明

  4. 「操作およびスキーマから定義(後で指定)」オプションが選択されていることを確認します。

  5. 「Next」をクリックします。

    図7-146に示すように、「Operation」ページが表示されます。

    図7-146 「Operation」ページ

    「操作」ペイン
    「図7-146 「Operation」ページ」の説明

  6. 「操作タイプ」オプションのリストからSelect 「Write File」を選択し、「操作名」(「Write」など)を指定します。

  7. 「Next」をクリックします。

    図7-147に示すように、「ファイル構成」ページが表示されます。

    図7-147 「ファイル構成」ページ

    「ファイル構成」ペイン
    「図7-147 「ファイル構成」ページ」の説明

  8. 出力ファイルの書込み先となるファイル・システム上の場所を指定します。

  9. ファイル・ネーミング規則フィールドで、出力ファイルの名前を指定します。

  10. 「Next」をクリックします。

    図7-148に示すように、「メッセージ」ページが表示されます。

    図7-148 「メッセージ」ページ

    「メッセージ」ペイン
    「図7-148 「メッセージ」ページ」の説明

  11. 「URL」フィールドの右の「参照」アイコンをクリックします。

    図6-149に示すように、「タイプ・チューザ」ダイアログが表示されます。

    図7-149 「タイプ・チューザ」ダイアログ

    「タイプ・チューザ」ダイアログ・ボックス
    「図5-149 「タイプ・チューザ」ダイアログ」の説明

  12. 「プロジェクトのスキーマ・ファイル」MYSAP_MATMAS01_receive_request.xsdを展開します。

  13. 使用可能なスキーマを選択します(「MATMAS01」など)。

  14. 「OK」をクリックします。

    図7-150に示すように、「メッセージ」ページに戻ります。

    図7-150 「メッセージ」ページ

    「メッセージ」ペイン
    「図7-150 「メッセージ」ページ」の説明

  15. 「Next」をクリックします。

    図7-151に示すように、「終了」ページが表示されます。

    図7-151 「終了」ページ

    「終了」ペイン
    「図7-151 「終了」ページ」の説明

  16. 「終了」をクリックします。

    図7-152に示すように、「外部参照」ペインでファイル・アダプタ・サービスが作成されます。

    図7-152 ファイル・アダプタ・サービス

    ファイル・アダプタ・サービス
    「図7-152 ファイル・アダプタ・サービス」の説明

  17. BPMNプロセス・コンポーネントをダブルクリックします。

    図7-153に示すように、BPMNプロセスが表示されます。

    図7-153 BPMNプロセス

    BPMNプロセス
    「図7-153 BPMNプロセス」の説明

  18. 「アクティビティ」アイコンをクリックします。

  19. 図7-154に示すように、「開始」と「終了」イベント・コンポーネント間の伝送路に「アクティビティ」アイコンをドロップします。

    図7-154 「アクティビティ」アイコン

    「アクティビティ」アイコン
    「図7-154 「アクティビティ」アイコン」の説明

    図7-155に示すように、「プロパティ - アクティビティ」ダイアログが表示されます。

    図7-155 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ

    「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ
    「図7-155 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ」の説明

  20. 図7-156に示すように、「実装」タブをクリックします。

    図7-156 「実装」タブ

    「実装」タブ
    「図7-156 「実装」タブ」の説明

  21. 図7-157に示すように、「実装タイプ」リストから「サービス・タスク」を選択します。

    図7-157 サービス・タスク

    「実装タイプ」リスト
    「図7-157 サービス・タスク」の説明

  22. 「実装」リストから「サービス・コール」を選択します。

  23. 図7-158に示すように、「名前」フィールドの右の「参照」アイコンをクリックします。

    図7-158 「参照」アイコン

    「参照」アイコン
    「図7-158 「参照」アイコン」の説明

    図7-159に示すように、「タイプ」ダイアログが表示されます。

    図7-159 「タイプ」ダイアログ

    「タイプ」ダイアログ
    「図7-159 「タイプ」ダイアログ」の説明

  24. 作成された書込み操作用のサービスを選択し、「OK」をクリックします。

    図7-160に示すように、「プロパティ - アクティビティ」ダイアログに戻ります。

    図7-160 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ

    「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ
    「図7-160 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ」の説明

  25. 「データ・アソシエーション」の下の「変換の使用」オプションを選択します。

  26. 「XSL変換の編集」アイコンをクリックします。

    図7-161に示すように、「変換」ダイアログが表示されます。

    図7-161 「変換」ダイアログ

    「変換」ダイアログ
    「図7-161 「変換」ダイアログ」の説明

  27. 「プラス」アイコンをクリックします。

    図7-162に示すように、「変換」ダイアログが表示されます。

    図7-162 「変換」ダイアログ

    「変換」ダイアログ
    「図7-162 「変換」ダイアログ」の説明

  28. 「ソース」リストから作成された「matmas_inbound」データ・オブジェクトを選択します。

  29. 「プラス」アイコンをクリックすると、「matmas_inbound」データ・オブジェクトが「選択された要素」領域に追加されます。

    図7-163 「ターゲット」のデフォルト値

    「変換」ダイアログ
    「図7-163 「ターゲット」のデフォルト値」の説明

  30. 図7-163に示すように、「ターゲット」リストで選択されたデフォルト値を受け入れます。

    図7-164 変換作成フィールド

    「変換」ダイアログ
    「図7-164 変換作成フィールド」の説明

  31. 図7-164に示すように、「作成」フィールドに名前(たとえば「mat」)を入力して、「OK」をクリックします。

    図7-165に示すように、「変換」ダイアログに戻ります。

    図7-165 「変換」ダイアログ

    「変換」ダイアログ
    「図7-165 「変換」ダイアログ」の説明

  32. 「OK」をクリックします。

    図7-166に示すように、「プロパティ - アクティビティ」ダイアログに戻ります。

    図7-166 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ

    「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ
    「図7-166 「プロパティ - アクティビティ」ダイアログ」の説明

  33. 「OK」をクリックします。

    図7-167に示すように、「mat.xsl」タブが表示されます。

    図7-167 「Mat.xsl」タブ

    「mat.xsl」タブ
    「図7-167 「Mat.xsl」タブ」の説明

  34. ソース要素とターゲット要素を自動マップします。

    図7-168に示すように、「自動マップ・プリファレンス」ダイアログが表示されます。

    図7-168 「自動マップ・プリファレンス」ダイアログ

    「自動マップ・プリファレンス」ダイアログ
    「図7-168 「自動マップ・プリファレンス」ダイアログ」の説明

  35. デフォルト値を受け入れ、「OK」をクリックします。

    図7-169に示すように、トランスフォーメーションが完成します。

    図7-169 完成したトランスフォーメーション

    完了したトランスフォーメーション
    「図7-169 完成したトランスフォーメーション」の説明

  36. トランスフォーメーションを保存します。

  37. 図7-170に示すように、「プロセス」ワークスペース領域に戻ります。

    図7-170 「プロセス」ワークスペース領域

    「プロセス」ワークスペース領域
    「図7-170 「プロセス」ワークスペース領域」の説明

    「Start」イベント・コンポーネント間に「ServiceTask」が作成されます。

  38. プロセスを保存し、「composite.xml」をダブルクリックします。

  39. メニュー・バーで「すべて保存」アイコンをクリックし、構成された新規のインバウンドBPMプロセス・コンポーネントを保存します。

    以上でインバウンドBPMプロセスをデプロイする準備が整いました。「BPELインバウンド・プロセスのデプロイメント」の手順に従ってプロセスをデプロイすることができます。SAP R/3でイベントをトリガーする方法の詳細は、「SAP R/3でのイベントのトリガー」を参照してください。